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== 経歴 ==
=== スタークラフト入社まで===
幼少期、[[学研]]の学習雑誌の付録としてついてきた様々な音に変化する電子機器をきっかけに、電子音に興味を持つ<ref name="4Gamer.net20201124">{{Cite interview|title=音色にこだわり,ゲームに寄り添う音楽を作り続ける。「阿保剛KID作品集」発売記念インタビュー|url=https://www.4gamer.net/games/035/G003502/20201111048/|websiteprogram=www.4gamer.net,Aetas|accessdate=2020-11-24|date=2020-11-24|interviewer=箭本進一 |subject=阿保剛}}</ref>。
また小学生の頃は多彩な音色やメロディを持つパソコンゲームや[[ファミリーコンピュータ]]に興味を抱き熱中したほかそれら友人作品家にあったパソコンメロディゲーム口ずさ楽しむこともあった{{R|4Gamer.net20201124dengeki20150513}}。
特に『[[テグザー]]』の音楽を気に入っており、それを口ずさむこともあった<ref name="dengeki20150513">{{Cite interview|title=『カオスチャイルド』インタビューサウンド編。阿保剛さんがBGM40曲を解説!|url=https://dengekionline.com/elem/000/001/043/1043113/|program=電撃オンライン|accessdate=2020-11-24|date=2015年5月13日|interviewer=ごえモン|subject=阿保剛}}</ref>。
また、電機店で偶然耳にした『[[ロマンシア]]』の音楽も彼にとっては衝撃的な存在であり、当時は作曲者が[[古代祐三]]であることは知らなかったものの、今となってはあの音楽の影響を受けていたのではないかと2015年の電撃オンラインとのインタビューの中で振り返っている{{R|dengeki20150513}}
加えて、彼は[[イエロー・マジック・オーケストラ]]を好んでおり、彼らの音楽が電子音の組み合わせであることを知って以降は、自分もこのような音楽を作りたいと考え、家にあった小さな鍵盤でYMOごっこをすることもあった{{R|4Gamer.net20201124}}。
 
さらに、彼は電気屋機店の店頭においてあるデモ用のパソコンに雑誌のサンプルプログラムを打ち込んで演奏することもあり、店員の手ほどきをうけながらプログラミングを学んだ{{R|4Gamer.net20201124}}。
 
シャープの[[X1 (コンピュータ)|X1G]]というパソコンを親に買って貰った後は、シューティングゲームやツールなどを作成したが、ゲームに音楽が欲しいと考え、雑誌に掲載されていた他作品のBGMからフレーズを引用するなどの工夫を重ねた{{R|4Gamer.net20201124}}。
さらにその後、彼は[[X68000]]を購入し、ゲーム作りに没頭する中、自作のゲームをゲーム会社に持ち込むことを思いつく{{R|4Gamer.net20201124}}。そして、1992年、[[スタークラフト (ゲーム会社)|スタークラフト]]へ応募し、プログラマ兼サウンドとして採用される{{R|4Gamer.net20201124}}<ref name="animatetimes20171109">{{Cite interview|title=『シュタゲ』『オカン』『メモオフ』の世界観を彩る、ゲームミュージックの知られざる世界を阿保剛が語る|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1510195040|program=アニメイトタイムズ,アニメイト|accessdate=2020-11-24|date=2017-11-09}}</ref>
 
=== スタークラフト入社後 ===
阿保のスタークラフトでの初仕事は[[スーパーファミコン]]用ソフトのデバッグだった{{R|4Gamer.net20201124}}
使ったことのない[[PC-9801]]を会社から支給された阿保は、独学で環境を構築していき、自由に作曲ができるようになった{{R|4Gamer.net20201124}}。
また、デバッグの傍ら、阿保はサウンドチップの説明書を読みながら、音色の作り方やサウンドドライバの使い方を学んでいった{{R|4Gamer.net20201124}}。
ある日、阿保は、自身の作曲能力を知った人物からスーパーファミコン用ゲームの参加とサウンドへの専任を命じられる{{R|4Gamer.net20201124}}。
そして、1993年、作曲家としてのデビューを果たす{{R|animatetimes20171109}}。
 
=== KIDへの移籍~5pb.時代 ===
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== 作風など ==
* ピアノの音色を多用するスタイルを取っている{{R|4Gamer.net20201124}}。また、[[ゲームミュージック]]阿保はその理由として「ピアノサントラに適く、た楽器で,どんなシーンにも合いますし,なんなら1つのゲームで使うをすべてピアノだけで作れるくらいの表現力がの演奏時間ます。」と説明し、奥比較的長め(3~4深い楽器だとする一方、なんでもできてしまう、最近は頼らないようにしていると箭本と作品が多インタビューの中で語ってる{{R|4Gamer.net20201124}}
*[[ゲームミュージック]]としては珍しく、1曲あたりの演奏時間が比較的長め(3~4分)の作品が多い。
* 海外のポップスやダンスミュージックの影響を色濃く受けていることを認めており、たとえば『Memories Off』の音楽は[[マッシヴ・アタック]]などからインスピレーションを得ている{{R|5pb20200820}}。
* 音楽制作には他の多くの作曲家と同じく[[Macintosh]]を愛用している。音楽制作ソフトはPropellerhead社のReason<ref>{{Cite interview|title=『STEINS;GATE』などを手がけるゲームミュージッククリエイター・阿保 剛ハイレゾ作品集の魅力を本人に聞いた (2/3)|url=http://www.phileweb.com/interview/article/201602/26/353_2.html|program=Phile-web|accessdate=2020-11-24|date=2016年02月26日}}</ref>および[[ヤマハ]]のCubaseを愛用。近年のプレイステーション2作品では、Reasonで制作したものをストリーミングで演奏しているものがほとんどである。一方で、[[Memories Off 2nd]]の「With memories」は、[[携帯電話]]の[[着信メロディ]]作成機能を用いてフレーズを書き留めた{{R|animatetimes20171109}}
*阿保は様々なインタビューの中で、曲の作り方が作品によって異なると2020年の座談会の中で話しており、スタッフから具体的な指示を受けることもあれば、シナリオをこちらから直接提案することもあるとしている{{R|5pb20200820}}<ref>{{Cite interview|title=『STEINS;GATE』などを手がけるゲームミュージッククリエイター・阿保 剛ハイレゾ作品集の魅力を本人に聞いた (1/3)|url=http://www.phileweb.com/interview/article/201602/26/353.html|program=Phile-web|accessdate=2020-11-24|date=4|date=2016年02月26日}}</ref>。また指定がなくても、日常風景やキャラクターのテーマやキーワードから連想して作ることもあったと振り返っている。一方で、楽器の演奏はしないため、アドリブには時間がかかるとしている{{R|5pb20200820}}。
 
== 人物 ==
* ファンから貰った感想に積極的に返事をするなど、大変気さくな人物である。
* 大変な自動車好きであり、しばしば一般参加の出来るカートレースに参加している。また、ホンダ・プレリュードの愛好家でもある{{R|5pb20200820}}
* 音楽制作には他の多くの作曲家と同じく[[Macintosh]]を愛用している。
* ホンダ・プレリュードの愛好家でもある{{R|5pb20200820}}。
 
== 参加作品 ==
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*[[水樹奈々 スマイルギャング|解決!オサバキーナ]](効果音)
*[[水の旋律]](追加効果音)
* ウミショー(効果音)
*[[プリズムアーク 〜プリズム・ハート エピソード2〜|プリズムアーク]](効果音)
*ナイトウィザード the Video Game ~Denial of the World~(効果音)
*かのこん(効果音)