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[[Image:Safety Pin.jpg|thumb|150px|right|安全ピン]]
[[ファイル:安全ピン.jpg|サムネイル|150px|プラスチック製の安全ピン]]
'''安全ピン'''(あんぜんピン、{{lang-en-short|safety pin}})は、複数枚の[[布]]をとめるために使われる[[金属]]製器具。布同士を留めたり、服にバッジを留めたりする際に用いられる。
 
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== 起源 ==
[[File:KHM Wien U1, U2 - East Germanic gold fibulae.jpg|thumb|150px|5世紀の[[ゲルマン人]]の[[フィブラ]]]]
[[File:Patent 6281.jpg|right|thumb|150px|ウォルター・ハントが1849年に取得した安全ピンの特許(U.S. patent #6,281)]]
安全ピンの原型は[[紀元前14世紀]]の[[ミケーネ文明]]にまで遡る。当時、「'''[[フィブラ]]'''」(fibulae、単数形は fibula)という名で呼ばれる[[ブロンズ]]などの金属製の留め金があり、現在のピンと同様の目的で使用されていた。紀元前14世紀および[[紀元前13世紀]]のものと見られる初期のフィブラは現在の安全ピンとほとんど同様の外観である。これは[[古代ローマ]]時代まで使用され、衣服を留めるだけでなくエナメル、珊瑚、宝石などをあしらい[[装身具]]・[[ブローチ (装身具)|ブローチ]]として使われるものもあらわれた<ref>Chr. Blinkenberg "Fibules grecques et orientales", 1926年</ref>。
 
安全ピンはその後忘却されたが、[[1849年]]7月に[[アメリカ合衆国]]の発明家[[ウォルター・ハント]]により再発明された。これはハントが借金を抱えていた頃に、金具をもてあそんで何かを発明しようとしている際に発見されたもので、特許は借金の返済のため400ドルで売却された<ref>{{cite web |url=http://www.sjmv.org/Campus/Class/scinventors/safetypin/SafetyPin.html |title=アーカイブされたコピー |accessdate=2005年9月24日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20050901042551/http://www.sjmv.org/Campus/Class/scinventors/safetypin/SafetyPin.html |archivedate=2005年9月1日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref>。この安全ピンは、針を開いた状態に戻すためのばねの存在などが古代の安全ピン(フィブラ)と異なっている。
 
== パンク・ファッション ==