「日本の消防車」の版間の差分

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=== 救助工作車 ===
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略称:R。人命救助活動に使用され[[特別救助隊]](レスキュー隊)が運用する。[[交通事故]]などで車両に閉じ込められた人を助けることが多く、エアカッター、油圧式拡張機(スプレッダー、俗称ジョーズ)など[[救助資機材]]を搭載している。[[積載形トラッククレーン|クレーン]]・ウインチを装備していることが多い。近年は震災対策・広域応援のために[[緊急消防援助隊]]制度の発足や[[消防救助機動部隊]](ハイパーレスキュー)・[[特別高度救助隊]]など高度な救助部隊の創設された事や各本部の規模や地形、用途によりI型からIV型まで種類があり、バス型やハイルーフ型、高床型と低床型などタイプも豊富である。東京消防庁の救助車Ⅱ型はほとんどがクレーン無しのいすゞ製である。(消防救助機動部隊のⅢ型救助車と武蔵野消防署特別救助隊のⅡ型救助車は日野製でクレーン付き)。東京消防庁の第二、第六、第八方面消防本部の消防救助機動部隊の救助車はクレーン無しのⅡ型と、クレーン付きのⅢ型の両方が配備されている。(第三方面消防本部消防救助機動部隊、航空救助機動部隊、即応対処部隊の救助車はクレーンなしのⅡ型1台の配備、第九方面消防本部消防救助機動部隊の救助車はクレーン付きⅢ型1台の配備である。)第八方面消防本部消防救助部隊にはいすゞ製のⅣ型救助工作車(Ⅳ型はクレーン無し)が2台1組で配備されている。また、車輌によっては、クレーンを装備していないため、全長を短く抑えたり、はしごを積載庫内に収めたり、車上ボックスもなくしたりすることで、車上を救助スペースにしたり、短くコンパクト化に貢献した車輌もある。また、ポンプや小型水槽やポンプとは異なる高圧消火装置などを積載し、消火活動を可能にした車輌もある。また、救助隊が消火活動をする本部もあり、ポンプやホース、吸管、放水用ガン、または、ポンプ非積載でホースと、放水用ガンなどを積載した車輌もある。また、東京消防庁の即応対処部隊には2台1組で広域浸水地や土砂災害現場へ向かい即座に部隊を展開できるよう水深1.2メートルまでの浸水地や43度までの傾斜を走行するとが出来る、ベンツ・ウニモグ製の高機動救助車が配備され、箱ボディの活動型と平ボディに幌をつけた資材運搬型の2種類がある。装備は、フロントに5トン引きウインチを備え、活動型はC-1級の可搬ポンプを、資材運搬型は2.9トン吊のカニクレーンを装備している。 また、泥濘地や急斜面、浸水地、道路損壊地等へ先行するための不整地走行性能を持った四輪駆動式の全地形活動車も2台1組で配備され、1台目は通常の丸タイヤ、2台目は三角クローラータイプの車輌が配備されている。また、東京消防庁の消防救助機動部隊には、2本の腕とスライド式ベルトコンベアーで救助隊員では救出困難な場所で逃げ遅れた人の救出活動をする救助ロボット「ロボキュー」が配備されている。(現場までは資材搬送車の専用コンテナで運搬される。)なお、現在の車輌は2代目であり、初代が大型であったが、2代目はコンパクト化された小型になっている。
 
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