「リグニン」の版間の差分

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例えば、[[三重大学]]が72%[[硫酸]]中[[フェノール]]溶液での[[加水分解]]や、[[明治大学]]が[[水]]のみによる高温高圧での加水分解の手法で低分子化したリグニンの可溶化による、リグニンの再利用方法を開発している。
 
2020年8月、[[住友ベークライト]]は、植物由来のリグニンを活用した固形ノボラック型[[フェノール]]樹脂]]の量産化に成功し、熱硬化性の環境対応プラスチックとして量産提供を推進する旨を発表した<ref>住友ベークライト株式会社、[https://www.sumibe.co.jp/topics/2020/hpp/0828_01/index.html 植物由来のフェノール樹脂(リグニン変性フェノール樹脂)を開発]、2022年10月9日閲覧</ref>。
 
[[ウイスキー]]を熟成するための樽は、内面を焦がしてから利用するが、その際に炭化させる具合を軽くして焼き仕上げると、リグニンの影響で甘い香りがするウイスキーができる。