「ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密」の版間の差分

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早速、列車でモロッコに向かうルパンだが、途中で銭形警部が仕掛けた「ルパン逮捕作戦」にハメられて警官隊に取り囲まれてしまう。だがそこへ、特殊暗殺部隊を率いて[[忍者]][[傭兵]]の貞千代が乗り込んで車内は大混乱に陥る。銭形と、五ェ門と同門だったオカマの殺し屋貞千代の追撃をかわして逃亡に成功したルパンは、ようやくモロッコに到着する。
 
そのモロッコでは、かつてのイギリス占領政策を背景に街の実権を握るイゴ族と、奪われた自治の復活を求めるゲルト族が対立していた。100年以上の長きにわたってゲルト族に受け継がれてきた、民族の悲願が息づく街角でルパンの前に現れたのは、地道に抵抗運動を続けるゲルト族の少女ララ、そして峰不二子であった。不二子はルパンをベッドに誘いモロッコに来た理由を聞き出そうとする。そこへ貞千代が襲いかかるも、ベッドに残っていたのは行為の最中だった為全裸にシーツ1枚というあられもない姿の不二子だけであった。次元と合流したルパンは、傭兵だった頃の若きドルーネがゲルト族の踊り子ローレと恋に落ちてゲルト族のために戦った英雄だということや、預かったトワイライトにはもうひとつ対となるダイヤと合わせて鍵になることを知る。一方、モロッコ警察署には、ルパンを追って銭形だけでなくICPOの新任本部長であるジャンまでが来訪していた。
 
ホテルに置き去りにされた翌日、ルパンを探しだす為に街を探索する不二子だったが、明らかにゲルト族では考えられない露出度の高い服装と抜群のスタイルで悪目立ちしてしまっていた。露店にルパンにそっくりな肖像画があるのを見て驚いていた所、そこへ突如として現れたゲルト族の長老からある調査を依頼される。
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ルパンを執拗に付け狙う貞千代は、ララを人質にしてルパンを追い詰める。だが、同門の恥さらしである貞千代を追ってきた五ェ門の参戦で窮地を脱する。銭形の目をごまかしながらルパンが集めた情報は、ゲルト族の抵抗運動が「長老を支持する一派」と「長老の息子ガルが大司教として結成した新興結社」の2つに分裂しているというものだった。そして、ガルの留学先の大学ではジャンが助教授だったことも発覚。
 
一方、長老から受けた依頼とルパンと交換した情報を頼りに調査を続けていた不二子は新興結社達の潜むアジトに潜入するが、そこでガルによって尋問を受けていた長老の部下達が射殺されるところを目撃する。潜入を続けようとするも、異変に感づいた貞千代によって運悪く捕えられてしまう。挑発的な態度を崩さない不二子だが、貞千代の鞭によって徐々に衣服を剥がされてしまう。最後の手段として色仕掛けによる交渉術を行うも冷酷なガルには通じず、ルパンの持つトワイライトについて聞き出そうとする貞千代の拷問を受けるのだった
 
警察とイゴ族の追跡を逃れて、[[ラクダ]]に乗って砂漠へ脱出したルパンとララは底なし[[流砂]]に飲まれて絶体絶命の危機となったが、砂漠のオアシスで長老一派に助け出された。ルパンは、月下で水浴しているララの胸に、トワイライトと瓜二つのダイヤモンドが輝いていることに気付く。ララ本人も知らなかったが、彼女はゲルト王族の血筋である踊り子ローレの孫、すなわちドルーネの孫娘であった。
 
長老たちと共にルパンとララは、ゲルト族の遺跡に赴く。そこに、結社の大司教ガルが貞千代や手勢を引き連れて現れるが、大司教の正体はガルを殺害し彼に成り代わっていたICPO本部長のジャンであることを見破っていた。貞千代によって拷問を受けた不二子は痛めつけられながら下着姿でアジトに縄で吊し上げられるという辱めを受けていたが、そこへアジトを探し当てた五右衛門に救出される。隠れゲルトのブルトカリー巡査の助力で独自にルパンを追ってきた銭形も遺跡に集結。次元、五右衛門、不二子を含めたルパンファミリーと銭形とゲルト族は激闘の末に、ジャンと貞千代を倒し、結社を壊滅させた。
貞千代によって拷問を受けた不二子は痛めつけられながらボトムスのホットパンツまでも鞭で剥がされてしまい、下着として履いていたTバックショーツだけ残された状態でアジトに縄で吊し上げられるという辱めを受けていたが、そこへアジトを探し当てた五右衛門が救出に現れる。
縄で吊るされているせいで強調された乳房とTバックショーツが食い込んでお尻まで丸見えな格好になってしまっている不二子を見てしばらく動けなくなってしまっていた五右衛門だったが、どうにか救出に成功する。
隠れゲルトのブルトカリー巡査の助力で独自にルパンを追ってきた銭形も遺跡に集結。次元、五右衛門、不二子を含めたルパンファミリーと銭形とゲルト族は激闘の末に、ジャンと貞千代を倒し、結社を壊滅させた。
 
全てが終わり、2つのトワイライトを手にしたルパンたちは、遺跡の中で「ゲルト族の隠し財産」を発見。ゲルト族の再興を目指すララから、片方のトワイライトだけを預けられたルパンは、ドルーネに事件の顛末と孫娘の無事を報告する。涙を流して礼を言うドルーネは、一人前の男として認めてルパンを名前で呼ぶのだった。
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: 拷問を「大好き」と評する等、冷酷非道な性格の持ち主で、コミカルな面も覗かせつつも、殺し屋としての実力は本物。
: 普段は電磁鞭を武器に使うが、本来の戦闘スタイルは腰に差した[[脇差]](斬鉄剣と同じ素材で出来ている<ref name="twitter">[https://mobile.twitter.com/hide7_7/status/1197347842072793088 三井のツイートより(2019年11月21日)] - [[Twitter]]</ref>)による剣術で、五ェ門と対等に斬り合える程の腕前。現在はゲルト復興を図る結社に雇われており、実行部隊の指揮官を務める。
: 序盤よりルパンの命を執拗に狙う。ララを人質にとってルパンを追い詰めたが、貞千代自身も剣術の宗派を裏切ったことで五ェ門に狙われていた。本人はそのことに関心が無く、自らの目的の邪魔をする五ェ門に「馬鹿」と言っていた。その後、アジトに潜入してきた不二子を捕らえ、大司教の命令により嬉々として拷問を行う。鞭を使って少しずつ衣服を破ることにこだわり、最終的にTバックショーツ以外の衣類を全て破り全裸の不二子を縄で吊るし上げにした。
: ゲルトの遺跡での五ェ門との戦いでは、脇差で斬鉄剣を根元から叩き折って止めを刺そうとしたが、[[真剣白刃取り]]で受け止められる。直後に、折れて宙を舞った斬鉄剣の刀身が背後に刺さって「五ェ門の、馬鹿野郎…」と言い残し死亡。(図らずも)貞千代を死なせてしまった五ェ門は「許せ…」と詫びた。
: 名前の由来は、本作の[[ブレーンストーミング]]で泊まり込み合宿をした浅草にある温泉旅館の名前から<ref name="twitter" />。