エイレイテュイアはギリシア神話の女神。
神々の王ゼウスとその正妻ヘラの間に生まれた娘で、結婚の神でもあるヘラの供として出産と産婦の保護を司る。
ただし肉欲はアフロディテが、受胎はアルテミスがそれぞれ司っているので、エイレイテュイアが力を及ぼせるのは子供を出産することに限定されている。
その代わりエイレイテュイアが立ち会わない限り産婦は出産できず、ゼウスの子を身ごもったレトが臨月を迎えた際に浮気相手を憎んだヘラにエイレイテュイアが買収され、レトは大変な難産に苦しんだ。