「サクラスターオー」の版間の差分
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[[9月15日]]美浦トレーニングセンター帰厩。そして[[11月8日]]に[[京都競馬場]]で行われた菊花賞で、9番人気ながら復活勝利を果たす。当時めずらしかった、長期休養明け緒戦でのG1レースの勝利である。その後[[トウカイテイオー]]が一年ぶりの出走となる有馬記念で見事勝利を飾るなど、次第に長期休養明けでのビッグレースでの勝利はめずらしいものではなくなって行くが、その先鞭をつけたという意味で、同馬の菊花賞勝ちはエポックメイキングなものであったと言えよう。[[関西テレビ放送]]の[[杉本清]][[アナウンサー]]による「菊の季節にサクラが満開」はこの菊花賞競走の実況において出た言葉で、彼の名言のひとつとして有名である。
本来ならばこのまま休養に入り、
この1987年のクラシック路線を戦った馬はレベルが高く多士済々ではあったものの、後年に至り、悲劇の世代として総括されるが多い。皐月賞で上位を占めたサクラスターオー、[[ゴールドシチー]]、マティリアルの3頭を筆頭に多くの馬が競馬場内外での事故により若くしてこの世を去っていること、また、この年の有馬記念での出来事、さらには世代の最強馬とされる馬が古馬になって大成した[[タマモクロス]]や、クラシックの頃には[[南関東公営競馬|南関東地方競馬]]にいた[[イナリワン]]など、中央競馬のクラシックと無縁であった事などがその主な理由である(もっとも、イナリワンは南関東地方競馬のクラシックホース([[東京王冠賞]]馬)ではある)。
=== 5歳時 ===
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