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新式柔道
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[[足払い]]系の技及び、小外系の技、の返し技で、[[後の先]]の技の一種である。[[足車]]等も返す事が出来る。
 
[[うけ#形稽古・演武における受け|受け]]が[[足払い]]系の技([[出足払]]、[[送足払]]、[[払釣込足]]、[[支釣込足]])又は、小外系の技([[小外刈]]、[[小外掛]])をかけてきたとき、その払ってきた足をすかし、逆にその勢いを利用して[[足払い]]([[出足払]])をかける。すなわち、[[足払い]]をかわして逆に[[足払い]]([[出足払]])をやり返すのである。相手は他の[[足払い]]系の技と同様に足を滑らせる様に倒れる。
 
相手は他の[[足払い]]系の技と同様に足を滑らせる様に倒れる。
 
なお、燕返は相手に技を掛けられた足で技を掛け返さなければならない(やり返さなければならない)ため、この条件を満たしていないものは全て[[出足払]]として扱われる(例えば、左[[小内刈]]で攻めてきた相手を、右[[出足払]]で反撃した場合等)。[[足払い]]系の技は、[[巴投]]の様に、右組・右足、右組・左足、左組・右足、左組・左足のパターンがあるが、燕返も[[足払い]]系の技(の返し技)のため、基本的にこれらの4パターン(相四つ、ケンカ四つの組手の組み合わせも含めれば、8パターン)がある。
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「燕が宙返りをするような[[足払い]]のため」という事と「[[剣術]]の[[燕返し]](一度、振りぬいた剣を反転させ、もう一度、振りぬく技)からとった」というのが、名前(技名)の由来である。
 
形としては、「小外すかし」、「[[足払い|足払]]すかし」(ただし、足をかわしただけで、足を刈ったり、引っ掛けたり、[[足払い]]を掛けなかった時の場合であり、そのまま倒すと[[浮落]]が記録され、相手が自分の足の内側を狙ってきたところを倒すと[[小内返]]となる)、「小外返」とも言える{{要出典|date=2020-12}}
 
[[薪谷翠]]がこの技の名手としてよく知られている。