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'''伊丹 三樹彦'''(いたみ みきひこ、[[1920年]][[3月5日]] - [[2019年]][[9月21日]])は、[[俳人]]、[[写真家]]。本名は'''岩田 秀雄(いわた ひでお)'''。別号・写俳亭。
 
== 略歴 ==
[[兵庫県]]伊丹町(現[[伊丹市]])に生まれ、同三木町(現[[三木市]])で育つ。[[三木市立三樹小学校]]、[[兵庫工業高等学校]]卒業。13歳から[[長谷川かな女]]の俳誌「水明」にて[[俳句]]を始める。1937年、[[日野草城]]の「旗艦」に投句、のち「旗艦」が統合された「琥珀」同人。戦後、同門の[[桂信子]]や[[楠本憲吉]]らと「まるめろ」を創刊。また「太陽系」に参加。1949年、[[日野草城]]主宰の「[[青玄]]」創刊に参加し、編集、発行を行う。
 
高校卒業後は[[神戸大学]][[工学部]]を受験するも失敗、[[神戸市役所]]に採用される。
 
1956年の草城没後は「青玄」を継承し主幹となる。以後、第二次「青玄」においてリアリズム・リリシズム・リゴリズムの「三リ主義」を標榜し、超季、分かち書き俳句を推進。1970年、[[写真]]と俳句の相乗による「写俳」運動を創始。2003年、[[現代俳句大賞]]受賞<ref>[http://www.gendaihaiku.gr.jp/prize/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E4%BF%B3%E5%8F%A5%E5%A4%A7%E8%B3%9E/%E5%B9%B3%E6%88%9015%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E7%AC%AC3%E5%9B%9E%E5%8F%97%E8%B3%9E%E8%80%85/%E4%BC%8A%E4%B8%B9%E4%B8%89%E6%A8%B9%E5%BD%A6 平成15年度第3回受賞者]</ref>。その他、兵庫県文化賞、神戸市文化賞、尼崎市民芸術賞、大阪市民文化功労賞、半どんの会文化功労賞、文部大臣地域文化功労者表彰を受ける。2006年、[[脳梗塞]]で倒れたが奇跡的に元気を回復、高齢ということもあり自重して「青玄」を607号にて終刊。
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*『存命』KADOKAWA 2015
*『写俳亭の書写句文集《梅》』青群俳句会 2016
*『花縁の写俳亭』青群俳句会 2018
 
=== 編著 ===