「定量的構造活性相関」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Addbot (会話 | 投稿記録)
m ボット: 言語間リンク 11 件をウィキデータ上の d:q766383 に転記
6行目:
方法としては、化合物の[[疎水性]]、対象とする化合物の構造を表現する数量(幾何学的構造を表す記述子、[[HOMO]]や[[LUMO]]([[フロンティア軌道理論]]参照)の[[エネルギー]]、あるいは[[ハメットの置換基定数]]、[[電気陰性度]]といった電子的記述子など)を抽出し、構造的に類似する一連の物質に関してこれら数量と活性との関係を[[統計学]]的に([[回帰分析]]などを用い)検討する。
 
なお、記述子としては化合物に関するパラメタを使用しているが、基本的には[[生物学的標的|薬物標的]]分子と化合物との相互作用を前提とした手法であり、実際に定量的構造活性相関研究の結果から薬物標的-化合物間の相互作用様式を推定するといった使用法もしばしば見られる。
 
[[計算化学]]の一部門であり、方法的には[[計算機化学]]ということができる。