「パワー・ナイン」の版間の差分

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:Black Lotusはコレクションにおいても最も有名なカードである。通常のカードの中では最も高価であり、アルファ版であれば、状態によって500万円から1000万円以上、白枠の状態の悪いものですら100万円を超えるときもある。
:そのカードパワーと美麗なイラストから、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック:ザ・ギャザリング]]を代表するカードの1枚とされ、パワー9筆頭とも扱われる。
:なお、一般に「Lotus」と呼称される花卉としては[[ハス]]・[[ヨザキスイレン|スイレン]]の二科が挙げられるが、[[2020年]]現在、両者ともにまだ完全に漆黒の花を咲かせる品種は誕生していない。
;Moxシリーズ
:マナを使用せずに場に出すことが出来、タップ(縦に置かれたカードを横向きにする)によりマナを発生させるカード。続く宝石名は、発生するマナの色を示す。
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Black Lotus の修正版は多く作られている。しかし、そのうちのいくつかは Black Lotus 同様強力なため使用が制限されている。
 
最初に作られたカードはミラージュの「ライオンの瞳のダイアモンド」である。このカードはマナを発生させるためにこのカードだけではなく全ての手札も捨てなければならない。時代が経つに連れて「手札を捨てること」がメリットとなる場合カードやデッキが増えてきた上、0マナアーティファクトあることを活用しながらドロー呪文が解決される前に「ライオンの瞳のダイアモンド」の効果を使用する「ロング・デック」デッキの出現が決定打となって[[2004年]]1月1日より「タイプ1」フォーマット→同年9月20日より発展移行した[[ヴィンテージ (マジック:ザ・ギャザリング)|ヴィンテージ]]フォーマット下制限され指定を受けている<ref>ただし他のフォーマットでは規制されていない。</ref>。
 
テンペストで登場した「水蓮の花びら」は、コストなどは変わっていないが発生するマナが1つに減らされている。しかし、これでも速攻デッキで使う分には十分に強く、制限カードや禁止カードに指定されている。
 
その後もコストが2マナになり場に出ていたターン数だけマナを発生する「水蓮の花」(ウルザズサーガ)、恒久的な使用が可能になった代わりにコストが5マナになった「金粉の水蓮」(ミラディン)、コストや能力は変わらないが通常の手段で唱えた場合は戦場に出てくるまでに3ターン待たなければならない「睡蓮の花」(時のらせん)、4マナとなり伝説のカードとなり更にタップインになったものの恒久的に使用でき指定した色の信心分のマナが出る「ニクスの睡蓮」(テーロス還魂記)などのカードが作られている。
 
しかし、このように能力を大きく下方修正されたカードでもなお第一線級の活躍をしたものがあり、Black Lotusの強さの証左となっている。
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===Ancestral Recall===
カードを引く呪文はこのカードの後も多く作られたが、単体で唱えた場合にマナ・コストより多くを上回る枚数のカードを引けるカード呪文ほとんど特定条件を満たさなければ存在しないよう意識的な調整が施されている
 
コストが青マナだけのカードには「ミューズの囁き」(テンペスト)・「祖先の幻視」(時のらせん)・「分かち合う発見」(エルドラージ覚醒)等がある。前者「ミューズの囁き」は引けるカードが1枚になったが追加コストを払えば再利用できる。後者「祖先の幻視」は Ancestral Recall 同様3枚のカードを引けるが、ソーサリーとなった上、普通の手段で唱えた場合は「待機して3」キーワードにより4ターンを経過しないとカードを引くことが出来ない。「分かち合う発見」(エルドラージ覚醒)は追加コストとしてコントロールしているクリーチャー4体をタップする必要があり、さらにインスタントからソーサリーに変化・自分のドローしか出来ない等制約が増えたものの、やはり青マナ一つで3枚ドローすることができる。「彼方の映像」(基本セット2012)は1マナインスタントであり通常は1枚しか引けないが、いずれかの墓地に20枚以上カードがある場合はAncestral Recallと同じく3枚引くことができる。
 
コストが青マナだけのカードには「ミューズの囁き」(テンペスト)・「祖先の幻視」(時のらせん)がある。前者は引けるカードが1枚になったが追加コストを払えば再利用できる。後者は Ancestral Recall 同様3枚のカードを引けるが、待機して3ターンを経過しないとカードを引くことが出来ない。「彼方の映像」(基本セット2012)は1マナインスタントであり通常は1枚しか引けないが、いずれかの墓地に20枚以上カードがある場合はAncestral Recallと同じく3枚引くことができる。
 
基本セット2011では効果は同じでコストが5倍になった「ジェイスの創意」が、ラヴニカの献身ではその上位互換の「予知覚」が登場した。
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10枚目のカードの候補として上がるカードはいくつかあるが、Library of Alexandria([[アラビアンナイト (マジック:ザ・ギャザリング)|アラビアンナイト]])など初期のカードが上がることが多い。
 
その内には、「Mana Crypt」(プロモーション他)、「陥没孔」(アンリミテッド他)、「太陽の指輪」(アンリミテッド~リバイズド他)、「Wheel of Fortune」(アンリミテッド~リバイズド)、「黒の万力」(アンリミテッド~4th)、「天秤」(アンリミテッド~4th)、「土地税」(アンリミテッド~4th)、「Shahrazad」(アラビアン・ナイト)、「Eureka」(レジェンド)、「トーラックへの讃歌」(フォールン・エンパイア他)、「Zuran Orb」(アイス・エイジ他)、「閃光」(ミラージュ)等、パワー9と同等か、あるいはより強力と目されることもあるカードも相応数存在する。
ちなみにパワー9よりも強力なカードは一部存在する。
 
プレイヤーが単にお気に入りのカードを10枚目のカードとすることもある。