「半熟忍法帳」の版間の差分

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<br>雑誌休刊のため、連載を終了。9巻は3話目が雑誌版の最終回にあたる。残りの4話は連載の続きが描き下ろされており、連載時に描ききれなかったエピソード(月影の正体、各カップル達のその後、鉄面皮党との戦いなど)が補完された。外伝扱いの最終話(エピローグ)「完熟忍法帳」は前話ラストから3年後の設定で、若葉組の面々も(容姿は)大きく成長している。
 
==登場する人物紹介及び組織==
===火車忍群若葉組===
組員は半人前忍者の4人(男女各2名)と小頭1によって構成される忍者集団。半人前の4人は元々火車の里の者ではなく、10年前の戦乱で親を亡くしたところを拾われて育てられた。火車忍群自体は侍など特定の主を持たないいわゆるフリーランスの忍者集団で、様々な城の依頼に対して、忍者を派遣する[[労働者派遣事業|人材派遣業]]をしている。
 
メンバーは好色なお調子者・'''雷太'''、お転婆な怪力少女くの一・'''深雪'''、常識人なしっかり者・'''疾風'''、真面目な一方で色事にも積極的な天然少女・'''かすみ'''の4人(各メンバーの詳細は後述)。当初4人の年齢は満16歳という設定であったが、作者が「16歳にしては子供っぽい」と判断し、「[[数え年|数え]]で16歳(実年齢は14~15歳)」という設定に直された。
:得意技は微塵隠れの術と上述した縄縛り。しかし、しばしば火薬の量を多くし過ぎたり隠密行動の時に無意味に爆発を起こしたりして事態を悪化させる。一方、最終巻では深雪に投げられ、敵前で爆発した(自身が爆弾になった)後に地面に隠れるテクニックを見せた。また、上述の通り、女性の服を脱がせたり早着替えさせたりするのも得意としている(無論、その後深雪から鉄拳制裁を喰らう)。
:家の中は決して整理されているとはいえず、[[おかゆ]]を作っただけで手を包帯だらけにしており、家事はあまり得意ではないらしい(それでも幼少期に料理分担を外されたのは深雪だけだったことを考えると、深雪よりは上手らしい)。それほど興味の無いことに関してはその器用さは発揮されない様子。武器は忍者刀。
:登場人物の中で唯一、身長・体重に関する記述がなされ、本人曰く「五尺四寸・十三貫」で、これは大体「163.6cm 49kg」となる。単行本最終巻のエピローグでは、深雪の身長を大きく上回り、彫りの深い面立ちになった
;深雪(みゆき)
:若葉組その2。勝ち気でややわがままな一面があるが、ストレートで裏表が無い性分であり、忍という生業の特性を無視し「真正面から攻めて堂々と奪う」のがポリシー。その反面、純情で一途、年頃の少女らしい繊細さも持ち合わせており、[[七夕]]や[[雛祭り|お雛様]]といったロマンチックな行事や美しい人形も好む。また、かすみほど明確な描写はないが意外と勘が鋭く、桔梗を沙霧と同一人物だと見抜いたのも彼女である。
:しなやかな身体を持つ一方、貧乳であることを気にしており、そのことについてしばしば雷太にからかわれている。また、雷太には肥満呼ばわりされることもしばしばだが、描写の上ではかすみよりスレンダーである。一方で、雷太には好意を寄せ、雷太が落ち込んでいる時にはしっかり支える場面もある。炊事洗濯などは壊滅的に下手で、作り方のわからない[[チョコレート]]を作ろうとして大爆発を起こしてしまったこともある。生来から4人のなかで一番の力持ちであり、中身入りの酒樽20個抱えても、「かなり重い」程度で済んでしまう。大岩や崖なども、軽く殴るだけで砕いてしまう。戦闘でも主に力押しになる場面が多い。それほどの腕力をもっていながら、なぜか小刀を武器としている(もっとも小刀を使うのはだいたいザコとの戦闘時で、強敵と戦うときは素手であることが多い)。また、自身が無傷で過ごす為に雷太を盾に利用する強引かつ狡猾な一面も持つ。
:作中で彼女の代名詞となっている鉄拳などによる暴行制裁は、雷太のみならず、かすみや紅影団のくの一にも下すことがある(但しその場合、同性ということもあってか、雷太程激しいものではなく、たんこぶ程度に留めるのが大半)。
:身長は雷太とそれほど差がないことから、160cm前後と考えられる。単行本最終巻のエピローグでは、努力が実り(?)なかなか年齢相応のプロポーションに成長した。
;疾風(はやて)
:若葉組その3。4人の中で一番の常識人で折り目正しい性格。しかしそれが故に、他の3人をはじめとする個性的なキャラたちに埋没してしまいがちで、目立たないことが多く影が薄い。また、西と言われて北に向かうほどの方向音痴が欠点。
:かすみとは相思相愛。描写は少ないが、雷太がかすみにセクハラをした(未遂を含む)際は深雪と一緒に(単独で行う場合もあり)制裁を下す。女性(特にかすみ)の裸体やお色気話に弱く、ハプニングによって全裸になったかすみを目の当たりにしたり、卑猥な想像をしたりする度に多量の[[鼻血]]を出す(連載初期は雷太も同様の傾向があった)。実力は4人の中では一番バランスが取れており、我慢大会に出場した際は1位が取れた種目こそなかったものの常に2位・3位に順位をつけて総合優勝し、優等生ぶりを見せた。
:忍者としての実力・常識的な性格・大人びたクールな容姿にも関わらず、影が薄いせいか得な役回りになることはほぼ皆無である(本人も多少気にしている様子)。4人の中では最も長身で、雷太と比較すると170cm前後と考えられる。武器は忍者刀。単行本最終巻のエピローグでかすみと結婚した
;かすみ
:若葉組その4。4人の中では比較的おっとりしていて、マイペースで天然。だが、怒らせる(キレる)と一番怖い。色事に関しては、序盤では恥じらいながらも興味をそそられているという程度の描写であったが、次第にその関心が強くなっていき、小頭の[[春画]]本をくすねていたり、それを読んで「勉強」していたり、大頭が家宝にしていた禁制の春画絵の写しをこっそりとっていたりと、雷太以上に注力するようになり、連載中期以降には性的に過激な言動が多くなり、その度に深雪や沙霧に鉄拳制裁を受けたり雷太や疾風を困惑させたりする。疾風とは相思相愛だが、疾風以外にも雷太・深雪との絡みが多く、4人の中で最もやりとりが豊富なキャラクターでもある。「はりきってお弁当作っちゃうからね」という台詞があり、バレンタインチョコレートを率先して作ろうとする行動もあり、料理が得意らしい。お互いを呼び捨てで呼び合う若葉組の面々の中で、彼女の深雪に対する呼び掛けのみ「深雪ちゃん」と呼び捨て以外を用いる。
:作中でハプニング的に全裸になることが特に多い。
:連載中期から胸が豊満になり、作者によれば、5年後には背はあまり成長しないが、胸や尻は沙霧並に成長する設定とのこと。隼丸の飼い主でもある。武器は鞭と[[手裏剣]](千本)。4人の中では最も小柄で、身長150cm前後と考えられる。
:単行本最終巻のエピローグでは疾風との結婚式を挙げており、[[ウェディングドレス]]姿を披露した。
;弥助(やすけ)
:若葉組小頭。4人の教育係。若干スパルタ。名前で呼ばれることは非常に稀で、4人には「小頭様」と呼ばれている。忍者としての腕はかなりのもので作中ではほとんど負け無し。老け顔だが、数え年で25歳。厳つい容貌ゆえに女性には縁が無い。好みのタイプはおしとやかで家庭的でありながらナイスバディの女性(いわゆる「ケバい女」は嫌っている)で、そのタイプに完全に一致する桔梗に強い好意を寄せているが、「ケバい女」に該当する沙霧にも少し惹かれている。4人に示しをつけるためか極力ストイックにしているが、本質は色事・[[酒]]・[[現金|金]]に目がなく、自宅の整理整頓もしないずぼらな生活を送っている。趣味は[[春画|春画本]]集めで、春画本の女性の顔を桔梗の顔にすげ替えている。
:最終巻において、弥助への想いに気付いた沙霧から(彼が理想の女性としていた)桔梗に変装した姿で求婚された際にようやく、自分のなかの沙霧への想いに気付き、その求婚を断る。その場で正体を明らかにした沙霧から全ての事実を知らされた後に結ばれた。単行本最終巻のエピローグでは2人の子の父親となり、沙霧が第三子を身ごもっている。
 
===その他火車忍群===
;月影(つきかげ)
:若葉組の4人がピンチの時に陰ながら助けてくれる、謎の覆面忍者。顔の下半分は覆面で隠しているが、女性キャラによるとかなりの美男子らしい。4人が危機に陥るのは主に任務中の話だが、連載が進むにつれ任務よりも里での修行・非番(プライベート)時の話が増えていったため、必然的に出番が減少していった。4人は気付いていないが、実は10年前に孤児だった彼らを拾って火車の里に連れて行った本人で、それ以来4人を影から見守っている。火車の里に何箇所も隠れ家を持っている。メインキャラクターで物語の重要人物でありながら出番が少ないことを悩んでおり、連載後期ではその旨を嘆いている様子がしばしば描かれるようになる。
:その正体は最終巻において、弥助と同一人物であった事が明かされる。10年前に若葉組の4人を拾った際、彼らを厳しく育てるために強面の変装をして別人になりすまし、立場上「小頭」として4人を助けられない時だけ仮の名「月影」として姿を現すようになった(弥助の方が本名)。つまり月影の時の男前の顔の方が素顔なのだが、地の性格は変装している時の色事・[[酒]]・[[現金|金]]に目がないずぼらなものであり、本来の顔に戻るとついカッコつけてしまい戻るに戻れないとの事。また、長年顔を隠していたため[[赤面|赤面症]]になってしまった。単行本最終巻のエピローグでは、沙霧との間に生まれた子供に泣かれてしまうという理由で変装を解き(しかし口調は変装時と同じ)、本来の顔で生活している(しかし雷太たちは本来の顔と弥助のときの言動にまだ慣れていないらしい)。赤面症は何とか克服した。
:なお、月影と弥助が同一人物である事は最初から設定されており、月影の知っている内容を弥助が知っていたり、単行本第4巻の陽之巻でみんなが[[日焼け]]している中で弥助の顔だけが日焼けしていなかったり、早くから伏線はある(そもそも月影と弥助が同時に登場するコマが存在しない)。
;隼丸(はやぶさまる)
 
;風(ふう)
:鉄面皮党の忍の一人。女性だが初登場時は男性を装い風太郎を名乗っていた。弥助の手によって女性であることを暴かれた。若葉組とは体術の修行をしている際に遭遇し、深雪と雷太の人間離れした力と雷太の驚異的な打たれ強さに惚れ込み弟子入りを志願する。その正体は鉄面皮党が火車忍群の戦力を探る為送り込んだ刺客。風を操る力を持ち「風神」の通り名を持つ。正体がばれた際に若葉組を亡き者にしようとするが、深雪に説得され和解する。現在は抜け忍。
;雷(いかずち)
:鉄面皮党の忍の一人。男性。風とは姉弟であり、雷を操る。姉同様「雷神」の通り名を持ち、二人合わせて「風神雷神姉弟」と呼ばれている。クールに振る舞っているものの、姉である風がハプニング的に全裸になった際には著しく興奮し、鼻血を出すなど、多少[[シスコン]]の気がある。姉と同様抜け忍となり修行中。
:二股城の姫君。18歳。名前負けするぐらい肥満体の巨躯と不細工な顔。バイセクシャルと見られ、気に入った相手なら男や女も関係なくキスをする。通常雷太が他の女性に気に入られたり仲良くしたりすると怒りを見せる深雪も、彼女の場合は困惑の余り怒りを示さなかった。あり得ぬ怪力から生物学的に謎が多いと腰元は語っている。
;あかり
:あやかしの森に住む[[陰陽師]]。元々は破魔城の姫だったが、物の怪を引き寄せる力を生まれつき持っており、その力を制御する術を身につけるため、物心つく前に陰陽師に預けられた。年齢は12歳だが身体的成長はしておらず、そのことで妹弟子のみどりと口論することがある。物の怪を全部封印し終わった後、破魔城へと戻った。
;みどり
:あやかしの森に住む陰陽師。陰陽師鬼龍斎の孫娘であかりの妹弟子。10歳だが身体的成長をしており、胸は深雪と同程度である。沙霧を助けた恩人だが助けた理由は大きな胸をしているからというもので、彼女を「お姉さま」と呼ぶ。落書きをする癖があり、沙霧の顔や体に落書きしては制裁を食らう。落書きは自分の愛情表現であり、愛しいと思った人のみにするとのことだが、以前にもあかりの顔にもよく落書きをしていたらしい。これに関して本人はあかりの顔が平坦で書きやすかったから練習しただけと笑い飛ばしている(しかし、あかりに過去の落書きについて指摘された際、一瞬硬直しており、また笑い飛ばしつつも目をそらし汗をかいている)。祖父が未熟なあかりばかり可愛がられていたことに嫉妬して対立していたが、後に和解。物の怪を全部封印し終わった後、あかりとともに破魔城に引き取られる。
;雪女の親子
:ある雪山に温泉宿を経営している未亡人の女性。その正体は雪女。妖艶なる体躯と美貌を持っており、雪女のイメージに相応しいと思える。遭難した雷太を助けた人物で、雷太と裸で温めあう等、とても少年誌では表現し難い事をしていた。雪女なので、温泉にはもちろん入れず雷太が「一緒に入浴を」と要求した雷太に際は親子一緒に2人で殴りかかった。雪女が温泉宿を経営しているのは夫(人間)が残した温泉宿だからである。雷太達は結局最後まで正体に気付かなかった。
;飛燕(ひえん)
:ある日、かすみの家の前に捨てられていた赤子の少年。若葉組が出産に関した話題をしていた当日に置き去りにされていた。数日間火車の里にいたが、後に本当の母親(他の里のくの一)が迎えに来た。かすみが命名した「飛燕」という名を気に入り、子に正式にその名を付けた。赤ん坊乳児のに、がらして泣いているかすみを宥める所を見ると、知力は高いと思われる。
;紅葉(もみじ)
:雷太が道に迷った際、大きな[[紅葉]]の木の下で出会った少女。元々抜け忍の身であり追われていたところ、雷太と出会う。セクハラにも全く動じない物凄い淡白な性格。雷太は本当に彼女を木の精霊だと思っている。雷太と別れもう二度と会わないつもりだったが、忘れることができず隼丸と共に火車の里に隠れ住んでいる。その後は陰ながら雷太と深雪の仲を応援しながら若葉組に味方をしている。