「館山市一家4人放火殺人事件」の版間の差分

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== 死刑確定後 ==
[[参議院|参議院議員]]・[[福島瑞穂]]が2011年6月20日 - 8月31日に確定死刑囚らを対象として実施したアンケート(2011年12月時点で新たな死刑確定者にも同様のアンケートを送付)に対し{{Sfn|フォーラム90|2011|pp=10-12}}、東京拘置所に収監されている死刑囚Tは「[[裁判員制度]]導入から1年以上が経過し、死刑判決が乱発されているように感じる。自分は死刑確定者として日々を前向きに生きているが、『いつ死刑執行されるか』と怯えながら生きている。自分は人間で、『人間は生きているから償える』と考えているから死刑制度には反対だ」と回答している{{Sfn|フォーラム90|2011|pp=116-117}}。
 
また死刑囚Tは「大道寺幸子基金表現展」第5回(2009年)の絵画部門で奨励賞を受賞しているほか{{Sfn|フォーラム90|2011|pp=116-117}}、2012年度の第8回同表現展では計10作品の絵画を応募し努力賞を受賞している<ref>{{Harvtxt|年報・死刑廃止|2013|pp=106-107}}(初出:『[[出版ニュース]]』2012年11月上旬号)</ref><ref>{{Cite web|author=死刑廃止国際条約の批准を求める FORUM90|publisher=フォーラム90実行委員会|title= Volume.126 地球が決めた死刑廃止|page=21|date=2012-11-25|url=http://forum90.net/app/webroot/shcnl/news/forum90/pdf/forum_126.pdf|chapter=書くことで生き直し、表現も成長し続ける 大道寺幸子基金選考|language=ja|format=PDF|accessdate=2019-10-24|archivedate=2019-10-24|archiveurl=http://web.archive.org/web/20191024151918/http://forum90.net/app/webroot/shcnl/news/forum90/pdf/forum_126.pdf}}</ref>。なお「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」の調査により{{Sfn|年報・死刑廃止|2013|p=247}}、[[2013年]](平成25年)10月1日時点で{{Sfn|年報・死刑廃止|2013|p=273}}獄中から[[再審]]請求していることが確認されている{{Sfn|年報・死刑廃止|2013|p=267}}。