「霊柩車」の版間の差分

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##火葬場の自主規制で宮型の使用を禁止するようになったり、葬儀社も宮型の取り扱いをやめるなど、宮型を選びたくても選べない状況にもなってきた。
#宮型霊柩車の製造・購入・維持が難しくなった
##保安基準上の問題・・・宮型霊柩車のもととなる乗用車が[[2009年|平成21年]]以降に製造された車両の場合、適用される保安基準のうち「外装突起規制」を満たせないため登録することができない。<ref>特種用途自動車である霊柩車であっても、元々が乗用車であれば乗用車の外装突起規制が適用される。 </ref>。つまり実質上'''国に宮型霊柩車の新造を禁じられる'''事態になったため、今後新造できるように法改正がなされない限り老朽化やパーツ供給事情の悪化により必ず数を減らしていいくこととなる
##コスト面の問題・・・重量の嵩む宮型霊柩車は、その土台となる車両も重量・用途に耐えうるだけの比較的高額で頑丈な車両が必要となる上、手作りで複雑な装飾・架装がされることから、洋型霊柩車と比較しても特に高額である。また彫金・木工職人の減少や高齢化で維持管理が難しくなっている。
##ベース車も架装も維持が難しい・・・前述の通りベース車が実質上2008年式以前に限定されるため、一般の[[旧車]]同様に補修パーツの絶版により維持修理を断念せざるを得ない状況が発生しうる。また架装部分に関しても、彫金・木工職人の減少や高齢化で維持管理が難しくなっている。
: これらの背景から、増車や経年劣化等による車両の入れ替えの際にフレキシビリティに富んだ洋型に鞍替え・導入する業者もある。