「ホセ・ロペス (内野手)」の版間の差分

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'''{{by|2019年}}'''、5月16日の中日戦(横浜)7回表に中日の[[エニー・ロメロ|エンニー・ロメロ]]が放ったゴロを二塁手の[[中井大介]]が捕球した直後に、一塁手として中井からの送球を捕球。このプレーによって、一塁手としての1517守備機会連続無失策(日本プロ野球公式戦記録)を達成<ref>{{cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201905160001146.html|title=DeNAロペス無失策記録更新!監督「素晴らしい」|accessdate=2019-05-16|date=2019-05-23|publisher=日刊スポーツ}}</ref>。後に連続無失策の記録を1632守備機会にまで伸ばしたが、6月2日の対ヤクルト戦(横浜)1回表に[[ウラディミール・バレンティン]]が放ったゴロの処理を誤った結果、一軍公式戦の一塁守備では2017年8月31日の対中日戦(ナゴヤドーム)<ref>{{cite web|url=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00010001-wordleafs-base|title=横浜DeNAロペスの51年ぶり連続無失策記録を支えた2つの極意|accessdate=2019-05-17|date=2019-06-02|publisher=THE PAGE}}</ref>以来の失策を記録した<ref name="no-error" />。その一方で、7月4日の対阪神戦(横浜)でNPB一軍公式戦通算500打点を記録したほか、[[2019年のオールスターゲーム (日本プロ野球) |オールスターゲーム]]には選手間投票のセ・リーグ一塁手部門1位で2年連続の出場を果たしている<ref>{{cite web|url=http://npb.jp/allstar/2019/ballotresult_players.html|title=2019年オールスターゲーム 選手間投票結果|accessdate=2019-06-27|date=2019-07-19|publisher=NPB日本野球機構}}</ref>。息子の13歳の誕生日であった7月21日の対中日戦(横浜)では、3回裏2死満塁の打席で[[笠原祥太郎]]から放った本塁打で4打点を記録したことによって、MLB/NPB公式戦通算1000打点を達成。チームもこの試合に勝利したため、試合後のヒーローインタビューには、来日中の息子と一緒に登場した<ref name="Lepez Jr.">{{Cite web|url=https://hochi.news/articles/20190722-OHT1T50058.html|title=【DeNA】ロペス、満弾で日米通算1000打点 愛息の誕生日「絶対打ってやる」|accessdate=2019-07-22|publisher=スポーツ報知}}</ref>。レギュラーシーズン全体では、1試合に欠場しただけで、チームトップの142試合に出場。2年振りに本塁打数を30本台に乗せるなどの活躍で、チームの2年振り[[2019年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|CS]]出場に大きく貢献したほか、阪神とのCSファーストステージ(横浜)でも4番打者として本塁打を放った<ref>{{cite web|url=https://full-count.jp/2019/10/06/post562502/|title=負けたら終戦のDeNA、ロペスが先制弾! 打った瞬間ベンチに吠える特大アーチ|accessdate=2019-10-31|date=2019-10-06|publisher=Full-Count}}</ref>。その一方で、巨人時代の2014年以来5年振りにレギュラーシーズンの打率が2割5分を割り込んだほか、来日後最多の107三振を記録した。失策数も7にまで達した<ref>[http://npb.jp/bis/2019/stats/idf1_db.html 2019年度 横浜DeNAベイスターズ 個人守備成績(セントラル・リーグ)]NPB日本野球機構</ref>が、シーズン終了後は、4年連続でセ・リーグ一塁手部門のゴールデングラブ賞を受賞。NPBの外国人選手としては最も多い通算5度目の受賞でもあった<ref>{{cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201910310000513.html|title=DeNAロペス5度目GG賞、外国人の最多受賞更新|accessdate=2019-10-31|date=2019-10-31|publisher=日刊スポーツ}}</ref>。11月18日に、球団との間で翌[[2020年]]の契約を締結したことを発表<ref>{{Cite news|title=2020年度 J.ロペス選手契約について|newspaper=横浜DeNAベイスターズ|date=2019-11-18|url=https://www.baystars.co.jp/news/2019/11/1118_05.php|acceessdate=2019-11-18}}</ref>。
 
'''{{by|2020年}}'''、レギュラーシーズンの開幕から一軍公式戦51試合に出場した時点で、打率.244、4本塁打、19打点と打撃成績が低調。例年と違って、出場登録済みの野手でありながら、チーム戦略との兼ね合いでベンチ入りのメンバーから外れることもあった<ref>{{Cite news|title=DeNAロペス2戦連続ベンチ外「難しい決断」監督|newspaper=日刊スポーツ|date=2020-06-30|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202006300000595.html|acceessdate=2020-08-30}}</ref><ref>例年は4人であるNPBの外国人枠が、2020年シーズンには年頭からの[[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)|新型コロナウイルスへの感染拡大]]に伴う特例で5人に拡大されたにもかかわらず、1つのチームで同時にベンチ入りが可能な外国人出場登録選手総数の上限が4人に据え置かれた。このような制約の下で、新加入ながら[[オープン戦]]で全球団トップタイの4本塁打を放つなど好調だった[[タイラー・オースティン]]外野手、前年まで2年連続本塁打王のソト、セットアッパーの[[スペンサー・パットン]]や[[エドウィン・エスコバー]]、先発要員として新たに加入した[[マイケル・ピープルズ]]投手のベンチ入りを、ラミレスがチーム状況に応じてロペスより優先せざるを得なかったことによる。</ref>。8月は月間打率.190、ノーアーチ、5打点ととりわけ不振で、スタメンからの途中交代やベンチスタートの試合も相次いだ。NPB/MLB公式戦通算2000試合出場の達成まで残り1試合、通算2000安打まで22本、通算300本塁打まで18本にまで迫っていた同月26日に出場選手登録を抹消<ref>{{Cite news|title=DeNA・ロペスが大記録目前で抹消 指揮官は「二軍でリフレッシュ」|newspaper=サンケイスポーツ|date=2020-08-26|url=https://www.sanspo.com/baseball/news/20200826/den20082621150006-n1.html|acceessdate=2020-08-30}}</ref>。ラミレスによれば、「故障ではなく、スタメンで出てこそ活躍できる選手なので、(一軍の公式戦に)スタメンで起用したいから抹消した」とのことで、故障以外の理由による抹消はDeNAへの移籍後初めてであった<ref>{{Cite news|title=DeNAロペス移籍6年目で初 負傷以外で二軍落ち|newspaper=日刊スポーツ|date=2020-08-26|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202008260000970.html|acceessdate=2020-08-30}}</ref>。一軍へ復帰した9月22日の対阪神戦(甲子園)に「6番・一塁手」としてスタメンへ起用されたことによって、NPB/MLB公式戦通算2000試合出場を達成<ref>{{Cite news|title=DeNA・ロペス 日米通算2000試合出場達成「貢献できるように、ここからさらに頑張っていきます」|newspaper=スポーツニッポン|date=2020-09-22|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/09/22/kiji/20200922s00001173335000c.html|acceessdate=2020-09-23}}</ref>。また、10月24日の対広島戦1回裏の第1打席でNPB/MLB公式戦通算2000安打<ref>{{Cite news|title=DeNAロペス、日米通算2000安打達成!史上初の日米各1000安打にもあと5本|url=https://full-count.jp/2020/10/24/post941892/|websitenewspaper=FullCount|accessdate=2020-10-24|language=ja}}</ref>、同月31日の対阪神戦(いずれも横浜)4回裏の第2打席でNPB一軍公式戦通算1000安打を達成した。外国人枠扱いでNPBの球団に在籍した経験を持つ選手が、公式戦でMLBとNPB双方共に1000安打を達成した事例は、ロペスが初めてである<ref>{{Cite news|title=DeNAロペス、外国人初の日米で各1000安打|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202010310000521.html|websitenewspaper=日刊スポーツ|accessdate=2020-10-31|language=ja}}</ref>。さらに、レギュラーシーズン最終盤の11月4日付で、NPBの[[フリーエージェント (日本プロ野球)|国内FA権]]を取得。翌[[2021年]]以降に(DeNAを含む)NPB球団と契約する場合に、外国人枠を適用されずに、日本人選手と同じ扱いを受けることも決まった<ref>{{Cite news|title=DeNA・ロペス国内FA権取得 「日本人扱いになることができてうれしい」|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/11/05/kiji/20201105s00001173110000c.html|websitenewspaper=スポーツニッポン|accessdate=2020-11-05}}</ref>。レギュラーシーズン全体で出場数(81試合)や本塁打数(12本)が来日後最少にとどまったことなどから、シーズン終了直後の11月16日に退団が発表されたが、本人はNPB他球団での現役続行を希望している<ref>{{Cite news|languagetitle=jaDeNA苦渋の決断、ロペスとパットンの退団を発表|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202011160000223.html|newspaper=日刊スポーツ|accessdate=2020-11-16}}</ref>。
 
== 選手としての特徴 ==