「ピアノソナタ第1番 (ブラームス)」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
出典を追加して加筆、譜例を追加 |
m →概要 タグ: 差し戻し済み |
||
4行目:
==概要==
[[1852年]]の[[4月]]に前半2楽章の作曲に着手したが、途中で中断し、ピアノソナタ第2番の完成後、翌年の[[1853年]]に残りの[[楽章]]の作曲に再び開始した<ref name="l307"/>。この曲の自筆譜には「ソナタ第4番」と書かれて
ブラームスは第1番に自信を持っていたらしく、1853年6月に[[フランツ・リスト|リスト]]を、9月に[[ロベルト・シューマン]]を訪問した際に弾いて聴かせている<ref name="l307">[[#lib|ライブラリー]]、p. 307。</ref>。シューマンは最初ひとりでブラームスがこの曲を演奏するのを聞いていたが、第1楽章が終わったところで妻[[クララ・シューマン|クララ]]を呼び寄せ<ref>[[#miyake|三宅]]、p. 44。</ref>、二人で改めてブラームスによる全楽章の演奏を聞き、深い感動に浸った<ref>[[#nishihara|西原]]、p. 31。</ref>。ロベルトは次のように日記に綴っている。{{Quote|彼はほんとうに驚くべき世界をあらわにしだした。... そこには変装した交響曲のようなソナタがあった。|ロベルト・シューマン|[[#nishihara|西原]] p.31 より引用}}
| |||