「タチアナ・ユマシェワ」の版間の差分

[[1996年ロシア大統領選挙]]でエリツィン選対のメディア対策顧問を務めた<ref>{{cite news| url=http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,984833-3,00.html | work=Time | title=Rescuing Boris | date=July 15, 1996}}</ref>のがタチアナが政治へ介入するきっかけとなった。その後、影響力を強め、エリツィン・ファミリー（セミヤー）の中心として、[[アレクサンドル・ヴォローシン]]、ユマシェフらと組んで、権勢を振るい、、[[エフゲニー・プリマコフ]]首相の解任にあたっては、夫ユマシェフ、[[ロシアの新興財閥|オリガルヒ]]の[[ボリス・ベレゾフスキー]]とともに解任劇を画策したとされる。1996年から[[1999年]]まで、ロシア大統領顧問。ロシア公共テレビ（ORT、[[チャンネル1 (ロシア)|チャンネル1]]）取締役も務めた。1999年にロシア大統領府と[[スイス]]の建設会社[[マベテックス]]社との間で贈収賄容疑が浮上した際にはタチアナの名も挙がり、カードによる巨額の買い物の代金をマベテックスに肩代わりさせたともいわれる。

エリツィン退陣後もロシア大統領府顧問として公職に留まったが、プーチン政権によりセミヤーの影響力は排除され、2001年に辞している。以後は亡父エリツィンを記念するエリツィン財団の運営に当たっている。

ユマシェフ夫妻は、[[モスクワ・シティ]]（モスクワ国際ビジネスセンター）の高層ビル、インペリア・タワーとキャピタル・シティの半分（49.58パーセントのシェア）を所有している<ref>{{ru icon}} {{cite web | title = ユマシェワのタワー | publisher = [[ヴェドモスチ]] | url = http://www.vedomosti.ru/newspaper/article/261656/bashnya_yumashevyh | date = 2013.4.26 　| accessdate = 2013.11.3 }}</ref>。

[[2009年]]一家そろって[[オーストリア]]の市民権を取得した<ref>{{ru icon}} {{cite web | title = エリツィンの令嬢、タチアナ・ユマシェワ、オーストリア市民権を取得 | publisher = ロシアRBCテレビ | url = http://top.rbc.ru/society/26/04/2013/855807.shtml | date = 2013.4.26 　| accessdate = 2013.11.3 }}</ref>。