「重力ターン方式」の版間の差分

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多くの宇宙飛行ミッションでは、直接または変更された形式で重力ターンを利用している。この手順を使用したさまざまなミッションのごく一部を以下に列挙する。
 
* [[サーベイヤー計画]]—アポロ計画の前身であるサーベイヤー計画の主なミッションは、着陸船に組み込まれた自動降下プログラムおよび着陸プログラムにより、月面に軟着陸する機能を開発するだった<ref name="AAS:04-062">{{Cite conference|title=''Surveyor'' Spacecraft Automatic Landing System|first1=Sam W.|last=Thurman|date=February 2004|conference=27th Annual AAS Guidance and Control Conference|url=http://trs-new.jpl.nasa.gov/dspace/handle/2014/38026?mode=full|archiveurl=https://web.archive.org/web/20080227050234/http://trs-new.jpl.nasa.gov/dspace/handle/2014/38026?mode=full|archivedate=2008-02-27}}</ref>。着陸手順は重力ターン降下に分類できますが、アポロ着陸船のように最初に月を周回するのではなく、地球から直接月面に向けて発射されたという点で、最も一般的に採用されている手法とは異なる。このため、重力「ターン」は若干行われたものの降下経路はほぼ垂直だった{{要出典|date=April 2009}}。
* [[アポロ計画]]—アポロ計画における[[サターンV]]ロケットの打ち上げは、ロケットにかかる横方向の応力を最小限に抑えるために重力ターンを活用して実行された。月でも月着陸船は重力ターン着陸と重力ターン打ち上げを行った。
*[[おおすみ]]--日本で初めて打ち上げられた[[人工衛星]]おおすみは、「無誘導重力ターン方式」を採用した[[L-4Sロケット]]により打ち上げられた<ref>{{Cite web|url=https://www.isas.jaxa.jp/j/special/2013/uchinoura50/data/03.pdf|title=ロケット一覧|accessdate=2020-12-20|publisher=[[ISAS]]|format=PDF|work=内之浦宇宙空間観測所の50年}}</ref>。姿勢制御は一度しか行われず、ロケットの飛行経路は重力に任された。