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{{複数の問題
|出典の明記=2014 202071227日 (日) 02:15 (UTC)
|独自研究=2014 202071227日 (日) 02:15 (UTC)
}}
{{Otheruseslist|'''[[コミュニケーション|情報伝達手段]]'''|[[その他]]の用法|プレゼンテーション (曖昧さ回避)}}
{{Otheruses|情報伝達手段}}
 
{{Wiktionary|<!--プレゼンテーション|プレゼン|※立項待ち-->:en:presentation}}
[[ファイル:Street preacher in Covent Garden 1.jpg|thumb|230px|街頭で行う<br />画像は、[[イギリス]]は[[ロンドン]]の中心部[[コヴェント・ガーデン]]地区での路傍[[福音伝道|伝道]](''cf.'' [[野外説教]])。[[パネル]](木板)を使っている。([[2006年]][[撮影]])。]]
[[ファイル:Steven_Koonin_BP_2005-02-22.jpg|thumb|230px|[[ビデオモニター]]と[[コンピューター]]が使える[[会議室]]で行う<br />画像は、イギリスの[[多国籍企業]][[BP (企業)|BP]]社の会議室における[[科学者]]達による[[エネルギー]]諸事情に関する[[会議]]の様子。仕切っているのは右奥で[[パソコン]]の操作もしている著名な科学者で<ref group="*">[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[理論物理学者]]スティーブン・E・コーニン ([[:en:Steven E. Koonin|Steven E. Koonin]])。</ref>、[[プレゼンテーションソフトウェア]] [[Microsoft PowerPoint]] が使われている。([[2005年]]2月22日撮影])。]]
[[ファイル:Frank Schulenburg giving a presentation at Wikimania 2011.jpg|thumb|230px|[[プロジェクター]]やコンピューター等を持ち込んだ会場、あるいは、それらを常設した会場で行う<br /><!--画像は、-->([[2010年代]]])。]]
[[ファイル:Wikipedia Academy Paulinerkirche 2006 (159).jpg|thumb|230px|ウィキペディアアカデミー2006 ([[:en:Wikipedia:Academy|''cf.'']]) における[[ジミー・ウェールズ]]のプレゼンテーション]]
 
'''プレゼンテーション'''({{lang-en-short|presentation}})は、[[コミュニケーション|情報伝達]]手段]]の一種。[[観客|聴衆]]に[[情報]]を提示して、理解を得るようにするための手段である<ref name="kotobank-MyPedia">{{Cite web |url=https://kotobank.jp/word/プレゼンテーション |title=プレゼンテーション |work=[[平凡社]]『[[マイペディア]]』 |publisher=[[コトバンク]] |accessdate=2019-04-102020年(令和2年)12月27日 }}</ref>。特に[[視覚]]情報が重視され、視覚情報伝達手段の一種と[[定義]]されている場合もある<ref name="kotobank-大辞林">{{Cite web |url=https://kotobank.jp/word/プレゼンテーション |title=プレゼンテーション |work=[[三省堂]]『[[大辞林]]』第3版 |publisher=コトバンク |accessdate=2019-04-102020年(令和2年)12月27日 }}</ref><ref name="kotobank-知恵蔵">{{Cite web |url=https://kotobank.jp/word/プレゼンテーション |title=プレゼンテーション |work=[[朝日新聞社]]『[[知恵蔵]]』 |publisher=コトバンク |accessdate=2019-04-102020年(令和2年)12月27日 }}</ref>。[[日本語]]では'''プレゼン'''と[[略語|略称]]されることも多く<ref name="kotobank-知恵蔵" />、特に[[広告]]業界では早くから浸透している<ref name="kotobank-知恵蔵" />。
 
上でも少し触れたように、定義はかなり狭く捉えたものがあり、多くの[[専門用語]][[辞書]]類を紐解けば、むしろ狭義の場合が多いことに気づく。しかしそれらは、その用語辞書自体が、[[ビジネス]]分野とか情報[[通信]]分野とか広告の分野とか、前提としての上位の定義があらかじめ絞られていることに留意する必要がある。そういった分野的限定が無い一般辞書類では、まずは広く定義されており<ref name="kotobank-大辞林" /><ref name="kotobank-MyPedia" />、その後で視覚情報が重視されることを説明している。
 
== 概要 ==
[[製作|作品]][[計画[[]]提案]]、[[研究]][[成果]]、開発商品などの[[情報]]を、[[聴衆]]に対して発表し、伝達することの意味であるが、[[都市]]・[[建築]]分野では、計画の提案[[内容]]に関するプレゼンテーションを[[クライアント]]や関係者(影響を受ける人たち)に対して行う場合が多い。
 
[[政府]]機関での[[予算委員会]]、[[軍隊]]での[[作戦]]ブリーフィング、[[企業]]での企画発表などに見られるように、どのような組織でも意識や情報を集団として共有しなければ、複眼的にその事案を検討して組織的に取り組むことができない。そのためにアイディア、計画、情報を複数の人間に対して同時に伝達することを目的として、プレゼンテーションは実施される。特に[[司会]]を兼ねることもある話し手が聴衆の前に出てきて、プレゼンテーションを行う形態が一般的である。[[英語]]では、話し手としてspeaker(スピーカー)と呼ぶが、「presenter(プレゼンター)」も使われる。[[日本語]]では[[和製英語]]で「プレゼンテーター」<ref name="kotobank-プレゼンテーター">{{Cite web |url=https://kotobank.jp/word/プレゼンテーター |title=プレゼンテーター |publisher=[[コトバンク]] |accessdate=2019-04-102020年(令和2年)12月27日 }}</ref>と呼ぶ場合があるが、一般的には「登壇者」や「講演者」が使われている<ref>{{Cite web|title=プレゼンで絶対やってはいけない!聴衆が引く「4大NG行動」|url=https://diamond.jp/articles/-/160843|website=ダイヤモンド・オンライン|accessdate=2019-04-182020年(令和2年)12月27日}}</ref><ref>{{Cite web|title=CSS Niteに出演される方へ|url=https://cssnite.jp/archives/4speakers.html|website=CSS Nite公式サイト|accessdate=2019-04-年(平成31年)4月18|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|title=de:codeで登壇者に伝えた、プレゼンを成功に導く5つのポイント──澤流プレゼンレビュー法|url=https://next.rikunabi.com/journal/20160610_m12/|website=リクナビNEXTジャーナル|date=2016-06-年(平成28年)6月10|accessdate=2019-04-年(平成31年)4月18}}</ref>。
 
プレゼンテーションの際は、実際に形のないものを簡潔かつ分かりやすく説明すること、そして情報を的確に伝える、[[資料]](視聴覚、配布資料等)の準備、情報を適量平易に提供することが求められる。このため、図表や[[音声]][[映像]]のほか、実際に触れる試作品など、様々な情報提供が成されるのが一般的である。
 
[[1990年代]]以降、[[コンピュータ]][[技術]]の発展により、提供する資料をデジタルデータの形で編集・纏め上げて、[[説明]]を行いやすくする[[プレゼンテーションソフトウェア]]が多数開発されており、これを用い、[[テレビ]]や[[ビデオモニター]]、[[プロジェクター]]などの大画面で説明する様式が一般的になってきている。これらのソフトウェアでは、表やグラフ等の図表や[[写真]]・[[イラストレーション]]・[[アニメーション]]・[[音声]]や[[動画]]等の[[マルチメディア]][[媒体]]を画面上に埋め込んでパッケージ化し、一つのファイルにまとめることで、会議の場では連続した流れに沿って(会議の進行状況に合わせて)説明を進めることができるとされている。
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また、|※途中で終わっているようですが…。-->
 
== 概念の範疇 ==
プレゼンテーションという[[概念]]は、[[古代ギリシア]]の哲人[[アリストテレス]]の著作『[[弁論術 (アリストテレス)|弁論術]]』に遡れる<ref>{{Citation|title=優れたプレゼンの秘密の仕掛け|url=https://www.ted.com/talks/nancy_duarte_the_secret_structure_of_great_talks?language=ja|accessdate=2019-04-182020年12月27日|language=en|last=ナンシー・デュアルテ}}</ref><ref>{{Cite web|title=プレゼン必須!アリストテレスの説得する5箇条|url=https://allabout.co.jp/gm/gc/376016/|website=[プレゼンテーション] All About|accessdate=2019-04-182020年(令和2年)12月27日|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|title=「プレゼンの王様」になる10の鉄則 {{!}} プレジデントオンライン|url=https://president.jp/articles/-/11948|website=PRESIDENT Online - PRESIDENT|date=2014-02-年(平成26年)2月25|accessdate=2019-04-182020年(令和2年)12月27日}}</ref>。このように広義のプレゼンテーションは、[[歴史]]を顧みれば、この語が生まれる遥か以前から実質的に行われていた。
 
視覚に訴える[[情報]]を駆使して己の意図するところを聞き手に披露し、理解を得ようとすることも、目新しい手段ではなく昔から行われており、[[東洋]]であれば[[日本]]で盛んに行われた[[勧進#勧進帳|勧進帳]]や[[曼荼羅]]などを使った[[勧進]]、[[西洋]]であれば[[教会堂]]に[[ステンドグラス]]で描かれた[[絵]]で綴る[[聖書]][[物語]]を使った[[福音伝道]]など、これらは当時なりの視覚情報アイテムを最大限に活用した考え抜かれたプレゼンテーションである。そういったものが昔からあるなか、特別な[[概念]]を構築して[[認識]]を新たにし、専門的および学問的に洗練させていったところに、[[現代 (時代区分)|現代]]のプレゼンテーションの真価がある。
 
== 機材 ==
プレゼンテーションで視覚や聴覚に訴える[[マルチメディア]]を駆使する場合は、下記のようにいくつかの機材やソフトウェアが用いられる。
 
* [[パーソナルコンピューター]]