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[[ファイル:Emperor Naruhito 20190504b.jpg|thumb|[[徳仁]]の即位を祝う一般参賀、[[宮殿]][[長和殿]](2019年5月4日)]]
[[ファイル:Emperor Naruhito 20190504a.jpg|thumb|一般参賀に出席する天皇徳仁、[[皇后雅子]]、[[秋篠宮文仁親王]](2019年5月4日)]]
「てんのう」は、「てんおう」の[[連声]](れんじょう)とされる{{sfn|松村|2014a|p=「天皇」}}{{sfn|松村|2014b|p=「天皇」}}。古代の日本では、[[ヤマト王権]]の首長を「[[大王 (ヤマト王権)|大王]]」(オオキミ)といったが、[[天武天皇|天武朝]]ごろから[[中央集権国家]]の君主として「天皇」が用いられるようになった{{sfn|松村|2014b|p=「天皇」}}。「天皇」は[[大和朝廷]]時代の大王が用いた[[称号]]であり、[[奈良時代]]から[[平安時代]]にかけて[[政治]][[祭祀]]の頂点だったが、[[摂関政治]][[院政]][[武家]]の台頭により政治的実権を失っていった{{sfn|松村|2014a|p=「天皇」}}。[[室町時代]]には多くの[[宮中祭祀]]の廃絶もあり劣位となったが、「[[江戸時代]]末に[[尊王論]]が盛んとなり、[[王政復古]]、[[大日本帝国憲法|明治憲法]]における[[天皇制]]へとつながった」といわれる{{sfn|松村|2014a|p=「天皇」}}。
 
明治憲法上は、天皇は神聖不可侵であること([[大日本帝国憲法第3条|第3条]])、国の元首であり、統治権を総攬すること([[大日本帝国憲法第4条|第4条]]){{efn|{{読み仮名|総攬|そうらん}}とは「統合して一手に掌握すること」、「(政治・人心などを)掌握して治めること」の意<ref>[https://kotobank.jp/word/%E7%B7%8F%E6%94%AC-553335 『デジタル大辞泉』・『大辞林 第三版』]</ref>。}}が規定されていた<ref name="daijirin" />{{sfn|松村|2014a|p=「天皇」}}{{sfn|松村|2014b|p=「天皇」}}。