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1989年3月10日を以って、急行「[[スーパーはくと#みささ|みささ]]」・「[[スーパーはくと#みまさか|みまさか]]」が廃止されて以来、当路線に別途料金が必要な列車は運転されていない。
 
かつては[[芸備線]]と一体のダイヤが組まれ、1930年代から1940年代には大阪駅<ref>{{PDFlink|[http://www.city.miyoshi.hiroshima.jp/data/open/cnt/3/10652/1/geibisennorekisi.pdf?20180315143642 芸備線の歴史]}} - 三次市</ref>)-、1960年代には姫路駅 - と[[広島駅]]の間を津山駅 - 新見駅 - [[備後落合駅]] - [[三次駅]] - [[広島駅]]間を経由で通しで運転する列車が設定されていた<ref>『時刻表 完全復刻版 1964年10月号』JTBパブリッシング、2019年、pp.180-182</ref>ことがあったが、2020年3月時点のダイヤでは姫新線の全線を通して運転される列車はなく<ref group="注釈">姫路駅 - 新見駅間を直通する普通列車は山陽本線・[[伯備線]]経由なら朝に姫路発新見行きが1本ある。逆の新見発姫路行きはない。</ref>、運転系統はおおむね姫路駅 - 佐用駅・上月駅間、佐用駅 - 津山駅間、津山駅 - 新見駅間の3つに分かれている。各区間をまたがる列車として佐用発新見行きがある一方、姫路駅 - 佐用駅・上月駅間の系統で播磨新宮駅で乗り換えが必要な列車もある。各区間で[[ワンマン運転]]が行われている。
 
2020年3月14日改正時点のダイヤ<ref name="jtbtt202003>JTBパブリッシング 『JTB時刻表』2020年73月号</ref>では、姫路駅 - 播磨新宮駅間で日中1時間に2本、播磨新宮駅 - 佐用駅間(一部は上月駅発着)は1 - 2時間に1本運行されている。朝夕を中心に車両基地「姫路鉄道部」(余部駅 - 太市駅間に立地)への出入りを兼ねた姫路駅 - 余部駅間の系統も設定されている。
 
後述の高速化事業の完成により、2010年3月13日のダイヤ改正から2年間のみ試験的に増発された。2001年3月3日のダイヤ改正以前までは姫路駅 - 佐用駅間は1時間に1本程度の運転であったため、結局は当時の水準まで列車本数が戻った形である。2010年3月12日までは姫路駅 - 播磨新宮駅間でおおよそ1時間に1本程度(姫路駅 - 本竜野駅間は2本)、播磨新宮駅 - 佐用駅間は2時間に1本程度であった。また、朝の姫路行きに1本だけ、本竜野駅 - 姫路駅間ノンストップの列車が運転されていた。この列車は、『JR時刻表』などでは通過駅のある普通列車として扱われており、方向幕にも「快速」表記はなかったが、実際の駅掲示時刻表を含めた駅での案内は快速列車として扱われていた。試験増発が終了した2012年3月17日のダイヤ改正で、姫路駅 - 播磨新宮駅間の本数はほぼ据え置かれたが、播磨新宮駅 - 佐用駅間では1 - 2時間間隔に見直された。姫路駅 - 播磨新宮駅間は最大4両(平日最終など)、佐用駅・上月駅を発着する列車は1両(単行)あるいは2両編成である。国鉄時代は姫路駅の最終は23時20分ごろであり、その後2001年3月2日までは23時台後半(終着駅の播磨新宮駅到着は日付を跨ぐ)であった。
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== 使用車両 ==
全線非電化のため、全て[[気動車]]で運転されている。
* [[JR西日本キハ127系気動車|キハ122・127系]]:姫路駅 - 上月駅の高速化事業のためにキハ40・47形に代わって投入された新型車両で、同区間で運用されている<ref name="railj20120718">鉄道ファン2012年7月号「JR車両ファイル2012」p.18 </ref>。車体には、姫新線色である「赤とんぼ」をイメージした朱色の帯が施されている。
* [[JR西日本キハ120形気動車|キハ120形]]:佐用駅 - 新見駅で運用されている<ref name="railj20120718" />。[[機関 (機械)|エンジン]]の大出力化や[[列車便所|トイレ]]の増設などの改修がされている。
* [[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ40形・キハ47形]]:[[岡山気動車区]]のワンマン対応車両が、津山駅 - 新見駅で運用されている。キハ40形は主に津山 - [[中国勝山駅|中国勝山]]の区間列車に使用されているが、キハ47形は津山発中国勝山行きの最終列車と、翌朝の中国勝山発新見行きの始発列車と、その折り返しの津山行きのみの運用である。
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File:JRwest Kiha127.jpg|主に姫路周辺で運用される、キハ127系
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* [[1987年]](昭和62年)4月1日:[[国鉄分割民営化]]により西日本旅客鉄道が承継。全線の貨物営業が廃止。
* [[1989年]]([[平成]]元年)
** [[3月11日]]:急行「みささ」「みまさか」が廃止され、姫路駅 - 津山駅間の快速に変更。これにより、姫新線から優等列車が消滅。
** [[11月1日]]:佐用駅 - 新見駅間の一部列車でワンマン運転開始<ref name="kotsu_2011">ジェー・アール・アール編『JR気動車客車編成表 2011』[[交通新聞社]]、2011年。ISBN 978-4-330-22011-6。</ref>。
* [[1990年]](平成2年)6月1日:上月駅(構内除く)- 新見駅(構内除く)間が岡山支社から[[津山鉄道部]]の直轄になる<ref name="data_2001">『データで見るJR西日本 2001』西日本旅客鉄道</ref>。
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== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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