「トリクロロアセトニトリル」の版間の差分

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== 反応 ==
トリクロロアセトニトリルのすべての電気陰性置換基 (訳者注:3つの塩素とニトリル基) に対する[[アルコキシド]]アニオンの求核攻撃による置換により、[[オルト炭酸]]エステルが高収率で得られる。
 
塩素原子の反応性が高いため、トリクロロアセトニトリルを使用して (特に[[トリフェニルホスフィン]]と組み合わせて) アリルアルコールを対応するアリル塩化物に変換することができる<ref>E. D. Matveeva et al., ''Regioselective and stereoselective substitution of hydroxyl group for halogen in allyl alcohols'', Zh. Org. Khim., '''31''', (8), 1121–1125 (1995).</ref>。