「アメンボ類」の版間の差分

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幼虫・成虫とも肉食性で、主に水面に落ちた他の昆虫に口吻を突き刺し、消化液を注入・[[消化]]された液体を吸汁する。魚の死体や[[ボウフラ]]などから吸汁する事もある。獲物を探す際は、獲物が水面で動いた時に発生する小さな[[水面波]]を感知して獲物の位置をつかむ。そのためアメンボがいる水面を指で軽く叩くなどして波紋を作ると、アメンボが波紋の中心に近寄ってくる。
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[[Image:Amenbo_06f5520sx.jpg|thumb|right|翅が退化したアメンボ]]
[[食物連鎖]]における[[天]]は[[魚類]]や[[鳥類]]などだが、生息環境に人の手が入ったことで減少し、[[絶滅危惧種]]となってしまったシオアメンボ ''Asclepios shiranui'' などの種類もいる。
 
成長段階は一般的なカメムシ目昆虫と同様で、[[卵]] - [[幼虫]](1-5齢) - [[成虫]]という不完全[[変態]]を行う。卵は水面付近の石や植物などに産みつけるため、そのような物がないような広い水面には生息しない。幼虫は翅が短いこと以外は成虫とほぼ同じ姿をしており、成虫と同様に水面で生活する。成虫になるとカメムシ類と同様の翅ができ、飛んで移動できるようになるので、他の水域から独立した小さな水たまりにも姿を現す。ただし小型種では成虫の翅が[[退化]]したものもおり、これらは飛ぶことができない。
 
「[[大和本草]]」([[貝原益軒]]著)には「有[[毒]]」、「雞([[ニワトリ]])[[イヌ|犬]]が食えば死ぬ」と記されている。
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[[画像:W amenbo4071.jpg|250px|thumb|水面で活動するオオアメンボ ''Gerris elongatus'']]
 
==分類==
アメンボ上科 Gerroidea