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=== 高さ ===
[[ファイル:Chicago_Union_Station_North_Concourse.JPG|thumb|right|200px|低床タイプホーム([[ユニオン駅 (シカゴ)|シカゴ・ユニオン駅]])]]
旅客駅におけるプラットホームの高さは高床タイプと、低床タイプが存在する。低床タイプでは、低床式車両以外は車内に設けられた階段(ステップ)か、低床タイプでは乗降しやすくするためステップを車両側に設けたり<ref group="注釈">アメリカの古典客車を妻面から見ると車体の下方にハの字型にこのステップが突き出ているのが分かる。構造の例として[[#近藤2007|(近藤2007) p.95図VI-9「Vestibule付きのプルマン寝台車」(1880年)・p.237図XVI-9「1920年代の典型的な客車(1925年)」]]など参照。</ref>、逆にプラットホーム側に"step box"と呼ばれる踏み台を補助的に用いて乗降する<ref group="注釈">使用の実例として[[#近藤2007|(近藤2007) p.238図XVI-11B「プルマン客車に乗る旅客」(1962年)・p.239図XVI-13「アムトラックの西部の観光路線『スーパーライナー』」]]など参照。</ref>。[[鉄道駅#貨物駅|貨物駅]]のプラットホームは、コンテナ輸送が多い路線では[[フォークリフト]]や[[トップリフター]]などで荷役を行うためレール上面と同じ高さの低床タイプであるが、[[有蓋車]]での荷役を前提としている駅では高床タイプのものもある。
 
鉄道開業の始まったイギリスでは高床タイプを基準にしたため客車に昇降用ステップがなく<ref group="注釈">旧式の客車で側面一帯にステップがあるのは乗員の走行中の移動用で昇降には使用しない。</ref>、逆にヨーロッパ大陸諸国やアメリカなどでは低いプラットフォームを使用している<ref>高畠潔『続 イギリスの鉄道の話』株式会社成山堂書店、2005年、ISBN 4425961013、P149</ref><ref group="注釈">都市部の旅客鉄道路線では高床タイプも多く見ることができる。</ref>。