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'''ニニ・ロッソ'''
[[ジャズ]]及び[[イージーリスニング]]のジャンルで活動した。「トランペットの詩人」の愛称で親しまれた。
== 来歴 ==
[[トリノ]]生まれ。ロッソの両親は彼を大学に行かせるが、19歳の時に生家を出てトランペットを学ぶ事を自ら選ぶ。後にナイトクラブで働いていたもののクラブは警察によって営業を停止させられてしまい生家に戻る事になるが、すぐに音楽家としてのキャリアを再開し、イタリアでは最も良く知られたジャズトランペッターとなり、1960年代に活動は最高潮に至る。
1962年にイギリスでレコーディングされた「さすらいのマーチ」は、ケン・ソーン(ケネス・ソーン、映画音楽作曲家であり[[スーパーマンII]]などが有名)率いるオーケストラにカバーされ、映画『前進か死か (''Marcia O Crepa'') 』テーマ曲に採用、ヒットする。この曲のロッソのオリジナルはイギリスとイタリアを拠点とするレコードレーベル Durium より間を置かずにリリースされるが、カバーバージョンよりも小さく穏やかな成功となった。
彼の世界的なヒット作「夜空のトランペット (''Il silenzio'') 」はイタリア、ドイツ、オーストリア、スイスでチャート1位の座を獲得し、100万枚以上を売り上げている。また、1960年代には[[俳優]]としても活動していた。
1967年以降は[[日本]]にたびたび来日するなど国内でも有名であり、日本の[[歌謡曲]]や[[軍歌]]をカバーした作品も残した。
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