「三浦周行」の版間の差分

'''三浦 周行'''（みうら ひろゆき、[[1871年]][[7月21日]]（[[明治]]4年[[6月4日 (旧暦)|6月4日]]<ref name="kobata">{{harvnb|小葉田淳|1993}}</ref>） - [[1931年]]（[[昭和]]6年）[[9月6日]]<ref name="kobata"/><ref>[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2957880/5 『官報』第1412号、昭和6年9月11日、p.289]</ref>）は、[[日本]]の[[歴史学者]]・[[法制史]]の研究者。[[博士（文学）|文学博士]]<ref>1909年10月18日授与（[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2951249/12 『官報』第7899号、明治42年10月21日、p.593.]、[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2951248/5 『官報』第7898号、明治42年10月20日、p.546.]）</ref>。[[京都大学|京都帝国大学]][[名誉教授]]<ref>[https://kotobank.jp/word/%E4%B8%89%E6%B5%A6%20%E5%91%A8%E8%A1%8C-1655634 三浦 周行とは - コトバンク]</ref>。第10回[[帝国学士院恩賜賞]]の受賞者。文格院殿嵩山周行居士。

[[出雲国]]島根郡内中原町（現在の：[[島根県]][[松江市]]）に、三浦正祐の長男として生まれた。幼名は禄之助。[[元服]]し、周行と称した。読みは「ひろゆき」だが、学者としては「しゅうこう」と呼ばれることもある。

[[1907年]]に京都帝国大学文科大学講師となり、[[1909年]]に教授<ref name="30th">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1118809/149 京都帝国大学文学部編『京都帝国大学文学部三十周年史』京都帝国大学文学部、1935年、p.260]</ref>。以後、[[近畿地方]]を中心とする各地の寺社・旧家の古文書、古記録の調査、収集を行い、市史や地域史の編纂にも携わり、『鎌倉時代史』、『歴史と人物』（[[1916年]]）、『法制史の研究』（[[1919年]]）、『国史上の社会問題』（[[1920年]]）、『続法制史の研究』（[[1925年]]）、『日本史の研究』1・2・新輯（[[1922年]]、[[1930年]]、[[1982年]]）をその代表作とする<ref>{{WAP |pid=10302604|url=https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/japanese_history/jh-ayumi/ |title=日本史研究室の歩み(京都大学大学院文学研究科・文学部) |date=2017-02-05}}</ref>。

*{{Cite Journal|和書 |author=署名なし |title=三浦周行先生略歴 |journal=歴史と地理（[[史学地理学同攷会]]編） |volume=28 |issue=4 |year=1931 |pages=301-302 |ncid=AN00404572 |publisher=[[星野書店]] |ref=harv}}

*{{Cite book|和書 |author=[[小葉田淳]] |chapter=三浦周行先生 |title=史林談叢 史学研究60年の回想 |publisher=[[臨川書店]] |year=1993 |pages=146-153 |ref=harv}}