「講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」の版間の差分

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女子は1979年に「全日本女子柔道強化選手選考会」として開始されて、1995年には「全国女子柔道体重別選手権大会」と名称が変更され、2003年からは別途開催されていた女子の体重別選手権が男子の講道館杯と統合されることになり、同時開催となった(但し女子は初日、男子は2日目と男女別々の日に開催されていたが、2010年より初日、2日目ともに男女同時に開催されることになった)<ref>「講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」[[近代柔道]] [[ベースボール・マガジン社]]、2011年1月号、87頁</ref>。
2020年10月開催の今大会は、[[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)|新型コロナウイルス]]の影響により、4月から延期になっていた[[全日本選抜柔道体重別選手権大会|選抜体重別]]を兼ねる大会とになった<ref>[https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070201098 66キロ級代表選考は12月で調整 丸山と阿部一、GS東京で―柔道男子] [[時事通信]] 2020年7月2日</ref>。なお、大会前日に選手全員に対してスマートアンプ法でコロナ検査を行ったところ、全員陰性の結果を得られた<ref>[https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110100433 コロナ検査は選手全員陰性 山下会長「貴重な財産、経験に」―講道館杯柔道] [[時事通信]] 2020年11月1日</ref>。なお、大会の60 kg級決勝での誤審騒動がきっかけとなり、2021年の大会より[[カラー柔道衣]]が導入されることになった<ref name=jiji>[https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120301177 青の柔道着導入を承認 選抜体重別と講道館杯―全柔連] [[時事通信]] 2017年12月3日</ref>。{{seealso|#2020年大会の誤審騒動}}
 
== 歴代優勝者 ==
== 放送 ==
[[フジテレビONE]]で当日の模様が録画中継され、[[フジテレビジョン|フジテレビ地上波]]では大会最終日の深夜にダイジェスト放送される。
 
== 2020年大会の誤審騒動 ==
[[コロナ禍]]でおこなわれた、2020年大会の60 kg級決勝では誤審騒動が起きた。この試合は解説が[[木村昌彦]]で[[NHK]]-BSでテレビ生放送されていた<ref name=近代/><ref>{{Cite web |date=2020年10月31日 |url=https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-10-31&ch=14&eid=29287&f=2606 |title= NHK 番組表 | 講道館杯全日本柔道体重別選手権2020 決勝 | 今年度初めての全柔連主催全国大会。感染症対策を万全に施したうえで、どんな若い力が飛び出してくるか期待です。|website=NHK|location= |accessdate=2020-11-05 |quote=|auther=}}</ref>。[[国士舘大学]]の[[小西誠志郎]]と[[センコー]]の[[米村克麻]]が対戦すると、米村が[[隅返]]で先に技ありを先取。その後、[[袈裟固]]で小西が抑え込むも、電光表示板の担当者が抑え込んでいる選手を米村と勘違いしたために10秒経過した時点でブザーが鳴ってしまい、主審が小西による一本を宣告した。しかし、小西による抑え込みは8秒で脚が上から絡まって解けていたとビデオ判定で判断されて技ありは認められなかった。主審は一本は取り消し、抑え込みの「解けた」も宣告した<ref name="全柔連TV" />。これに対して国士館大学監督の[[吉永慎也]]が猛抗議して試合が5分ほど中断されると、小西が上で抑え込みが解けた状態から「よし」で再開され<ref name="全柔連TV" />、すぐに脚を抜いてまた抑え込むがここでも8秒で解けたため<ref name=近代>{{Cite journal|和書 |journal=[[近代柔道]]|last= |first=|url= |author= |date =2020-11-20|title=テレビ生放送中の60kg級決勝で前代未聞のトラブル発生|publisher=[[ベースボール・マガジン社]]|volume=42 |issue=12|location=|page=22|id= |isbn= |quote= }}</ref>、結果として小西は技ありを取れず、先に取った技ありを守り切った米村が優勝することとなった<ref name="daily">[https://www.daily.co.jp/general/2020/10/31/0013829174.shtml 柔道“不可解裁定”で大混乱…審判長がミスを陳謝「残念なこと重なった」生中継で失態] [[デイリースポーツ]] 2020年10月31日</ref>。講道館ルールでは上から脚を掛けても抑込技は解けたとならないが、この大会の[[国際柔道連盟]]ルールでは解けたとなる<ref name=大修館書店>{{Cite book|和書|author=小俣幸嗣|author2=[[松井勲]]|author3=尾形敬史|title=詳解 柔道のルールと審判法 2004年度版 |publisher =[[大修館書店]]|isbn=4-469-26560-8|quote=|origdate=2004-8-20|page=147|}}</ref>。また、書籍『柔道のルールと審判法』や資料『国際柔道連盟試合審判規定変更点について2020年1月13日より有効』ではこのルールについて説明している箇所では下から挟んでる場合と上から挟んでいる場合の図を載せているが、この大会当時、[[全日本柔道連盟]](全柔連)のサイトからダウンロードできた資料『2018年~2020年 国際柔道連盟試合審判規定』(日本語版)では下から挟んでいる図を2枚載せていた<ref name=大修館書店/><ref>{{Cite web |date=2020年1月13日 |url=https://www.judo.or.jp/wp-content/uploads/2020/02/dcece08b41bb2e75a989e37350fcdbf3.pdf |title=国際柔道連盟試合審判規定変更点について2020年1月13日より有効 |website=[[全日本柔道連盟]]|location= |page=10|accessdate=2020-11-03 |quote=|auther=渡辺崇}}</ref><ref>{{Cite web |author=[[全日本柔道連盟]] |url=http://www.judo.or.jp/wp-content/uploads/2018/09/b9503aa6efbe0dc222359ed70050249c.pdf |title=2018年〜2020年国際柔道連盟試合審判規定 |website=全日本柔道連盟|format=PDF|page=28 |accessdate=2019-03-01}}</ref><ref>{{Cite web |author=[[全日本柔道連盟]] |url=http://www.judo.or.jp/wp-content/uploads/2018/09/b9503aa6efbe0dc222359ed70050249c.pdf |title=2018年〜2020年国際柔道連盟試合審判規定 |website=全日本柔道連盟|format=PDF|page=28 |accessdate=2020-11-01}}</ref>。両選手にビデオ判定の裁定について説明はなく、再開から一時、掲示板に小西に技あり1とも表記されたため混乱は続いた<ref>{{Cite news |和書|title=時計係ミス、主審間違い気づかず…混乱の初V「気まずい」米村 柔道講道館杯 |newspaper=[[西日本スポーツ]] |date=2020-11-01 |author=末継智章 |authorlink=|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/660100/ |accessdate=2020-11-06 |format= |agency= |location=日本・[[福岡市]]|publisher=[[西日本新聞社]] |isbn= |issn= |oclc= |pmid= |pmd= |bibcode= |doi= |id= |page= |pages= |at= |language= |trans_title= |quote= |archiveurl= |archivedate= |ref= |postscript= }}</ref>。この混乱に対して審判委員長の[[大迫明伸]]は、柔道は[[相撲]]などと違って、審判団の裁定に対して選手に説明するルールになっていない。そのため、当事者にとって不明瞭な進行になるなど、「色んな残念なことが一度に重なってこのようなことになってしまった」と釈明した。なお、小西はこの件について次のようにコメントした。「(審判から)何も説明がなくて、試合中ずっと不安だった」「(先に)ポイントを取られたことは事実。悔しいけど、審判に(ポイントが)ないと言われたら、ない。(負けを)受け止めて、また一からやり直したい」<ref name=daily/><ref>[https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/10/31/kiji/20201031s00006000525000c.html 審判団の操作ミス重なり大混乱 審判委員長は陳謝も判定ミスは否定 柔道講道館杯] [[スポーツニッポン]] 2020年10月31日</ref>。
 
その後に審判委員会、強化委員会、大会事業委員会、アスリート委員会の4委員会が試合を改めて検証した結果、中断後に小西が抑え込みを再開した際にカウントするのが3秒遅く始められていたため実際は11秒抑え込んでおり、この時点で小西に技ありが付与されるべきで、ポイントで並んだ両者はその後延長戦に入るべきだったが、すでに時間が経過しており、再試合は難しいとした。そのため全柔連は、「大会運営上の誤謬を認め、決勝戦の勝敗がついていなかったものとし、特例的かつ限定的に遡って両者優勝とすることで4委員会の意見が一致した」との報告を受け入れて、両者を優勝とすることに決めた。専務理事の中里壮也は「日本最高峰の柔道大会の運営に不備があり、選手や関係者にご迷惑をおかけし、多くの柔道ファンの方々に混乱を招く事態となり、心よりお詫び申し上げます」と陳謝した。また、4委員会は[[カラー柔道衣]]の導入、審議後の場内アナウンス制度の導入も提言した<ref>[https://www.daily.co.jp/general/2020/11/20/0013879029.shtml 柔道・講道館杯の不可解裁定、ミス認め両者優勝 無効の抑え込みは「技あり」と結論] [[デイリースポーツ]] 2020年11月20日</ref><ref>[https://www.nikkansports.com/sports/news/202011200000963.html 誤審混乱で全柔連謝罪「心よりおわび」再発防止策も] [[日刊スポーツ]] 2020年11月20日</ref>。また、11月20日、全柔連は[[YouTube]]の全柔連TVチャンネルで、小西の最初の抑込は時計係からは選手の腰の色紐が見えづらかった、カウントの開始が4秒遅れた、副審と[[ジュリー (柔道)|審判委員]]はタイマー表示9秒の段階で「解けた」に気付いたがインカムで指示する前にブザーが鳴ってしまった、抑込開始からブザーまで14秒経っていたため主審と選手には20秒で一本の印象を与えた可能性がある、8秒ではなく7秒で解けていたと判断したことを明らかにした。さらには主審・副審と審判委員の合議では解けた後「待て」相当の時間が経過したと判断し「はじめ」とした、審判委員長を加えた合議で選手が立ち上がったあと寝技から再開できる規定はないが「はじめ」からでは小西に不利益が生じるとし第21条「規定に定められていない事態」を適用し解けた体勢から再開するとした、主審にビデオを見せて正しく再開できるようにしたが小西の首の抱え方が不十分であった、との見解を明らかにした。4委員会は、開始線の設置、[[国際柔道連盟]]ルール理解の徹底、タイマー操作の精度向上とリカバリープランの策定も提言したことを明らかにした<ref name="全柔連TV">{{Cite video| people =[[YouTube]]全柔連TVチャンネル| title =【経緯説明】2020年度講道館杯60㎏級決勝戦における混乱について|website=[[YouTube]] | medium =VOD| publisher =全日本柔道連盟| location = | date =2020/11/20| url =https://www.youtube.com/watch?v=FanBsCRVUlg| time=| quote= |format=|accessdate=2020-11-29}}</ref>。11月29日現在、全柔連のサイトからダウンロードできる国際柔道連盟試合審判規定は下から脚を挟む図が2枚掲載されたままである<ref>{{Cite web |author=[[全日本柔道連盟]] |url=http://www.judo.or.jp/wp-content/uploads/2018/09/b9503aa6efbe0dc222359ed70050249c.pdf |title=2018年〜2020年国際柔道連盟試合審判規定 |website=全日本柔道連盟|format=PDF|page=28 |accessdate=2020-11-29}}</ref>。
 
全日本柔道連盟は12月3日、オンライン理事会を開き、12月13日の[[2020年東京オリンピックの柔道競技|東京オリンピック]]66 kg級代表者決定戦である[[阿部一二三]]対[[丸山城志郎]]、[[2021年]]の[[全日本選抜柔道体重別選手権大会]]、講道館杯でカラー柔道衣を導入することを承認した。[[全日本柔道選手権]]と[[全日本女子柔道選手権]]は従来通り、白道着のみで行われる。<ref>{{Cite web| people =| title =【柔道】「丸山城志郎 VS 阿部一二三」もブルー柔道着を導入 講道館杯の誤審騒動で再発防止へ | medium =| publisher =[[東京スポーツ]]|website=東スポWeb|location =| date =2020-12-03 | url =https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/2473860/|accessdate=2020-12-06}}</ref><ref name=jiji/>。
 
== 脚注 ==