「ステート・ストリート」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
万億とコンマは併用しない。
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
節変更
2行目:
'''ステート・ストリート'''({{lang-en|State Street Corporation}})は[[ボストン]]の金融機関。名称は当地の[[国際金融市場]]であった中心街に由来する。
 
== ミルトン家沿革 ==
前身のユニオンバンクは外国為替業の繁忙する[[フランス革命戦争]]の開戦年に設立された。初代頭取は[[モーゼス・ギル]]だった。両方の意味でのステート・ストリートは、近代を通じてボストンから[[極東]]までの綿・絹貿易を主体とする為替業務を担った<ref>現に、アジア太平洋地域の本部は[[香港]]に置かれている。</ref>。ユニオン・バンクは[[:en:Boston Brahmin|ボストン旧家]]と不動産取引もした。1865年に免許されて、ナショナル・ユニオン・バンク・オブ・ボストンとなった。1911年にAllan Forbes<ref>[[:en:Robert Bennet Forbes|Robert Bennet Forbes]] の孫。
:Mary Caroline Crawford, ''Famous Families of Massachusetts'', Volume I, Little, Brown, and company, 1930, [http://library.albany.edu/preservation/brittle_bks/Crawford_Familiesv1/Chpt16.pdf Chapter XVI: The Forbes Family], p.305.
12行目:
1950年から1955年まで、アラン・フォーブズが会長を務めた。ステート・ストリートは他行を吸収合併して規模を拡大、1960年に同一の[[持株会社]]が支配するグループ企業となった。<ref name=union />
 
== ハイテク化 ==
1970年代から1980年代までWilliam Edgerly 社長は会社の[[投資銀行]]化とグローバル化を推進した<ref name=union />。そのころネッド・ジョンソン率いる[[フィデリティ・インベストメンツ]]とステート・ストリートは提携しており、[[メリルリンチ]]や''[[:en:MFS Investment Management|MFS Investment Management]]''(旧MIT)、そして''[[:en:Putnam Investments|Putnam Investments]]'' がステート・ストリートに口座をもっていた<ref name=bhc />。MFS は1982年に[[ケベック州]]のサン・ライフ・フィナンシャル([[アクサ]]代理人が創設者)に吸収された。パトナムは堅実さが売りであったが、おそらく同じころに株式の買収が進み、やはりケベックのパワー・コーポレーション・オブ・カナダ(PCC)へ下った。PCC は[[グループ・ブリュッセル・ランバート]]三大株主の一つである。ステート・ストリートはケベックのフランス資本と関係する。ウィリアム・エジャリーは1992年でリタイアしてから、[[IBM]]での研修を主体としながらOBが新人を鍛えるステート・ストリート協会なる修行場をつくった<ref name=union />。