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{{出典の明記|date=20112020年6月}}
'''分子間力'''(ぶんしかんりょく、{{lang-en-short|intermolecular force}})は、[[分子]]同士や[[高分子]]内の離れた部分の間に働く[[電磁気学]]的な[[力 (物理学)|力]]である。
==分類==
力の強い順に並べると、次のようになる。
 
* [[イオン間相互作用]]
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* [[ファンデルワールス力]]
 
これらの力はいずれも[[静電相互作用]]に基づく引力である。イオン間相互作用、水素結合、双極子相互作用は永続的な陽と陰との電気双極子により生じるが、ファンデルワールス力は電荷の誘導や[[量子力学]]的な揺らぎによって生じた一時的な電気双極子により生じる。永続的な電荷により引き起こされる引力や斥力は古典的な[[クーロンの法則]]で示されるように距離の逆二乗と[[電荷]]の量により決定づけられる。前3者の相互作用の違いはおもに関与する電荷量の違いであり、イオン間相互作用は、整数量の電荷が関与するため最も強い。水素結合は電荷の一部だけが関与するため、1ケタ弱い。双極子相互作用はさらに小さな電荷によるため、さらに1ケタ弱い。
 
非常におおざっぱに捉えると、力の大きさは以下のようになるだろう。