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{{Portal 文学}}
『'''されどわれらが日々ー'''』(されどわれらがひび)は、[[柴田翔]]の[[中編小説]]である<ref>{{Cite web|title=されどわれらが日々―とは - Weblio辞書|url=https://www.weblio.jp/content/%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A9%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%89%E3%81%8C%E6%97%A5%E3%80%85%E2%80%95|website=www.weblio.jp|accessdate=2020-11-24}}</ref>。
 
== 概要 ==
[[同人誌]]「象」に発表されたのち、[[1964年]](昭和39年)の「[[文學界|文学界]]」に転載された、[[1960年]]の[[学生運動]]を背景とした[[青春小説]]<ref>{{Cite web|title=されどわれらが日々―(されどわれらがひび)の意味 - goo国語辞書|url=https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A9%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%89%E3%81%8C%E6%97%A5%E3%80%85%E2%80%95/|website=goo辞書|accessdate=2020-11-24|language=ja}}</ref>。
 
同作品は1964年に[[文芸春秋新社]]より258ページに渡る作品として出版されている<ref>{{Cite web|url=https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000001055011-00|title=されどわれらが日々ー - 国立国会図書館リサーチ|accessdate=2020年11月24日|publisher=}}</ref>。
 
同作は1964年上半期の第51回[[芥川龍之介賞]]を受賞している<ref>{{Cite web|title=柴田翔(しばた しょう)-芥川賞受賞作家|芥川賞のすべて・のようなもの|url=https://prizesworld.com/akutagawa/jugun/jugun51SS.htm|website=prizesworld.com|accessdate=2020-11-24}}</ref>。1962年の[[ドイツ]]留学前に著者の柴田翔が完成させ、その後186万部の[[ベストセラー]]となり、1960年から[[1970年代]]にかけての若者のバイブルとなっている<ref name=":0">{{Cite web|title=集団主義に巻き込まれる弱さ 柴田翔「されど われらが日々――」|好書好日|url=https://book.asahi.com/article/11578184|website=好書好日|accessdate=2020-11-24|language=ja}}</ref><ref name=":1">{{Cite web|title=「青春の考古学」としての芥川賞受賞作――『されど われらが日々――』の蹉跌[一] {{!}} 新しい「古典」を読む {{!}} finalvent|url=https://cakes.mu/posts/10763|website=cakes(ケイクス)|accessdate=2020-11-24|language=ja|last=finalvent}}</ref>。
 
同作は、1962年のドイツ留学前に著者の柴田翔が完成させ、その後186万部のベストセラーとなり、1960年から1970年代にかけての若者のバイブルとなっている<ref name=":0">{{Cite web|title=集団主義に巻き込まれる弱さ 柴田翔「されど われらが日々――」|好書好日|url=https://book.asahi.com/article/11578184|website=好書好日|accessdate=2020-11-24|language=ja}}</ref><ref name=":1">{{Cite web|title=「青春の考古学」としての芥川賞受賞作――『されど われらが日々――』の蹉跌[一] {{!}} 新しい「古典」を読む {{!}} finalvent|url=https://cakes.mu/posts/10763|website=cakes(ケイクス)|accessdate=2020-11-24|language=ja|last=finalvent}}</ref>。
 
== あらすじ ==
[[日本共産党]][[武装闘争]]の方針を撤回した[[1955年]][[日本共産党第6回全国協議会|第6回全国協議会]](六全協)前後の[[東京大学|東大]]を舞台として、[[デモ活動]]から逃げ出してきた経験を持つ男性や学生運動の挫折後に主婦として生きることに疑問を持つ女性などの様子を描くことによって、出会い・別れ・闘争・裏切り・死などの要素を作中に登場させ、確かなものなど何一つない時代を生き抜く若者たちの様子を写し出した<ref name=":0" /><ref name=":1" /><ref>{{Cite web|title=『されどわれらが日々――』柴田翔 {{!}} 電子書籍|url=https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1671020100000000000N|website=文藝春秋BOOKS|accessdate=2020-11-24|language=ja}}</ref>。
 
== 関連項目 ==
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{{芥川賞|第51回}}
[[Category:1964年日本作品小説]]
[[Category:1964年の小説]]
[[Category:1964年の作品]]
[[Category:1964年の書籍]]
[[Category:文學界]]
[[Category:芥川龍之介賞]]
{{DEFAULTSORT:されどわれらがひび}}
[[Category:日本の学生運動]]
[[Category:東京大学]]
[[Category:大学を舞台とした小説]]
[[Category:高度経済成長期の日本を舞台とした小説]]