「2016型ソナー」の版間の差分

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目標捕捉用として、水平方向のビーム32本によりファンビームを形成するとともに、目標追尾用として、ビーム幅7度のペンシルビームを形成する。[[ソナー#送信形式|送信形式]]は全方向送信(Omnidirectional transmission, ODT)およびSDT(Steering Directional Transmission)。また[[ソナー#受信形式|受信形式]]は、184型と同様に待ち受け受信方式を採用している。なお本機では、[[音響信号処理]]に[[デジタル信号処理]]を導入しており、FM1600B電子計算機を採用している{{Sfn|Friedman|1997|pp=611-612}}。
 
184M型ではイギリス近海の65パーセントでしか効力を発揮できなかったのに対し、2016型では90パーセントに達する。探知距離は、穏やかな[[海況]]であれば{{Convert|20000|yd|km}}、深海でも{{Convert|8000|yd|km}}に達する。ただし当初計画では、{{Convert|150|ft|m}}長のフランクアレイ・ソナーと連携して海底反跳(BB)や[[収束帯 (音波)|収束帯]](CZ)を使用する計画だったが、これは実現せず、後に[[曳航ソナー|曳航式]]の[[2031型ソナー|2031型]]が配備された{{Sfn|Friedman|2012|pp=274-313}}。
 
== 2050型ソナー ==