「リトアニア産業連盟」の版間の差分

|leader_name = ロベルヴィドマンタス・ダルギヤヌレヴィチュス (Robertas{{lang|lt|Vidmantas DargisJanulevičius}})

リトアニア産業連盟は、[[1930年]]に設立された'''リトアニア人商業、工業、手工業連合'''（{{lang|lt|Lietuvių prekybininkų, pramonininkų ir amatininkų sąjunga}}）を前身としている。同連合は1933年に'''リトアニア人実業連合'''（{{lang|lt|Lietuvių verslininkų sąjunga}}、略称: LVS）に改称された{{Sfn|重松|2017|p=57|loc=注 1}}。1936年には'''リトアニア人商業、工業、手工業連合（リトアニア人実業連合）'''（{{lang|lt|Lietuvių prekybininkų, pramonininkų ir amatininkų sąjunga (Lietuvių verslininkų sąjunga)}}）に改称された{{Sfn|重松|2017|p=57|loc=注 1}}。当時の名称は「リトアニア」（{{lang|lt|Lietuva}}）という国名ではなく「リトアニア人」（{{lang|lt|lietuviai}}）という民族名を冠しており{{Sfn|重松|2017|p=45}}、正会員は民族的リトアニア人に限定されていた{{Sfn|Sirutavičius|2012|p=411}}{{Sfn|重松|2017|pp=45–46}}{{Sfn|Sirutavičius|2020|p=362}}。そのため、他の経済団体と比べて「民族主義的傾向を強く帯びた団体」であったと指摘される{{Sfn|重松|2017|p=45}}。

[[1932年]]に機関紙『ヴェルスラス』（{{lang|lt|''Verslas''}}、「実業」の意）を創刊した{{Sfn|重松|2017|p=46}}。同紙の発行部数は約2,000部から10,000部であった{{Sfn|重松|2017|p=46}}。なお、当時の『ヴェルスラス』には反ユダヤ主義的傾向を帯びた記事が多く掲載されていたことが指摘されている{{Sfn|Sirutavičius|2012}}{{Sfn|重松|2017}}{{Sfn|Sirutavičius|2020}}。また、1934年に『アマティニンカイ』（{{lang|lt|''Amatininkai''}}、「手工業者」の意）を創刊した。いずれも[[1940年]]まで発行が続けられた{{Sfn|重松|2017|p=46}}。

* {{Cite book |last=Sirutavičius |first=Vladas |year=20202012 |chapter=OutbreaksAntisemitizmo of Antisemitismproveržiai |title=The History of Jews inLietuvos Lithuaniažydai: FromIstorinė the Middle Ages to the 1990sstudija |editor=Vladas Sirutavičius, Darius Staliūnas, and Jurgita Šiaučiūnaitė-Verbickienė eds |location= |publisher=FerdinandBaltos Schöningh |language=lankos |pages=354–367403–416 |id= |isbn=97835067057549789955236344 |ref = harv }}{{lt icon}}