「アンドレイ・グロムイコ」の版間の差分

'''アンドレイ・アンドレーエヴィチ・グロムイコ'''（{{lang-ru|Андре́й Андре́евич Громы́ко}}, [[ラテン文字化|ラテン文字表記の例]]：{{Lang|en|Andrei Andreevich Gromyko}}, [[1909年]][[7月18日]]（ユリウス暦では7月5日） - [[1989年]][[7月2日]]）は、[[ソビエト連邦]]の[[外交官政治家]]、[[政治家外交官]]。28年間に渡って[[ロシアの外相#ソビエト連邦|外務大臣]]を務め、'''ミスター・ニエット'''の異名で知られた。[[ユーリ・アンドロポフ]]政権以降は閣僚会議第一副議長（第一副首相）を兼務した。[[ミハイル・ゴルバチョフ]]政権発足後に[[エドゥアルド・シェワルナゼ]]と[[ロシアの外相#ソビエト連邦|外務大臣]]を交代し、[[国家元首]]に当たる[[ソビエト連邦最高会議幹部会議長]]に選出された。

[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]経済研究所勤務を経て、[[1939年]]にソ連外務人民委員部（[[外務省]]）に入る。米州諸国局課長、アメリカ局次長、同局長、駐米アメリカ[[大使館]]参事官を歴任する。[[第二次世界大戦]]中の[[1943年]]に駐米アメリカ大使に抜擢され、大戦中は[[1944年]]の[[ダンバートン・オークス会議]]、[[1945年]]の[[ヤルタ会談]]など主要な国際会議に出席し、とくに[[アメリカ合衆国|アメリカ]]とソ連の関係強化に動いた。