「リネージュII」の版間の差分

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クロニクル4の3次転職や英雄システムのようなインパクトの大きなものは少ないが、ゲームの根幹をなしている血盟システムの大幅な変更がなされた為、全てのプレイヤーに少なからぬ影響を与えるものとなった。また、このアップデートにおけるシュチュッツガルト領地の追加をもって、本作の舞台であるエルモア大陸が完成するとされる。
 
クロニクル4でその有利さが注目され全盛となった魔法攻撃系職に対する各種調整など、クロニクル4で問題となった点については少なからず修正が行われ、多くの点で改善が見られている。しかし、その一方で、RMT行為の横行や素材インフレーションなど、ゲームの根幹部に関わる所でも少なからず持ち越されたままとなっている問題があり、特にインフレーションについては低レベルの新規のプレイヤーのプレイ継続に対しても大きな障碍になっている。この為、現実の問題としてクロニクル5の目玉要素であるアカデミーシステムについても、本来のターゲットである新規プレイヤーの利用よりも、高レベルプレイヤーのサブキャラクターの育成が中心となっている実態があるなど、クロニクルの新要素が運営会社や既存プレイヤーの期待ほど有効に機能していない状況も見られている。
NCJがクロニクル5において、血盟システムの変更と共に目玉として位置づけたものの一つに「'''魔剣ザリチェ'''」という新たな武器の投入がある。これは開発者側の意図としてはフィールドPvPの促進を目的としたアイテムで、サーバー毎に1つしか存在しない特殊な性質を持った武器である。また、極めて高い攻撃力を持つが、PKペナルティーについては加害・被害の両方に発生せず、さらには武器自体も一定時間で消滅するという、このゲームの武器の中でも極めて特殊かつ異質なものである。
 
また、血盟システムについてはその拡大に伴い、同盟を結ぶ事のできる血盟の最大数が12から3に削減された。また、従来からの同盟の内、4血盟以上で構成されているものについては一定の猶予期間を経て全て強制解散となる事が発表されている(予定日11月7日)。この影響は大きく、実施が明らかになると、同時に血盟スキルを目的として血盟の再編の動きが小規模血盟の一部に発生した。一方、それまで有力な城主同盟として鉄の結束を保っていた同盟でも、どの血盟が残りまた離れるか、あるいは同盟維持の為にどの血盟を存続させるかなどを巡って、少なからず、いさかいや内部での工作行為なども生じるなど、多少の混乱をきたしたものが少なくない。
しかし、この武器には象徴的な特徴の一つとして'''PKをすればするほど攻撃力が増加する'''というものがあり、ひいては開発者の本来の意図である魔剣ザリチェを巡るPvP戦はもとより、この武器の所持者による無差別PK行為もいたずらに誘発する可能性も十分に考えられるアイテムともいえる。その為、死亡ドロップを悪用した高額アイテム強奪及び狩場独占を狙ったRMTプレイヤーなどによるPKやMPKの横行が現状著しい日本版では、先行している韓国版の情報などからこの武器の特性に関する噂が出た時点で拒否反応を示したプレイヤーがかなりの割合に上った。
 
また、NCJがクロニクル5において、血盟システムの変更と共に目玉として位置づけたものの一つに「'''魔剣ザリチェ'''」という新たな武器の投入がある。これは開発者側の意図としてはフィールドPvPの促進を目的としたアイテムで、サーバー毎に1つしか存在しない特殊な性質を持った武器である。また、極めて高い攻撃力を持つが、PKペナルティーについては加害・被害の両方に発生せず、さらには武器自体も一定時間で消滅するという、このゲームの武器の中でも極めて特殊かつ異質なものである。
クロニクル4でその有利さが注目され全盛となった魔法攻撃系職に対する各種調整など、クロニクル4で問題となった点については少なからず修正が行われ、多くの点で改善が見られている。しかし、その一方で、RMT行為の横行や素材インフレーションなど、ゲームの根幹部に関わる所でも少なからず持ち越されたままとなっている問題があり、特にインフレーションについては低レベルの新規のプレイヤーのプレイ継続に対しても大きな障碍になっている。この為、現実の問題としてクロニクル5の目玉要素であるアカデミーシステムについても、本来のターゲットである新規プレイヤーの利用よりも、高レベルプレイヤーのサブキャラクターの育成が中心となっている実態があるなど、クロニクルの新要素が運営会社や既存プレイヤーの期待ほど有効に機能していない状況も見られている。
 
しかし、この武器には象徴的な特徴の一つとして'''PKをすればするほど攻撃力が増加する'''というものがあり、ひいては開発者の本来の意図である魔剣ザリチェを巡るPvP戦はもとより、この武器の所持者による無差別PK行為もいたずらに誘発する可能性も十分に考えられるアイテムともいえる。その為、死亡ドロップを悪用した高額アイテム強奪及び狩場独占を狙ったRMTプレイヤーなどによるPKやMPKの横行が現状著しい日本版では、先行している韓国版の情報などからこの武器の特性に関する噂が出た時点で拒否反応を示したプレイヤーがかなりの割合に上った。
また、血盟システムの拡大に伴い、同盟を結ぶ事のできる血盟の最大数が12から3に削減された。また、従来からの同盟の内、4血盟以上で構成されているものについては一定の猶予期間を経て全て強制解散となる事が発表されている(予定日11月7日)。この影響は大きく、実施が明らかになると、同時に血盟スキルを目的として血盟の再編の動きが小規模血盟の一部に発生した。一方、それまで有力な城主同盟として鉄の結束を保っていた同盟でも、どの血盟が残りまた離れるか、あるいは同盟維持の為にどの血盟を存続させるかなどを巡って、少なからず、いさかいや内部での工作行為なども生じるなど、多少の混乱をきたしたものが少なくない。
 
その他、2006年秋に韓国版では宝くじ及びモンスターレースが削除された。理由はシステムの改善の為となっているが、実態としてはゲームの規約違反行為とはいえRMTの諸問題に絡んで違法賭博行為と見なされる懸念が韓国で発生した為である。システム開発の都合上、日本版でもこれらについては遠からず削除されるのではないかと見られている。