「見江島」の版間の差分

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文章推敲、部分加筆、愛媛県→三重県に訂正、ほか。
私のミスを訂正。なお、座標は再確認したものの、『郷土資料事典 24 三重県 ふるさとの文化遺産』 p.205では、この座標でした。ただ、地図を見て明らかであれば、より適切な座標に書き換えても構わないと思う。その際は、座標の場所の出典を除去してください。
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[[ファイルFile:Mie Island Minamiise Michiyukugama.jpg|thumb|丸山方面から見た見江島]]
{{maplink2|frame=yes|type=point|zoom=12|frame-width=200|coord={{coord2|34|14|45|N|136|33|3|E}}}}
'''見江島'''(みえじま)とは、[[紀伊半島]]の南東岸、[[熊野灘]]に突き出た{{ruby|鵜倉|うぐら}}半島の先端のすぐ近くの[[太平洋]]上に位置する[[島]]である。付近の一帯は[[伊勢志摩国立公園]]に指定されている。
 
== 地形 ==
見江島は北緯34度16分16秒、東経136度33分49秒付近に位置しており<ref name="Jinbunsya_24_Mie_p204Jinbunsya_24_Mie_p205">
『郷土資料事典 24 三重県 ふるさとの文化遺産』 p.204205 人文社 1997年10月1日発行</ref>、この場所は[[三重県]]南部の[[度会郡]][[南伊勢町]]に属している。([[おり、住所]]表記は度会郡南伊勢町道行竈字見江島である<ref name="mb">{{cite web|url=https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/bunkazai/da/daItemDetail?mngnum=731023&pageCur=7&hiddenSpetype_id=13|title=みんなで、守ろう!活かそう!三重の文化財/情報データベース/見江島いわつばめ棲息地|publisher=[[三重県教育委員会]]事務局社会教育・文化財保護課|accessdate=2020-11-22}}</ref>。見江島は熊野灘に存在する数ある島々の1つである。り、この付近は[[地殻変動]]の結果として沈降して形成された[[リアス式海岸]]でありが見られる<ref name="Jinbunsya_24_Mie_p204">『郷土資料事典 24 三重県 ふるさとの文化遺産』 p.204 人文社 1997年10月1日発行</ref>見江島の海岸線も、近隣地域の海岸線と同様に入り組んでおり、[[潮吹き穴]]も存在する<ref>[https://www.gsi.go.jp/kikaku/tenkei_umi.html 5.海の作用による地形](「潮吹き穴」の項目を参照。)</ref>。また、リアス式海岸の海岸付近では、しばしば見られる小さな岩礁などが、見江島の周囲にも複数個存在する。なお、島内は平坦ではない。
 
[[地質]]的には[[中生代]]の{{ruby|的矢|まとや}}層に属し、[[頁岩]]・[[砂岩]]系の層を成している<ref name="mb"/>。なお、的矢層は[[志摩半島]]南部から尾鷲港がある尾鷲湾付近までの熊野灘沿岸に分布している地層である<ref>[https://www.gsj.jp/data/200KGM/PDF/GSJ_MAP_G200_NI5309_2010_D.pdf 20万分の1地質図幅「伊勢」](3.7.2「崎失層群」の節を参照のこと。)</ref>。
 
== 観光 ==
見江島は、三重県の旧[[南島町]]に属する島の1つであり、1997年時点で[[無人島]]であった<ref name="Jinbunsya_24_Mie_p205">『郷土資料事典 24 三重県 ふるさとの文化遺産』 p.205 人文社 1997年10月1日発行</ref>。付近の海岸線は、いわゆるリアス式海岸で入り組んでおり、南島町だけでも海岸線の総延長は121 kmを超えていた<ref name="Jinbunsya_24_Mie_p204"/>。そのような南島町の長い海岸部の中でも、鵜倉半島付近は、南島町内および伊勢志摩国立公園内における景勝地とされていた<ref>『郷土資料事典 24 三重県 ふるさとの文化遺産』 p.204、p.206<!--p.205は関係無いので、勝手に「p.204 - p.206」などとせぬこと。--> 人文社 1997年10月1日発行</ref>。鵜倉半島は海の近くまで比較的標高の高い場所が迫っており、最も高い場所の標高は191 mある<ref name="Jinbunsya_24_Mie_p206">『郷土資料事典 24 三重県 ふるさとの文化遺産』 p.206 人文社 1997年10月1日発行</ref>。半島の山上は「[[鵜倉園地]]」として整備が行われ、4つの[[展望台]]が設けられており、その中の1つは見江島の方向を見るための展望台である<ref name="Jinbunsya_24_Mie_p206"/>。
 
== 生物相 ==