「フォボス2号」の版間の差分

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この時、フォボス2号は自動運用でフォボスを撮影し、電力を節約するために送信機を停止していた(撮影時には姿勢を変えるため主アンテナは地球方向に向けられない)。撮影終了後、予定の時刻を過ぎても通信が確立できなかったため、地上から探査機へ向けて緊急コマンドが送信された。約4時間後に17分間の弱い信号を受信できたが、探査機は回転状態にあり、低利得アンテナでしか通信ができない状態になっていた。テレメトリの解読ができないうちに再び通信が途絶し、以後通信が回復することはなかった<ref>{{cite news | title =Phobos 1 & 2 computer failures| url=http://catless.ncl.ac.uk/Risks/9.24.html#subj3| publisher = The Risk Digest 1989年9月14日 | accessdate = 2011-11-28}}</ref><ref>{{cite news | title =Phobos Spacecraft| url=http://www.russianspaceweb.com/phobos.html| publisher = Russian Space Web | accessdate = 2011-11-28}}</ref>。結果的に、フォボスに関して得られた知見はごく限られたものに留まった。
 
ソビエト連邦が[[1991年]]に[[ソビエト邦の崩壊|崩壊]]したため、フォボス2号は同国が打ち上げた最後の[[惑星探査機]]となった。現在は、[[火星]]の[[人工衛星]]あるいは人工[[準衛星]]として[[公転]]していると考えられている。
 
== 関連項目 ==