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== ホージャ・オグル王家 ==
ホージャ・オグルの子孫について、史書ごとによって記述は大きく異なる。『集史』はトゥクメ(Tükme,توکمهTūkme)とブスジュ・エブゲン(Tötaq,بوسجو ابوکان)という二人の息子がいたするが、『元史』宗室世系表ではこれと全く異なるイルゲンツェン王(Irgendzan,亦児監藏)と{{仮リンク|オルジェイ・エブゲン|label=オルジェイ・エブゲン王|zh|完者也不干}}(Ölǰei Ebügen,完者也不干)という二人の息子がいたと記す。また、『[[五族譜]]』では『集史』の記述に加えて[[トゥクルク]](Tötaq,توقلوقTūqlūq)という息子がいたとも記す<ref>松田1996,34頁</ref>。
一方、『元史』宗室世系表ではホージャ・オグル(忽察)の弟ホク(禾忽)の息子にトゥクルク(禿魯)がいたとするが、ホクとトゥクルクの活躍年代から見て両者が親子関係にあったというのは疑わしく、『五族譜』に従ってトゥクルク(禿魯＝توقلوقTūqlūq)はホージャ・オグルの息子とするのが正しいと考えられている。また、ホクにはトゥクメという息子がおり、更にその息子もトゥクメという名前であったと伝えられるが、これらとホージャ・オグル家のトゥクメとの関係は不明である<ref>松田1996,35頁</ref>。
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