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{{Redirect3list|食塩'''」「'''海塩'''」「'''粗塩|塩化ナトリウムを主な成分とする塩(しお)|[[酸]]と[[塩基]]の[[中和反応]]などによって生じる[[化合物]]の塩(えん)|塩 (化学)|塩化ナトリウム|塩化ナトリウム|中国の県|海塩県|荒潮を冠するさまざまなもの|荒潮|その他の用法|SALT|その他の用法|ソルト}}
 
[[File:Table salt with salt shaker V1.jpg|thumb|塩]]
[[ファイル:Salt - close-up.jpg|thumb|200px|塩の結晶]]
'''塩'''(しお、{{lang-en-short|salt}})は、[[塩化ナトリウム]]を主な成分とし、[[海水]]の[[乾燥]]・[[岩塩]]の採掘によって生産される物質。[[塩味]]をつける[[調味料]]とし、また保存([[塩漬け]]・塩蔵)などの目的で食品に使用されるほか、[[ソーダ工業]]用・融氷雪用・水処理設備の一種の軟化器に使われる[[イオン交換樹脂]]の再生などにも使用される。
 
日本の[[塩事業法]]にあっては、「塩化ナトリウムの含有量が100分の40以上の固形物」(ただし、[[チリ硝石]]、[[カイニット]]、[[シルビニット]]その他財務省令で定める鉱物を除く)と定義される(塩事業法2条1項)<ref>[https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=408M50000040045&openerCode=1 平成八年大蔵省令第四十五号 塩事業法施行規則]</ref>。
 
塩分の摂取を減らす製品には、塩化ナトリウムと同様に塩味を感じるが苦みもある[[塩化カリウム]]が含まれている。この塩化カリウムは、多くの国で摂取される植物灰から得られる塩に多く含まれる。
 
== 製法 ==
[[画像:Image-Zigong Salt.jpg|thumb|井水を煮詰めて塩を作る様子([[中華人民共和国]]、[[自貢市]])]]
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[[イギリス]]では2005年からの3年間で塩分摂取量の10%削減に成功し、脳卒中などの患者が減って医療費も2,100億円浮いたとの報告もあるという<ref name=sakidori/>。WASH(World Action on Salt and Health)という団体は食品の食塩量調査や、マスメディアでの減塩活動の推進を実施した<ref>[http://www.jpnsh.jp/data/salt07.pdf 減塩サミット in 呉 2012]</ref>。
 
[[ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン]]に載せられた論文によると1日7.6g - 15.2gの食塩相当のナトリウム排出量に比べて、17.8gを超えた場合で主要な心血管疾患のリスクが15%増加、7.6g未満の場合でも27%増加と、グラフにしたときにJの字型にリスクが増えることが示されている([[Jカーブ効果]])<ref>{{Cite journal|last=O'Donnell|first=Martin|last2=Mente|first2=Andrew|last3=Rangarajan|first3=Sumathy|last4=McQueen|first4=Matthew J.|last5=Wang|first5=Xingyu|last6=Liu|first6=Lisheng|last7=Yan|first7=Hou|last8=Lee|first8=Shun Fu|last9=Mony|first9=Prem|date=2014-08-14|title=Urinary Sodium and Potassium Excretion, Mortality, and Cardiovascular Events|url=https://doi.org/10.1056/NEJMoa1311889|journal=New England Journal of Medicine|volume=371|issue=7|pages=612-623|doi=10.1056/NEJMoa1311889|issn=0028-4793|pmid=25119607}}</ref><ref>{{Cite web|title=控えめ推奨の「塩」は摂取量ゼロまで近づけるべき? {{!}} プレジデントオンライン|url=https://president.jp/articles/-/20842|website=PRESIDENT Online - PRESIDENT|date=2016-12-19|accessdate=2019-05-07}}</ref>。飲酒量のJカーブ効果と同じく、心血管疾患のリスクが高いと診断されている人の多くが塩分量の低いグループに属しており、その結果に過ぎない
 
=== 過剰摂取 ===