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[[小選挙区制]]は、[[二大政党制]]を誘導しやすく争点の明確化や[[政権交代]]が期待できるが、[[死票]]が多く、選挙結果は[[ゲリマンダー]]などの区割りや候補者調整などに大きく影響されうる。二大政党制の欠点(二大政党間で合意された談合に対する抵抗手段を有権者は持たない等)も負わねばならない。
 
[[比例代表制]]は、構成員の民意の分布を、比較的正確に議員の比率に反映させる事が可能だが、小党分立が長期化する場合があり、政党を立候補単位とする方式では[[政党]]中心の選挙および選択となる。独占
 
==== 職業政治家による判断能力の独占 ====
構成員は選挙の時のみ政治に関与し、多くの場合には次の選挙までは代議員に委託してしまう。構成員は議会での実質的な議論や情報から排除され、議員のような責任や給与も提供されないため、政治課題調査能力を養成する機会に乏しく、一部は民主主義本来の構成員としての当事者意識や責任感が希薄となり、[[政治的無関心]]に陥る。辛うじて当事者意識を保つ構成員も、行政情報へのアクセス権限や政治課題調査能力に於いて職業政治家との圧倒的な差があるため、職業政治家を検証・理解することができない。[[クラークの三法則|十分に発達した技術は、魔法と見分けがつかない]]。もはや理解を越える存在となった職業政治家に対し構成員ができることは、根拠を検証せずに盲信するか、根拠を検証しない点は盲信と変わらないが逆に、不信感を募らせることの二つしかない。
 
==== 金銭問題 ====