「リテール」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎インターネットの影響: メリットとして箇条書きに変更
 
10行目:
古くからある商慣習では、製造会社が直接一般消費者に向けて販売するということは通常行われず、卸売業者・[[代理店]]・ディストリビューターといった業者に出荷され、次にそれらから小売店に出荷されて一般消費者の手に届くようになっていた。商品や業界によっては、小売店に並ぶ前に複数の業者を経由することもよくあった。
 
この方法では、製造会社にとって
この方法では、製造会社が直接的に販売の作業に従事しなくてよく、[[生産計画]]に応じた量を製造して、できた製品をまとめて卸売業者に引き渡しさえすれば、基本的にはその代金が回収されることであった。しかし一般消費者や小売店(特に[[中小企業|零細]]な)の側から見ると、卸売業者を経る際に上乗せされる中間[[マージン]]がリテールにおける販売価格にのしかかるという都合の悪い面があった。
 
* 直接的に販売の作業に従事しなくてよい。
* [[生産計画]]に応じた量を製造して、できた製品をまとめて卸売業者に引き渡しさえすれば、基本的にはその代金が回収される。
 
この方法では、製造会社が直接的に販売の作業に従事しなくてよく、[[生産計画]]に応じた量を製造して、できた製品をまめて卸売業者に引き渡しさえすれば、基本的にはその代金いうメリット回収されることであった。しかし一般消費者や小売店(特に[[中小企業|零細]]な)の側から見ると、卸売業者を経る際に上乗せされる中間[[マージン]]がリテールにおける販売価格にのしかかるという都合の悪い面があった。
 
[[インターネット]]が普及する以前から、製造業者自らリテールを行うことは少ないながら存在したが、インターネットの普及により、一般消費者向け製品を作る業者がむしろ積極的にリテールを行うことが急速に広まった。