「MG・Yタイプ」の版間の差分
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最初のモデル'''YA'''が6131台、次のモデルの'''YB'''が1301台、コンバーチブルボディ(オープンボディ)の'''YT'''が877台(推定)の計8336台製造と推定されている<ref>MG Yタイプのオウナー団体である"MG Y Register"で調査しているが、正確な生産台数は判明せずとされている。(シャシとボディが別の工場で生産され、シャシのみの販売もあったため)</ref>。
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== 概略 ==
第二次世界大戦前の1939年の[[アールズ・コート・エキシビション・センター|ロンドン・アールズコート]]でのモーターショーで
シャシとサスペンションは、[[ミニ_(BMC)|MINI]]の設計で有名な[[アレック・イシゴニス|サー・アレック・イシゴニス]]の原設計を採用し、1938年に発売された[[モーリス (自動車)|モーリス]](Morris)ブランドで発売された[[Morris_Eight#Morris_Eight_series_E|Morris Eight series E]]を設計の基礎としている。
1950年に発表されたMGの2座スポーツカーである"MG TD Midget"に先駆け、前輪を独立懸架の不等長ウイッシュボーンとした。ブレーキは油圧式で、ダンパーも油圧式となっていた。ステアリング装置はラック&ピニオンでチルト機構が備えられた。ボディは全金属製で、レザーシートにレザートリム、ウッドパネル、ウッドフレームと豪華な内装が奢られており、4輪に油圧ジャッキが装備される小型高級車であった。サルーンボディにはスチールのスライディングルーフが装備されていた。
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