「特捜戦隊デカレンジャー」の版間の差分

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=== 特徴 ===
様々な新機軸が空振りに終わった感が拭えなかった前作『[[爆竜戦隊アバレンジャー]]』の反省から、本作は『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』以来3年ぶりの当初5人編成戦隊という形でスタートした。女性メンバーが2人なのは更にさかのぼって『[[電磁戦隊メガレンジャー]]』以来7年ぶりとなる。またほとんどの戦隊シリーズは舞台が「(放送当時の)現代の日本」であるが、当作品は『[[地球戦隊ファイブマン]]』以来となる「[[人類]]が既に[[宇宙]]に進出し、[[宇宙人]]と交流を持っているのがあたりまえ」な近未来社会-少なくとも、西暦2004年の日本ではない-を舞台にストーリーが構築されているのが異色である(なお、2006年に展開された[[Vシネマ]]の『魔法戦隊マジレンジャーVS特捜戦隊デカレンジャー』では、マジレンジャーに合わせ現代の日本を舞台としている)。<!--『激走戦隊カーレンジャー』を近未来社会と見なすかどうかは要議論-->
 
シリーズ28作目にして初めて[[警察]]をモチーフに制作された作品である。そのせいか、本作は[[刑事ドラマ]]を意識した造りになっている。特にシリーズ構成面では、敵組織を設定せず、毎回、宇宙警察地球署の[[刑事]]達が異なる[[事件]]を捜査していく、1970~80年代の刑事ドラマでは主流だった「一話完結」の手法がとられた。これはシリーズを通して一つのドラマを綴っていく傾向が強かった昨今の特撮テレビドラマでは異例であった。またブルーがリーダーなのは初めてである。