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{{出典の明記|date=2009年7月}}
'''床スラブ''' (slab) は、[[建築]]では、[[]][[構造]]をつくり、面に垂直な[[荷重]]を支える板である。[[コンクリート]]でつくられているものを特にコンクリートスラブという。
 
本来の英語では、石版、[[箪笥]]の背板など、さまざまな板状のものを意味する。
 
下階がある場合は、上階と下階の間が床スラブとなる。下階がない場合は、[[基礎]]の最上部に打設される[[基礎スラブ]]となる(基礎スラブを床スラブと区別することもある)。
 
== 構造 ==
典型的な[[鉄筋コンクリート]]造では、[[]]の間に大梁や小梁が通り、床スラブは[[ (建築)|梁]]に四辺を囲まれている。床スラブと梁は一体に打設される。このような床スラブを周辺固定スラブ(四辺固定スラブ)という。場合によっては、四辺全てに梁を確保できず、三辺固定スラブ、両端固定スラブ、片持スラブ(1辺)などになることもある。
 
[[駐車場]]や[[倉庫]]など荷重が大きくなる建物では、梁を使わず、柱が直接床スラブを支えるフラットスラブが使われることがある。上からの加重には強いが、横からの力に弱く、[[耐震性]]が劣る。