「魔法少女」の版間の差分
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これらは『[[メリー・ポピンズ]]』系の[[エブリデイ・マジック]]の[[ホームコメディ]]だったが、時代が下ると悪との戦いのために力を使う『[[美少女戦士セーラームーン (テレビアニメ)|美少女戦士セーラームーン]]』(1992年-1997年)のような華麗な衣装を着た姿になって戦う'''戦闘美少女'''(バトルヒロイン)が現れた。これは『[[東映不思議コメディーシリーズ]]』の美少女シリーズ(1989年-1993年)や、男児向けである『[[スーパー戦隊シリーズ]]』などをもとにした変身ヒロインと格闘モノのハイブリッドであり、『[[プリキュアシリーズ]]』(2004年-)などその境界は曖昧になってきている。
また、80〜90年代に入ると[[美少女]]アニメ・[[ロリコン]]アニメとして魔法少女ものを好む[[アニメオタク]]が増加したため、『[[ななこSOS]]』(1980年-1983年)を始まりに男性・成年をターゲットにした作品が現れており、
=== 魔法少女の要素 ===
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=== マスコットの存在 ===
魔法少女は人語を解する不思議なマスコットキャラクターをお供にすることが多い。これは『さるとびエッちゃん』(アニメは1971年)の[[大阪弁]]を喋る[[犬]]「ブク」に始まり、『[[魔法使いチャッピー]]』(1972年)の自動車を操る{{efn2|エンディングで「車はA級ライセンス」と誇らしげに歌っている。}}[[パンダ]]「ドンちゃん」など1匹の、「空モモ」こと『魔法のプリンセスミンキーモモ』以来、魔法少女は複数のマスコット(『ミンキーモモ』の場合「モチャ」「ピピル」「シンドブック」)をお供にする場合が増えた。感情に基づいて行動する魔法少女が感情に基づいて行動するのに対し、マスコットは理性の役割をし、彼女たちをたしなめ諭そうとする。両者はしばしば喧嘩するが、魔法少女は助言から学ぶことで感情を制する術を身につけていき、マスコットの側も感情から出た行動が困難であっても正しい道に通じることを理解していく。ここで重要なのは、ほとんどのマスコットが男性であることである(複数マスコットの場合は必ず男性が含まれるが、『[[美少女戦士セーラームーン]]』の「ルナ」など例外もある{{efn2|後に男性の「アルテミス」が加わったが、彼は主人公の「セーラームーン」ではなく、脇役の「セーラーヴィーナス」専属であった。しかし、「セーラーヴィーナス」と「アルテミス」は本作の前日譚に当たる『[[コードネームはセーラーV]]』の主人公とパートナーではあった(これには彼らが仲間として参加したのが、本作中盤との事情もある)。}})。
また、1990年代の『美少女戦士セーラームーン』以降、「バトル」をメインとした(またはバトル要素も含む)魔法少女も確立された。『[[スーパードール★リカちゃん]]』(1998年-1999年)のように主人公が戦わず、マスコットである「ドールナイツ」が代わりに戦う作品や、『[[魔法騎士レイアース]]』(1993年-1996年)のように[[巨大ロボット]]が登場して戦う作品もある。
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[[2001年]]には星国から王子を探しに地球に向かい、星力を通じて地球人と交流を深めていく『[[Cosmic Baton Girl コメットさん☆]]』が制作され、2003年には[[安野モヨコ]]が恋愛と冒険をテーマにして『[[シュガシュガルーン]]』を執筆し、[[2005年]]には[[アニメ化]]されるなど、王道かつ古典的な魔法少女の作品が続いた。
また、[[丸川トモヒロ]]の[[SFマンガ]]『[[成恵の世界]]』(1999年-[[2013年]])から、劇中作のスピンオフ『[[魔砲少女四号ちゃん]]』([[2000年]]-)は魔法ならぬ、魔力を用いる[[重火器]]、'''魔砲'''を用いた戦いを描いたバトル物で、後に同様な魔力的火器を用いる魔砲使いが登場した『[[ストライクウィッチーズ]]』や『[[魔法少女
なお、動物のDNAを詰め込まれた高校生のカフェ店員たちがエイリアンと戦う『[[東京ミュウミュウ]]』(2002年-2003年)、人間に変身した人魚の王女たちが歌の力で戦う『[[マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ]]』(2003年-[[2004年]])、男児向け作品のような肉弾戦に力を入れてロングランヒットとなった『[[プリキュアシリーズ]]』(2004年-)等、1990年代の戦闘美少女系魔法少女の流れを受け継いだ作品も多数制作されている。
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ダークファンタジーの要素が強い『[[魔法少女隊アルス]]』(2004年)や双子の王女の楽しい冒険を描いた『[[ふしぎ星の☆ふたご姫]]』(2005年)、『プリキュアシリーズ』で初めて古典的な魔法少女らしい魔法使いの要素を組み込んだ『[[魔法つかいプリキュア!]]』([[2016年]])などのように魔法の世界を舞台にした女児向け作品も存在する。また、ゲーム原作の『[[オシャレ魔女♥ラブandベリー]]』(ゲーム2004年、アニメ[[2007年]])、[[プリティーリズム]]([[2011年]]) 、[[アイカツ]]([[2012年]])、[[プリパラ]]([[2014年]]) が大ヒットした。
魔法少女ものの本流ではないが、この時期には魔法少女のフォーマットを利用した男性向けアニメが次々と現れた。毒のある描写を盛り込んだ『[[ぷにぷに☆ぽえみぃ]]』([[2001年]])、『[[ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて]]』(2002年)をはじめとする[[邪道魔法少女]]三部作、軍事・政治・[[英語]]の[[卑語]]などの際どいギャグを盛り込んだ[[ヒライユキオ]]の『[[魔法の海兵隊員ぴくせる☆まりたん]]』(2005年)、アニメより規制の緩い小説という媒体を利用した[[ミステリ]]要素のある『[[新本格魔法少女りすか]]』(2004年)、[[少年漫画]]的な要素を強く出した『[[魔法少女リリカルなのはシリーズ]]』(2004年-)、ミリタリー系少女バトルの先駆にもなった『ストライクウィッチーズ』(2007年)、自動車産業である[[スバル]]のプロモーションのために製作された『[[放課後のプレアデス]]』(2011年
=== 日本以外 ===
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