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{{Otheruses|チーム医療の概念|[[会社]]|チーム医療 (出版社)}}
{{出典の明記|date=2011年5月}}
'''チーム医療'''(チームいりょう)とは、医療環境で互いに対等に連携して[[治療]]や[[ケア手当て]]に当たることで[[患者]]中心の[[医療]]を実現しようというものである。2010年の厚生労働省による「チーム医療の推進に関する検討会」以降、[[コ・メディカル]]の活用を促進するような仕組みも作られている。危険性の高い医薬品の説明や副作用の確認を行った際の通称[[ハイリスク薬]]加算といったものである<ref>{{cite report|author=日本病院薬剤師会|title=ハイリスク薬に関する業務ガイドライン指針(Ver.2.1)|publisher=日本病院薬剤師会 |date=2013-02-09|url=http://www.jshp.or.jp/cont/13/0327-1.pdf|format=pdf|accessdate=2014-05-22}}</ref>。
 
従来は[[医師]]が中心となって医療業務を形成していたが、従来の医療モデルの欠点の克服のために、医師の下につくのではなく、それぞれの医療従事者が互いにフィードバック意見交換しながら医療を行うという、最善の医療を施すための考え方である。2001年の日本がん治療学会の学術総会でチーム医療のシンポジウム学会が行われ、徐々にこの考え方は各分野へと浸透してきた。
 
近年は病院だけでなく、地域医療においてもチーム医療を実践する動きがある<ref>薬剤師国家試験対策参考書 青本9 実務 改訂第5版 薬学ゼミナール編p35</ref>。