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{{混同|フレンチブルドッグ (お笑いコンビ)}} 
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{{Infobox 犬種
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|image = Encontro Dog Institute (41893165422).jpg
|image_alt = フレンチ・ブルドッグ
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<!-----特徴----->
|weight = 16–2516-25 lbs (7.3–113-11.3 kg)
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|life_span = 11-13 年
<!-----主要畜犬団体による分類と標準----->
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がっしりとした体つきの、極めて鼻が短い小型犬である。特徴的なのはコウモリが羽を広げたような耳で、'''バット・イア'''と呼ばれる。尾は通常短く、ほとんど振る事はできない。後述する'''パイド'''の個体は、時に[[ボストン・テリア]]と混同される場合があり、現在では血統書を発行するにあたり、フレンチ・ブルドッグかボストン・テリアかを[[DNA鑑定]]することがあるらしい。利口で愛情深い性格である。ヘルニア・聴覚障害・[[白内障]]にかかりやすい。体高28~33cm、平均体重11kg。
 
フレンチ・ブルドッグの個性的な姿かたちは、自然にできあがったものではなく、人が'''人為的な交配'''によって作り上げたものである。先祖のルーツは、1850年代のToy Bulldog of Britainに起因する<ref>{{Cite book|title=Bulldog|url=httphttps://dx.doi.org/10.1093/gmo/9781561592630.article.j529400|publisher=Oxford University Press|date=2003}}</ref>。ペットとしての人気のに伴い、2000年に入り、繁殖頭数が急増してきている 。繁殖数の急増と共に、フレンチ・ブルドッグの健康被害が近年顕著化しつつある。2013年にイギリスで獣医にかかったフレンチ・ブルドッグたち(総勢2228匹)が、どのような疾患を持っていたの統計では、72.6%もの犬たちに、少なくともひとつ以上の治療が必要な病気が認めた。他の犬種では、その割合は27.6%であるので、やはり有意に病気になり易かった。また、何らかの生涯に渡っての治療が必要な病気を患う平均年齢が、フレンチ・ブルドッグの場合 1.3歳、他の犬種は4.5歳で、有意な差だと報告している。最も罹患率が高かったのが'''皮膚の病気'''である(17.9%)。これは不自然な肌のたるみに起因するのではないかと言われている。また、12.7%のフレンチ・ブルドッグが、'''重篤な呼吸障害(短頭種気道症候群)'''を発症していた。'''小さな鼻'''と'''短い頭'''によって気道に弊害がでやすいのである。他にも'''眼病'''、'''下痢症'''、'''耳感染症'''などにかかりやすいことがわかった。<ref>{{Cite journal|last=O’Neill|first=Dan G.|last2=Baral|first2=Lauren|last3=Church|first3=David B.|last4=Brodbelt|first4=Dave C.|last5=Packer|first5=Rowena M. A.|date=2018-05-03|title=Demography and disorders of the French Bulldog population under primary veterinary care in the UK in 2013|url=https://doi.org/10.1186/s40575-018-0057-9|journal=Canine Genetics and Epidemiology|volume=5|issue=1|pages=3|doi=10.1186/s40575-018-0057-9|issn=2052-6687|pmid=29750111|pmc=PMC5932866}}</ref>
[[File:Belladonna 8.JPG|thumb|200px|横顔]]
ブルドッグの遺伝子を初めて完全に解析した研究の結果では、ブルドッグの遺伝的多様性がきわめて低いことが明らかになった。遺伝的多様性が低い理由の一つは、現代のブルドッグがわずか68匹の集団から始まっていると見られることだ。こうした小さな[[遺伝子プール]](多様性)からスタートして、つぶれた顔、ずんぐりした体、だぶついた皮膚になるよう選択的に交配が重ねられたブルドッグは、さらに多様性を失ってしまった。遺伝的多様性の低下により、さらに交配を重ねると、疾患が急増するかもしれないと報告されている。<ref>{{Cite journal|last=Liu|first=Hongwei|last2=Pooch|first2=Ashley S.|last3=Pedersen|first3=Niels C.|date=2016/12|title=A genetic assessment of the English bulldog|url=https://cgejournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s40575-016-0036-y|journal=Canine Genetics and Epidemiology|volume=3|issue=1|pages=1–161-16|language=en|doi=10.1186/s40575-016-0036-y|issn=2052-6687|pmid=27478618|pmc=PMC4965900}}</ref>
 
== 飼育特性 ==
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== 著名なフレンチ・ブルドッグ ==
* [[8 (犬)|8ハチ]] - 福岡県北九州市神岳にあるCAFEBAR8の看板犬。2017年10月生まれの雄、毛色はブリンドル。
* [[ミルコ (犬)|ミルコ]] - 埼玉県大宮区在住の雄。[[YouTube]]を中心に活動しTV出演、書籍化など様々な活躍をした。[[2013年]]8月、癌のため死去。6歳没。
* [[草彅剛#エピソード|クルミ]] - [[草彅剛]]の愛犬。2016年12月生まれの雌、毛色はクリーム。草彅の出演番組やSNSにたびたび登場している。2018年4月、[[キヤノン]]「[[キヤノン・EOSシリーズ|EOS Kiss M]]」のCMに[[竹内結子]]と出演している<ref>{{Cite web|url=http://www.news-postseven.com/archives/20180427_669965.html|title=草なぎ剛の愛犬クルミ  飼い主譲りの名演、まめにケアも|publisher=NEWSポストセブン|date=2018-04-27|accessdate=2018-05-18}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://cweb.canon.jp/eos/special/kisssp/cm/|title=EOS Kiss M CM Gallery|publisher=キヤノン EOS Kiss BRAND SITE|accessdate=2018-05-18}}</ref>。
 
== 脚注 ==
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{{animal-stub}}
 
{{デフォルトソートDEFAULTSORT:ふれんちふるとつく}}
 
[[Category:犬の品種]]