「仮面ライダーアマゾンズ」の版間の差分
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== ストーリー ==
=== シーズン1 ===
大手製薬会社の野座間製薬は、秘密裏に人工生命体
そんな状況下、野座間製薬の特殊研究開発本部長'''水澤令華'''の養子'''水澤悠'''は、病弱であることを理由に家から出ることを許されず、義理の妹の'''水澤美月'''と共に静かに暮らしていた。
悠は自己注射を1日1回義務付けられていたが、前々から抱いていた本能的な嫌悪感から注射を拒絶したある日、湧き上がる本能に突き動かされるまま家を飛び出し、アマゾンと駆除班の戦いを偶然目撃したうえ、自身も異形のアマゾン態へ覚醒してしまう。
しかし、悠は野生の勘と戦闘力だけを頼りに獣のように生きるアマゾンの男
アマゾンを作り出した造物主でありながら、自己の都合ですべてのアマゾンを駆除させようとする母や仁
=== シーズン2 ===
トラロック事件から5年が経ち、実験体のほとんどが駆逐され、世界は平和になりつつあった。だが、今度は人間に感染する新種のアマゾン細胞
そんな中、「アマゾンに育てられた」という孤児の少年'''千翼'''は、4Cに保護され教育を受けていたが脱走。アマゾン狩りをして収入を得る不良少年グループ'''TEAM X'''に拾われ、その戦力として'''仮面ライダーアマゾンネオ'''に変身し、アマゾンたちと戦っていた。だが、生まれつき食人衝動に駆られる千翼の前に、'''カラスアマゾン'''に変身して戦う謎の少女'''イユ'''が現れる。千翼は人生で初めて「食べたい」と思わない彼女に惹かれるが、イユの正体はアマゾン化してしまった父親に殺され、4Cの手で'''シグマタイプ'''として蘇らされたアマゾンであった。イユをただの兵器として扱わせないため、千翼は4Cに復帰し、戦闘部隊の一つ
時を同じくして仁もまた姿を現し、溶原性細胞の蔓延を防ぐために千翼を殺すと宣言して彼を狙うようになる。それと同時期に、溶原性細胞の遺伝子が千翼のそれと一致したことで、彼は危険視されて4Cに凍結処分されることになる。千翼が装置の中で凍結されようとした瞬間、アマゾンとしての本性が暴走し、その場にいた多くの人間を殺傷。悠、仁、4Cの三者から追われる身となってしまう。TEAM Xを率いていたヒロキは、千翼とイユに友情を感じ、彼らを殺し合わせないため、そして2人が人間らしく生きられるように奔走するが、アマゾンの力と大人たちの権力の前には全てが徒労に終わってしまう。
実は、千翼は仁と七羽の子であった。仁は千翼がアマゾンであることを危惧しており、彼が他人を殺す前に自らの手で殺すことを決意していた。それを知った七羽は千翼と共に逃亡したが、潜伏先で溶原性細胞を蔓延させる原因である存在
逃避行の末、イユと仁に襲われて窮地に陥った千翼であったが、仁がとどめを刺そうとしたその時、イユは僅かな人間性を取り戻して千翼を助ける。それを知った4Cはイユを
イユを看取った千翼は、彼女の遺体を背負い1人さまよっていたが、最後のオリジナルである千翼を殺し、溶原性細胞の蔓延を止めるために悠と仁が現れる。千翼は最後まで自分の生を全うするため、たった一人で悠と仁に立ち向かう。全てが終わった後、悠は美月に自分を駆除するよう求めたが、美月はそれを断り悠を生かす道を選ぶ。仁は一人慟哭しながら、行くあてもなく旅立っていく。そして、七羽と千翼が住んでいた隠れ家には、七羽のストール、千翼とイユのネオアマゾンズレジスターが置かれていた。
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; {{anchor|水澤悠|{{読み仮名|水澤 悠|みずさわ はるか}} / [[#仮面ライダーアマゾンオメガ|仮面ライダーアマゾンオメガ]] / [[#仮面ライダーアマゾンニューオメガ|仮面ライダーアマゾンニューオメガ]]}}
: シーズン1の主人公。見た目は20歳前後の青年。アマゾン細胞を培養した実験体、人間にアマゾン細胞を移植した仁とも異なりアマゾン細胞に人間の遺伝子を移植した'''第三のアマゾン'''。三崎からのあだ名は「坊っちゃま」。
: 物語の始まる2年前、水澤令華が自身の遺伝子をアマゾン細胞へ移植していることから事実上、彼女の実子となる。当然、出自以前の記憶はなく生まれてすぐに世間から隔離され匿われていた。趣味は大きな水槽で[[熱帯魚]]を飼育すること。普段は穏やかで優しい性格だが、アマゾンとしての本能が目覚めるほどに好戦的となる。アマゾン細胞の力で異常とも
: 令華から日課として命じられていた抑制剤{{efn|アマゾンズレジスターに内蔵されているのと同じ薬品である。}}の投与を拒んだある日、本能に導かれるようにアマゾンたちと駆除班との戦闘に遭遇。鷹山仁の変身に呼応するように、アマゾン態へと変身してしまうが、その後は仁に連れ去られ、アマゾンズレジスターを装着される。仁から、アマゾンの正体や彼の目的、そして自身が辿る運命を聴き、「近い将来に人を食べるくらいなら駆除されたい」と後ろ向きな態度を示していたが、「食われる前に食え」というアマゾンの本能に従い、七羽から譲り受けたアマゾンズドライバーでアマゾンオメガへと変身。仁に襲い掛かり彼の『アマゾン狩り』には協力しない姿勢を明らかにした。その後は自身の存在について思い悩み単身、野座間製薬へ潜入。幹部の前で令華に詰め寄ったことで正体が露見するも、彼女の機転により『害虫駆除の新兵器』としてノザマペストン駆除班メンバー扱いとなり彼らと合流し、共闘。
: 徐々に明かされる令華や仁のアマゾンに対する身勝手な思いに対し、強く反発。自らの意志で人間もアマゾンも関係なく、守りたいものを守るため行動する決意を固めていくが、そうした思想を仁から、「自分の都合で守りたい者を選別しているに過ぎない」と批難されている。
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:
; {{anchor|鷹山仁|{{読み仮名|鷹山仁|たかやまじん}} / [[#仮面ライダーアマゾンアルファ|仮面ライダーアマゾンアルファ]]}}
: シーズン1のもう1人の主人公。38歳の壮年男性。元野座間製薬特殊研究開発本部の細胞生物学者で、現在は[[ジゴロ|ヒモ]]。野座間在籍当時からアマゾン細胞研究に深く携わっていたが、早期からその危険性を理解しており、実用化には強く反対していた。爆発事故で4000体もの実験体の脱走を許す事態となってしまった
: 裏表なく「豪放磊落」を人間化したかのようなワイルドな性格。ただし七羽を前にすると途端に性格が変わり、彼女に甘えるようになる。アマゾン細胞移植以前より、自ら手に掛けた生き物しか食べない。但し軟禁下で出された食事は食べるなど食べないと生きていけない状況では例外。普段はマンションの一室で飲んだくれながら屋上で菜園や鶏の世話をして暮らしており、パートナーである七羽との関係は良好。
: アマゾンズドライバーを用い、自らの意思でアマゾンアルファへと変身できる。アマゾンでありながら食人衝動に駆られることなく人間としての理性を保っているという稀有な存在である。よってアマゾンズレジスターは非装着。一方、実験体特有の感知能力においては劣るため、実験体出現情報を集めるために七羽に頼んで野座間製薬の通信を盗聴してもらっていた。「野生」ゆえの洗練された戦闘技術を持ち、高ランクのアマゾンを一方的にあしらえる実力者。
: 「人であれば(たとえ殺人犯などといった極悪人であっても)守り、アマゾンであれば(たとえ人類の味方であっても)狩る」という単純ながらも明確な線引がある。しかし、アマゾン
: シーズン2ではEpisode7終盤から登場。引き続きアマゾン狩りや悠との衝突が語られたが、目が白濁し変身前後を問わず視力が著しく低下するに至っている。そのため戦闘スタイルも自身へのダメージをも厭わない力任せで荒々しいものに変化している。千翼が実子だということは認識しているが、例外扱いせずに狩ることを宣言しているなど、シーズン1における行動原理と変わらぬ信念で千翼やイユの前に憤然と立ちふさがる。
: 5年前のトラロック作戦の際に浴びたガスの後遺症とアマゾン狩りによる肉体の酷使によって理性が崩壊し、ただ闇雲にアマゾンを狩っていたが、七羽の懸命な介護により完治した。しかし、理性を失っていた時期に七羽と肉体関係を持ち、理性を取り戻したころには、七羽を妊娠させてしまっていた。その子供(千翼)がアマゾンかどうかを確かめるため、大学時代の恩師の星埜始に相談・研究を持ちかけた。結果千翼はアマゾンの遺伝子を持つことが判明したため、自分の息子が他人を殺す前に自分で殺す決意を固める。だが、それを察知した七羽は千翼を守るために行方をくらませ、七羽と千翼を守ろうとする悠との激闘の末に両眼を斬られた。
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: 同上の真意を千翼にも「母の言葉」として告げ、アマゾンアルファに変身して千翼を幾度も追い詰め、イユとの共闘で殺害寸前まで追い込んだが、そのイユに奇襲されて重傷を負い取り逃がす。その後、クラゲアマゾンこと七羽に傷を癒やされた際に七羽がアマゾン化したことを悠から聞かされると、彼女を追いかけ、二人きりで対峙する。そこに現れたマモルの妨害や旧駆除班の援護を受けつつ、彼女を追い詰めていき、最後は旧駆除班の放った圧裂弾の攻撃に巻き込まれそうになるが、七羽が庇ったことで難を逃れる。そして、七羽との約束を果たすため、悠とともに千翼と戦う。
: 劇場版では当初、消息不明となっていたが、悠たちととある場所で再会する。
:* 脚本の小林が野生という分かりやすい特徴をつけるため、ヒモとなった{{R|公式完全読本60}}。劇場版での上半身裸は、原典のアマゾンのオマージュではなく、女性ファンに向けてのサービスであるという{{R|PAN石田}}。
:
; {{anchor|前原淳|{{読み仮名|前原 淳|まえはら じゅん}} / [[#仮面ライダーアマゾンシグマ|仮面ライダーアマゾンシグマ]]}}
: 20歳。精悍な顔つきの青年。三崎からのあだ名は「おっちゃん」。頭脳明晰で[[チェス]]が趣味。
: 参加理由は不明だが、駆除班の一員として、明晰な頭脳を生かした戦略立案や[[ハッキング]]で貢献していたが、兄の
: その後、遺体は橘率いる国際営業戦略本部の手に渡り、人間の死体にアマゾン細胞を注入した新型のアマゾン細胞移植実験体「第四のアマゾン」とされアマゾンシグマとして蘇った。生前の記憶は有しているものの人格が失われており、国際営業戦略本部の生物兵器として黙々と任務を遂行、圧倒的な戦闘力で仮面ライダーや駆除班を襲撃する。最後は結託したアマゾンオメガ、アルファ、駆除班の共同戦法の前に体が限界を迎え逃走、背後からモグラアマゾンにとどめを刺され二度目の死を遂げた。その死に顔は安らかであり、元チームメンバーからは手向けとしてチームの証である5円玉を贈られた。
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: 後に野乃森耳鼻科に潜んでいたアマゾンを駆除する際、襲われた患者の腕から滴る血を間近で見たために食人衝動に苛まれ、それに反応したイユの攻撃を受けて重傷を負う。さらにその事件以降、食人衝動が抑えられなくなる傾向に向かいつつあるが、あくまでも自分は人間という意識から、より強力な抑制剤を内蔵したネオアマゾンズレジスターの支給も拒んでいる。
: 後に発見された溶原性細胞の「オリジナル」と呼ばれるアマゾンの死骸と遺伝子が一致することが判明しているほか、イユを安楽死させようとするオメガを制止しようした際には溶原性細胞に感染した人間に見られる黒い組織状の腫瘍を発生させながら未変身にも関わらず拳打の一撃でオメガの動きを止めるなど、橘から「かなり特殊なアマゾン」と形容される性質を露わにしていく。回復能力も非常に高く、常人なら死亡するほどの怪我からもすぐ治癒できる。
: その正体は、仁と七羽の間に生まれた実子であり、出生から人間とアマゾンの遺伝子を併せ持つ存在。本人は七羽は勿論、父親である仁についても認知しており「父さん」と呼ぶが、4Cには自身の出自を長らく黙秘していた。当の仁からはあくまでもアマゾンとして駆除対象として認識されている。当初は母である七羽と暮らし、幸せな時間を送っていたが、ある日突如として覚醒した食人衝動を抑えられず、母に優しく抱かれた思い出のある彼女の腕に食らいつき
: オリジナルと遺伝子が一致すること、並びに仁の実子であることを知った橘から、自身が何よりも否定したかった
: 前述の出来事が重なり、4Cや仁を始めとして、ヒロキを除くあらゆる存在から拒絶され、狙われる立場となってしまうが、それでも生きたいと願い、追跡を振り切って旧駆除班がアジトとしていたクラブへと駆け込み食糧を探すが、追跡して来ていた仁により再捕捉され互いに変身して戦闘。打ちのめされトドメを刺される寸前でショットガンを装備したヒロキの介入により難を逃れる。その後、イユと仁に再度捕捉されて命の危機に陥るが、イユが翻意して千翼と共に逃げる意思を示したことで救われた。
: イユの廃棄システムが作動すると、システムを止めるために4C本部へと向かうが、彼らを駆除しようとする戦闘部隊と悠の攻撃を受け、劣勢に立たされる。しかしヒロキの乱入により、逃走することに成功する。そして、イユが楽しいと思ったふれあい動物パークへと向かい、二人だけの時間を過ごしていたが、廃棄プロセスが完了したことでイユが死亡してしまう。直後、自身を殺すために現れた悠と仁と戦う。戦いの後、七羽が隠れ家にしていた廃墟には千翼のものと思われるネオアマゾンズレジスターが置かれていた。
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: 悠が家を出たことにショックを受け、彼の足取りを追うさなか蝶アマゾン2に襲われたところ、変身した悠に助けられ彼の変貌を悟る。その後は七羽や三崎と交流しつつ、悠を連れ戻す道を探し独自に行動を始める。
: シーズン1終盤にて偶然からアマゾン細胞を抑制する金のアマゾンズレジスターを入手し悠に渡そうとするも、「人間」ではなく「アマゾン」としての生き方を受け入れた悠に拒否されてしまう。
: シーズン2では、悠の「戦う選択肢はアリ」という言葉を受け、彼と決別した。その後は4C
: 青山隊がAroma Ozone営業所を襲撃した際にウニアマゾンの襲撃により壊滅したため黒崎隊に配属され、福田の代わりに圧裂弾の担当となる。悠に肩入れしていることから橘や黒崎らから非難されるも、悠から情報を引き出す役として一応容認されている。
: 劇場版では黒崎隊として悠を追っていたが、隊を見限り、悠を身を挺して
:
; {{読み仮名|泉 七羽|いずみ ななは}} / クラゲアマゾン
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: 悠にドライバーを与えた、ある意味では悠に自由を与えた人物であるが、そうした経緯もあり彼を連れ戻そうとする美月には「一度檻から出た獣は二度と戻れない」と強く諌めている。
: シーズン1終盤にて仁から別れを告げられるも、それが死の覚悟からだということは全て気付いていたらしく、悠との決戦で重傷を負った仁と合流する。
: シーズン2ではトラロックで生き残ったアマゾン狩りのためあちこち移動する仁を、持ち前のサバイバル技術でサポートしつつ、トラロックの後遺症が全快するまで介抱したが、そんな中で理性を失っていた仁と肉体関係を持ったことで千翼を妊娠し、始に預けられた。千翼を産んだ後は仁から彼を守るため失踪し、彼を育てる中で成長の早さに驚き、彼から生えたばかりの歯で指を傷つけられるなど彼がアマゾンであることを理解しつつも、惜しみない愛情で彼を育て続けた。やがて千翼の食人衝動が覚醒し、彼が4Cに保護されて以降は長らく消息不明となった。しかし、溶原性細胞と同じ遺伝子を持つ
: そして、自身を狩ろうとする悠と美月の前に現れて彼らを襲うが、美月の呼びかけに反応して攻撃をやめる。その後、イユの攻撃で重傷を負った仁の傷を癒やし、彼と二人きりで対峙するが、自身を狩るために駆けつけた旧駆除班の放った圧裂弾から仁を庇うため自らが犠牲となり、死亡する。戦いが終わった後には、自身が隠れ家としていたふれあい動物パークの廃墟に千翼とイユのものと思われるネオアマゾンズレジスターとともに彼女の[[ストール (衣服)|ストール]]が置かれていた。
: 劇場版では度々仁の前に幻影として現れ、彼を心配する素振りを見せる。
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: 悠とは生前にも面識があり、始を目の前で殺された直後に死亡している。Episode3で対面した際には悠から花束を渡された。
: Episode7では、偶然出会ったヒロキと自身が楽しいと思った自身が住んでいたマンションや閉園となっていたふれあい動物パークに向かうが、ヒロキからの質問で自身が既に亡くなっていることには無自覚であることが明らかとなった。自身と同じ境遇に遭ったヒロキに手を組むことを持ちかけられ了承する。
: ゾウアマゾンとの戦闘で食人衝動が芽生えた千翼を攻撃したが、黒崎からの指導で「駆除しちゃいけないやつ」と認識し共闘するようになった。しかし、千翼が暴走したことで黒崎から新たに指令を出され、改めて「駆除対象」として認識する。4Cから逃走した千翼を狩ろうとするが、ヒロキの妨害に遭い逃げられてしまう。そして、三度千翼を狩ろうと現れるが、そこに仁が現れ、自身の代わりに千翼を狩ろうとするが、千翼の「お前の痛みになれたら」という言葉を思い出し、千翼を殺そうとする仁を止めた。そして、苦しむ千翼に「千翼、痛い?」と彼を心配する言葉を投げかけ、共に逃げる道を選ぶ。だが、橘の命令で札森が廃棄システムを作動させた
:
; {{読み仮名|星埜 始|ほしの はじめ}} / ハゲタカアマゾン
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: 『蛍火』では悠から薬剤の複製を依頼されていたことが明かされた。1、2年で複製に成功するだろうが根本的な解決には至らないだろうと独白する。
=== 駆除班 ===
* 当初の想定では、ドライなチームだったが、現場で仲良しチームという設定に変更された。しかしキャラ設定を考えていく上で明るい部分だけでは説得力がないため、何かしらの闇を背負っていたり人には言えない暗い部分を持たせることで深みを出している{{R|公式完全読本60|公式完全読本66}}。
; {{読み仮名|志藤 真|しどう まこと}}
:
: 無愛想で口も悪いが、メンバーをファーストネームで呼ぶなど面倒見のいい性格。アマゾンという存在に疑問を抱きつつも、報酬のため駆除は仕事として割り切り、豊富な実戦経験と冷徹な意思決定に基づいたリーダーシップで部隊をまとめ上げる。
: トラロックの成功で駆除班が解散した後はマモルの失踪もあり酒に明け暮れる日々を送り、加納に対して息子の手術代は賄えたがその後については一切教えられていないと零す。悠とマモルらしきアマゾンが確認されたことを聞き駆除班を再結成させる。
: シーズン2では
: Episode9ではマモルの潜伏しているアジトへと向かうが、突如としてクラゲアマゾンに遭遇する。触手によって腹部を貫かれ、さらには圧裂弾による追撃を受けたことで重傷を負い、令華がいる天条の屋敷へと搬送される。治療を受けた後は屋敷を出ていったマモルと対峙し、自分たち旧駆除班が5年前にマモルを引き留めなかったことを悔やんでいることを打ち明け、今度は彼の傍にいることを伝える。その後、逃げ出したマモルを追って、仁がクラゲアマゾンと戦う場へと遭遇、仁の援護を行う。
: 悠と仁を除く実験体を全て駆除した後は任を解かれたが、令華の命で招集され、悠を4Cから守るため、彼をバックアップする。
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:
; {{読み仮名|高井 望|たかい のぞみ}}
: 駆除班の紅一点。22歳。三崎からのあだ名は「ノンちゃん」。ぶっきらぼうで男勝りな性格で、志藤並みに口調が荒く女性らしさも皆無に等しいが、駆除班で稼いだ金を寄付することで生まれ育った養護施設に貢献したいと願うなど優しい心の持ち主。ただしその生い立ちからか、笑顔を作ることは苦手らしいが、養護施設に住む子供たちには自然な笑顔を見せている。活動時にはストールを巻く。
: 亡き父の影響で空手の達人であり、全般的に高い身体能力を持ち、ナイフと電磁レガースによって生身のまま接近戦を行うなど武芸に優れている{{R|PAN}}。
:
; {{読み仮名|三崎 一也|みさき かずや}}
: 35歳。口髭をたくわえた飄々とした男性。元[[詐欺師]]で、多額の借金により裏組織から追われる身となったことから駆除班に入る。事務所の冷蔵庫に日本酒を詰め込んでいる{{Sfn|ハイパームック|2016|p=51}}。望曰
: トラロック成功に伴う報酬と左腕を失ったことで得られた障害手当を全額払っても、借金の完済には届かないことがシーズン1最終話にて判明している。
:* 演じる勝也は後のインタビューで、三崎について「常にマモルのことを考えながら、老人たちを騙すなどして5年間を生きていたのではないか」と推測している{{R|toei2-9}}。 :
; {{読み仮名|福田 耕太|ふくだ こうた}}
: 35歳の男性。周囲からは「フク(さん)」の愛称で呼ばれる。駆除班ではサブリーダー的存在で、作業車運転や狙撃など、主に後方支援を担当。無口で愛読の文庫本を駆除現場にまで持参し、待機時にも読み耽るほどの読書家だが、多数のアマゾンを前に
: シーズン2では、駆除班の解散後、引き続き母親の介護費用を
: そして彼らと共にオリジナルであるクラゲアマゾンと遭遇、交戦する。その後、駆除班と袂を分かってまで救いたいと思っていた母がAroma Ozoneを飲んで溶原性細胞に感染し、病院から失踪した後、アマゾン化して彼の前に現れるという事態に直面する。母親を駆除すると、札森の前に現れ、圧裂弾を要求した。旧駆除班とともにクラゲアマゾンを追って屋敷を飛び出したマモルの前に姿を現した際には、自分たち旧駆除班の心情を吐露した。その後、クラゲアマゾンの攻撃を受けて満身創痍になりながらも、同様の状況となった旧駆除班のメンバーたちに支えられて圧裂弾を放つが、マモルによりクラゲアマゾンへの命中は阻止される。
: 劇場版時点では、黒崎隊を離れ、旧駆除班と再合流している。
:* シーズン1第10話では撮影時に演じる田邉和也が左手首を骨折したため、劇中でも左腕を負傷し包帯を巻いて登場している{{R|U154}}。
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; {{読み仮名|大滝 竜介|おおたき りゅうすけ}} / トンボアマゾン
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: プライベートでは悠と美月の母であるが、その態度は職務時同様に厳しい。しかし悠に投薬を強制した後は自室で思い詰めた表情を浮かべるなど、要所で母としての思いやりがうかがえる。しかしながら自らの遺伝子をアマゾン細胞に取り入れて作った悠の出自から分かる通り(その意味では確かに「母」ではあるが)、まともとは言い難い人物像を持つ。
: 自身の立場を脅かしかねない悠の正体が暴露した際は咄嗟に彼を「アマゾンを狩るアマゾンであり駆除班所属の新戦力」と紹介し難を逃れており、その後、人間とアマゾンの境目で揺れる悠に「あなたには人間であって欲しいと思っている。それは自分で決めなさい」と激励し、彼を戦いへと送り出した。
: シーズン2までの5年の間に野座間製薬が4Cへの出資などの理由で経営難に陥り、事業の縮小や多額の賠償金で生活が困難になったため、家を売却したと美月の口から語られた。一方で野心はまだ失っておらず、天条と協力し元駆除班への
: 自身の息子である悠以外のアマゾンは全滅してもいいという考えを持ち、マモルを除いた実験体が全滅した際には「事態は収束に向かっている」と語っている。
: 劇場版では悠への異常な執着心と愛情から志藤たちを再招集し、彼を生き残らせようとする。
:
; {{読み仮名|橘 雄悟|たちばな ゆうご}}
: 43歳の男性。国際営業戦略本部長としてアマゾンプロジェクトに噛んでおり、最終的にはアマゾンを生物兵器として輸出しようとしており{{R|PAN}}、自社と自分の利益に寄与させたいと考えている。
: 常にやや気障で慇懃無礼な態度をとりながら、自らの野心を胸中に隠しつつ、プロジェクトリーダーである令華を失墜させて実権を手中に収めようと日々画策している。
: 新型のアマゾン細胞を使用した生物兵器(=シグマ)の完成を受け、手始めに天条を味方に付け、加納を調略することでアマゾンズドライバーのデータを入手。トラロックの妨害を開始するも駆除班とアマゾンアルファ、オメガの共闘でシグマは撃破され、加納は調略されていたフリをしていただけと判り失脚する。
: シーズン2では新たに設立された4Cの局長を務める{{R|フィギュア王230-08}}。
: イユをシグマタイプのアマゾンとして蘇らせたのは、あくまでもビジネスとして合理的に商品化させたに過ぎず、アマゾン細胞に人間の遺伝子を組み込ませた野座間製薬とは違うと野座間製薬を批判した。千翼がオリジナルであること、また鷹山仁の息子であるのを秘密にしていたことを知った際には激昂し、千翼の凍結処分を命じる。それによって暴走した千翼を制止しようとするも、返り討ちにされ複雑骨折を負う。そして、イユを廃棄処分することを決める。戦いの後、未だ街に潜む新種のアマゾンを駆除するために、新たなシグマプロジェクトの開始を独白した。
: 劇場版では4Cたちに悠と仁の駆除を命じ、
: 蛍火では親交のある野座間と敵対する議員の力を借りて野座間を内部告発していたことが判明した。
:
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; {{読み仮名|沢口|さわぐち}}
: 野座間製薬特殊研究開発本部の研究員。令華の命を受け、トラロック作戦に従事する。
=== 4C ===
* 本来、駆除班で描くはずだったドライでビジネスライクな戦闘集団という設定になった{{R|公式完全読本60}}。
; {{読み仮名|黒崎 武|くろさき たけし}}
: 4Cの駆除部隊の一つである黒崎隊の隊長を務める{{R|フィギュア王230-08}}。過去に米国で特殊部隊に所属していた経歴を持つ{{R|PAN}}。主な使用武器はアサルトライフル。極めてクールかつドライな性格で、忠実に命令を遂行することのみを旨としており{{R|PAN}}、生死を賭けたアマゾン駆除をしているため、いつも気だるそうでやさぐれた言動が目立っている{{R|フィギュア王230-08}}。[[偏頭痛]]持ちであるのか、よく頭痛薬を服薬している。かつて悠とマモルの仲間だった福田に、アマゾンの仲間だったという理由で不信感を持っている。休日はスイーツバイキングに興じるなど、甘いものが好き。
: 千翼のことは煙たく思いながらもある程度共闘していたが、あくまでもアマゾンであるとして常に警戒していた様子。千翼が暴走した後は彼を完全に駆除すべく、イユや隊員らを率いて千翼を追う。イユの廃棄システム作動後は、システムを止めようと4C本部に現れた千翼とイユを待ち構えて迎撃するも、己の身を顧みずにイユを守ろうとする千翼の姿に隊員が攻撃の手を止め、さらにヒロキの妨害にあったことで二人を取り逃がす。その後、千翼とイユの二人の行動を見て、生きたいと思うことと死にたくないと思うことは違うことであることを悟っていた。
; {{読み仮名|札森 一郎|ふだもり いちろう}}
: 政府から派遣された、黒崎隊付きの文官{{R|フィギュア王230-08}}。戦闘能力は皆無で、常にできるだけ前線に出ることを望んでいないため{{R|PAN}}、ネットウォッチングを自分の仕事として黒崎隊に所属し、インターネットの情報からアマゾンの居場所を探すなどの任務にあたる。呑気かつマイペースで、話し相手の神経を逆撫でするような言い回しも少なくない。休日は[[メンズエステ]]に通っている。
: Episode9では暴走した千翼によって機動隊員たちが殺傷された際にマシンガンの暴発を浴び負傷する。その後、4Cの局長代理を黒崎に押し付けられ渋々ながら了承するが、橘が復帰したことで元の職に戻る。
; {{読み仮名|赤松 竜二|あかまつ りゅうじ}}
: 4Cきってのエリート部隊である赤松隊の隊長を務める。黒崎隊と共に逃走した千翼の追跡任務に当たるが、隊員の放った圧裂弾の攻撃に巻き込まれ、死亡する。
=== TEAM X ===
千翼が所属している若者たちの不良集団。読みは「チームキス」。フォロワー数は500万を超え、アマゾンを狩る様子を収めた動画をネット上にアップしては、多額のアフィリエイト収入を得ている{{R|フィギュア王230-08}}。アマゾンである千翼の能力によって、4Cよりもアマゾンを発見しやすいため、黒崎隊は彼らの動向を追うことでアマゾンのいる現場を特定していた。
シーズン2のEpisode2以降、4Cによって携帯やバイクなどを破壊され、千翼の離脱とタクがアマゾン化して駆除されたことと、そのタクに襲われて片足を失ったケンタの入院、五体満足で生き残ったヒロキが駆除班入りを志願したことで事実上の解散となったが、Episode7で同じ境遇にあったヒロキからチームを組むことを提案されたイユが了解したことで再結成された。ただし、チームとしての活動開始前に4Cによりイユが確保されたため具体的な活動実績はない。
* TEAM Xがアマゾン狩りを行なう動画を見た者たちが、無責任に4Cに対して「税金の無駄遣い」などと言うネット上の正義を描くために登場させた{{R|公式完全読本60}}。
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: 不良集団TEAM Xのメンバー{{R|フィギュア王230-08}}。16歳。ニックネームはタク。Aroma Ozoneを飲んだことで溶原性細胞に感染し、ヒヒアマゾンと化す。ケンタに襲い掛かるが、駆けつけた志藤によって駆除される。
; {{読み仮名|北村 健太|きたむら けんた}}
: 不良集団TEAM Xのメンバー{{R|フィギュア王230-08}}。17歳。ニックネームはケンタ。母親の再婚相手と反りが合わず、ヒロキ曰
== 仮面ライダー ==
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:; アマゾンズドライバー
:: オメガやアルファ、シグマへの変身に使用される変身ベルト。開発者は不明で、劇中では単に「ベルト」と呼称された。バックル部の目のようなパーツは変身するアマゾンの眼の色と形状に対応しており、変身者のエネルギー切れを察知すると消灯する。
::
::
:: 仁のものは、表面にいくつもの傷が付いている。悠のものは本来、仁が予備として所持していたものを七羽が譲渡した。淳のものは、野座間製薬が仁を捕らえた際に入手したドライバーのデータから作られた複製品である。
::* 形状は『アマゾン』におけるコンドラーをベースに現代的にアレンジしたもの{{R|THM54|公式完全読本96}}。
::* バトラーグリップのギミックは、フィギュア化の際のプラス要素として加えられたもので、子供向けなりきり玩具にはならないことから、テレビシリーズでは採用されない攻撃的なものが多い{{R|THM54|公式完全読本96}}。デザインを担当した小林は、アマゾンより[[仮面ライダーX#仮面ライダーX|仮面ライダーX]](のライドル)に近いと述べている{{R|THM54}}。
:; ネオアマゾンズドライバー
:: ネオとニューオメガの変身に使用される変身ベルト。千翼の使用しているものはドライバーのコアユニット
:: ベルト中央部にある'''インジェクタースロット'''{{R|koshiki2}}にアマゾンズインジェクターをセットし、スロットを上げてインジェクターの薬液を注入することで、コアから特殊パルスを発して装着者のアマゾン細胞を刺激する{{R|koshiki2}}。ネオの場合は「ネ・オ」、ニューオメガの場合は「ニュー・オ・メ・ガ」と英語風の電子音声が流れた後、変身者が「アマゾン」と発声することで変身する。アマゾンを強化するために改良を重ねて開発されて{{R|フィギュア王230-08}}おり、インジェクター内部薬液の効果によって、装着者の体表のアマゾン細胞が活性化され、武器を機械のような複雑な構造を持つものへと変質させる機構となっている。高い性能であるため、現在は千翼しか扱えないものとなっている。
:: インジェクター上部のレバーを特定の回数押し込むことで、「○○(武器名)ローディング」の電子音声が流れ、'''アマゾンネオブレード'''(ニューオメガの場合はニューオメガソード)、'''アマゾンネオニードル'''(ニードルガン)、'''アマゾンネオクロー'''(ワイヤーフック)などの右腕部分のアマゾン細胞が変
:: 千翼のものは4Cから無断で持ち出したものだったが、黒崎隊に所属してからも引き続き使用している。悠のものは駆除班のスポンサー(のちに令華と天条と判明)から贈られたが、劇場版でネオアルファに破壊される{{R|PAN}}。
::* 形状はアマゾンズドライバーと同様にコンドラーがモデルだが、こちらはバックルを横から見た形をアレンジしている{{R|F王23323|公式完全読本96}}。アマゾンズインジェクターの装填ギミックは、平成仮面ライダーシリーズで用いられているキーアイテムのギミックを参考に、子供向け作品ではできない要素として注射器やアンプルがモチーフとなった{{R|F王23323|公式完全読本96}}。また、アマゾンズドライバー同様、武器も子供向けなりきり玩具にはならないことから、テレビシリーズでは採用されない一目で嫌な感じのする攻撃的なものが多く、ネオがアーマーを着用していることから腕のアーマーが展開して武器を構成するものとなったため、デザインの田嶋は[[結城丈二#ライダーマン|ライダーマン]]のアタッチメント的な要素が入っていると述べている{{R|公式完全読本96}}。
280 ⟶ 287行目:
緑色の体表面、オレンジ色の胸部装甲、内側に黒い切れ長の眼を内包した赤い釣り目状の複眼を持つ。アルファに比べると全身が鋭角的で、鎧のように無機質な形状を持ち、四肢の末端を包むブーツおよびグローブ状の部位にも形状の差異が見られる。必殺技を発動する際には、腕部グローブから突出した刃を大きく飛び出させる。
戦闘スタイルは主に爪や腕の刃
ネオアマゾンズドライバーを手にしてからは長らくニューオメガの状態だったが、ネオアルファにネオアマゾンズドライバーを破壊されたため、アマゾンアルファとの最終決戦では再びこの姿となった{{R|PAN}}。
* プロデューサーの[[白倉伸一郎]]は、オメガのキャラクター性について「極端に平成ナイズしたアマゾン」としている{{R|別冊宝島}}。デザインは平成ライダーと同様の頭と体の比率に合わせて極力シンプルに記号化してデザインされ、原典と同じく[[トカゲ]]をモチーフとしており、腹部や脚部の六角形のディテールは爬虫類の皮膚、グローブとブーツのディテールは白倉の「仮面ライダーアマゾンは魚がモチーフではないか」という説を基に、鱗を意匠化したものである{{R|THM54|公式完全読本96}}。配色はデザインが異なってもアマゾンだとわかるよう、原典と同じく緑色を主体としたものとなっている{{R|THM54|公式完全読本96}}。また、複眼の中の目はデザイン画では描かれておらず、造形チェック時に石田監督の指示で処理が行われた{{R|公式完全読本96}}。
288 ⟶ 297行目:
:{{機動兵器|名称=ジャングレイダー|全長=2.3m{{Sfn|ハイパームック|2016|p=32}}|重量=157.0kg{{Sfn|ハイパームック|2016|p=32}}|馬力=187ps(127.5kw)|最高時速=437km/h}}
:; ジャングレイダー
:: 悠に与えられ、彼が平時から乗用するマシン。エンジン
::* 形状は『アマゾン』におけるジャングラーを現代的にアレンジしたもの{{R|THM54|公式完全読本96}}。車体後部の鰭状のパーツは、ジャングラーの物ほど巨大ではないが、ジャングラーがモチーフと分かるように意匠を残しつつ現場でも使用できるようにデザインされた{{R|公式完全読本96}}。
::* 車両は『[[仮面ライダーアギト]]』に登場したギルスレイダー(ベース車、[[ホンダ・XR#XR250シリーズ|ホンダXR250]])の改造であり、車名もそれにちなむ<ref>{{Twitter status|cron204|722561600989704192}}</ref>。
297 ⟶ 306行目:
:: ドライバーの右グリップを引き抜いた武器を用いた必殺技。アマゾンブレイドは未使用のため不明だが、'''アマゾンスピア'''を逆手に持ち、投擲して敵を突き刺すほか、'''アマゾンウィップ'''を振り回して敵を捕らえて引き寄せ、アームカッターで斬ることや、'''アマゾンサイズ'''を跳躍から力任せに突き立てる3パターンがある。武器を投擲した場合でも、グリップはすぐに再生する。
:; バイオレントストライク
:: 空中でひねりを加えながら両足でドロップキックする技。バリエーションとして、脚部の刃
:; 全身からの棘
:: 全身から棘のような物体を発生させ、敵を串刺しにする。悠の感情の高ぶりによって発生し、棘の長さは10メートル以上に達するが、自分では発生する方向を制御できない。
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==== 仮面ライダーアマゾンニューオメガ ====
{{キャラスペック|名称=仮面ライダーアマゾンニューオメガ|身長=188.0 cm|体重=99.7 kg|パンチ力=24.0t<br />27.4t(劇場版){{R|UYB19}}|キック力=30.0t<br />33.3t(劇場版){{R|UYB19}}|ジャンプ力=一跳び55.0m|走力=100mを3.6秒}}
水澤悠がネオアマゾンズドライバーを用いて変身したアマゾン。オメガの強化形態で、後述のネオ同様、アマゾンオメガのボディと頭部に銀色の追加装甲やバイザーが装着されているが、一部欠落したような意匠を有する。
パンチ力、キック力など戦闘力全般において大きくオメガを上回る{{R|PAN}}。
* デザインは、オメガの強化形態という発注を元にネオとの共通性を持たせるため、ネオのプロトタイプというコンセプトで描かれた{{R|F王23323|公式完全読本96}}。プロデューサーの左右非対称にしたいという要望を受け、『[[人造人間キカイダー]]』のような半身の内部メカが露出した形状となった{{R|F王23323|公式完全読本96}}。
386 ⟶ 397行目:
* デザインは共通して骨的なパーツが意匠としてあり、何かしらのパーツをつけることで身体に衣服(洋服)を着ているように見えるものとなっている{{R|THM54|公式完全読本96}}。
:{{キャラスペック|名称=モグラアマゾン|身長=186cm|体重=113kg}}
; モグラアマゾン
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溶原性細胞の感染によりアマゾン化した者は変身しても人間時に着用していた衣服がそのまま残ることと、致命傷を受けて死亡しても肉体の溶解が起きず、変色した死体が残ることと、電気や対アマゾンガスによる攻撃は効かず、物理的な攻撃しか通用しないこと、人体の特定の部位を食すのを好むことという点が実験体と異なる。発症すると自身にとって大切な人物や親しい者を最初に捕食しようとする傾向がある。新種のアマゾンはシーズン2最終話時点で駆除され尽くしたとの状況にはない。
* 新種アマゾンのデザインは、共通のコンセプトとしてゾンビ映画からの着想で実際に衣服を着ている{{R|F王23323|公式完全読本96}}。当初は服の下は共通ディテールのものを使いまわす構想であったが、アクション時に服の下が見えてしまうことやスーツ造型時にデザイン画が必要になることなどから、初期以外はボディも新規デザインとなった{{R|F王23323|公式完全読本96}}。新種アマゾンの発注は生物モチーフではなく、警官アマゾンや医者アマゾンなど職業名や人物で指定されていたため、デザインを担当した小林大祐は生物的モチーフの選定から行わなければならず苦労した旨を語っている{{R|F王23323|公式完全読本96}}。掴みのインパクトとして大量に投入するという案になったが、全部作ると大変になるため、共通で1体の素体を使い回して、モチーフに合わせて新規に造形されたマスクと身体の一部分を付け、その上に洋服を着るものとなったが、クワガタアマゾンを造形した際に服の中が判らなかったため、それ以降のアマゾンは造形用に服を着ていないものも用意することとなったが、動きやすさを優先するため、服の下はスーツを外すこととなった{{R|公式完全読本96}}。
; カラスアマゾン
: ランク不明。イユが変身する[[カラス]]型のアマゾン。遺体にアマゾン細胞を移植し作り上げたシグマタイプの一体。ネオアマゾンズレジスターのスイッチを入れ、仮面ライダー同様「アマゾン」と発声することで変身する。4Cの藤尾は「'''シグマ'''」と呼称している。左目の義眼がアマゾン用のセンサーとなっており、対象の人物を視認することでその人物がアマゾンかどうかを見分けることが出来る{{R|フィギュア王230-08}}。
557 ⟶ 571行目:
:: 最前線でのアマゾン駆除を請け負う特殊部隊。高額の報酬と引き換えに雇われた者たちが傭兵として所属する。メンバー一人ひとりの前歴や報酬の使い道は様々だが、アマゾンの駆除活動では優れた実力とチームワークを発揮し、事務所で寝食を共にするなど{{efn|駆除活動を済ませた日には宴会を行い、翌朝まで雑魚寝もする{{Sfn|ハイパームック|2016|p=51}}。}}、彼らの絆は深い。
:: シーズン1開始の時点での人員総数は7名だったが、序盤で淳と大滝が殉職。暫くの間は5人体制で悠と協力する形で活動を継続するが、後に悠が正式に加入し、新体制で活動開始する。しかし、悠はアマゾン駆除への見解から、マモルは三崎の左腕を食してしまった罪悪感から、両者共にトラロック作戦の際に離脱・失踪してしまう。その3週間後の活動時に、食人衝動が覚醒していないアマゾンのコミュニティーと遭遇し悠とマモルに再会するが、両者はコミュニティーの一員であることを選んだため、チームに復帰せずに終わった。
:: シーズン2では、4Cの創設
:: その後は、再び任を解
::; 事務所
::: 古びたビルの半地下の一室に構えられた駆除班の活動拠点。室内は薄暗く、業務に直接関する物品はノートパソコンや呼び出しブザーとロッカーぐらいで、冷蔵庫{{efn|ハンバーガーや缶ビールに日本酒、栄養ドリンクと野菜ドリンクが中心に詰まっている{{Sfn|ハイパームック|2016|p=51}}。}}や卓袱台などの生活用品の方が多く置かれているなど、事務所というより駆除班のメンバーの住居の趣が濃い。
628 ⟶ 642行目:
: 薬品を積んだ大量のドローンを使い、雨{{efn|作戦実行前に行われたテスト実験では、ドローンによる人工雨によるものだった。}}を利用して街中のアマゾンを一網打尽にするアマゾン駆除作戦が「[[トラロック]]」である。
; 4C
: 野座間製薬と政府の共同出
:; 黒崎隊
:: 黒崎武が率いる、劇中で主に登場する駆除部隊。主要メンバーに札森や福田たちが所属し、アマゾンであるイユや千翼も配属され{{efn|黒崎は「ここは'''アマゾンの託児所'''か」と毒を吐いた。}}、後に美月も編入するが、福田が旧駆除班に合流、劇場版では美月が悠を守るため、いずれも除隊している。
676 ⟶ 690行目:
::::: 4Cが扱う対アマゾン用の兵器。一撃でアマゾンを確実に粉砕する威力を持ち、一体のアマゾンに命中するとそのアマゾンから弾丸の中の起爆性が非常に高い成分が拡散され、他のアマゾンにも命中し大爆発する。その脅威的な破壊力から、市街地での使用は基本的に禁止されている。
::::: イユが使用しているネオアマゾンズレジスターには圧裂弾の数パーセントの衝撃を持った装置が仕込まれており、変身の度に衝撃が付加される。さらに、イユが制御不能になったときのために「YBR-19」というコードネームの「廃棄システム」が内装されており、数時間をかけて断続的に衝撃を与えて機能を停止させることができる。千翼にも加納から検査と称して同様の効果を持った腕輪を装着された。
== キャスト ==
鷹山仁役の[[谷口賢志]]や志藤真役の[[俊藤光利]]をはじめとして、出演者には東映特撮作品への出演経験者が多い{{R|U153}}。
* 水澤悠
* 鷹山仁
* 千翼
* 水澤美月
* 泉七羽
* イユ
* 志藤真
* マモル
* 高井望
* 三崎一也
* 福田耕太 - [[田邊和也]]
* 大滝竜介 - [[馬場良馬]](1,2)
* 前原淳 - [[朝日奈寛]](1 - 3,9 - 11)
* 水澤令華
* 橘雄悟
* 加納省吾
* 天条隆顕
* 黒崎武
* 札森一郎
* 長瀬裕樹
* 星埜始
* 千翼
* 千翼
* イユ
* イユ
=== 声の出演 ===
* 調査班
* 研究員
* [[各務立基]]
* 情報隊隊員
=== ゲスト ===
; シーズン1
* 主婦
* 青年 / クモアマゾン
* 青年の彼女
*
* 作業員
* 野座間製薬役員
* 守衛
* 調査班
* バスの運転手 / 蝶アマゾン
* タクシーの運転手
* 下霜草司
* 小山ハジメ
* レポーター
* 警官
* カップル
* オーナー
* ミカ
* 沢口
* レストランの客
* 料理に作られた青年
* 医師
* 島田
* 福田の母
; シーズン2
* 山下琢己
* 北村健太
* 鴻隊員
* 中川隊員
* 警察官 / ヒョウアマゾン
* 花嫁 / クワガタアマゾン
* 研究員
* 情報隊員
* 4C隊員
* 女
* 医者
* 看護師
* アナウンサー
* 中井沙紀
* 本田
* 襲われた女
* エミリ
* 周也
* 藤尾
* 中島
* 島田
* カオリ
* 境
* ヒロキのクラスメイト
* 男 / カニアマゾン
* 赤松竜二
*
* 木村
* 福田の母
* 機動部隊長
=== スーツアクター ===
*
*
* 仮面ライダーアマゾンシグマ{{R|UYB17|U153}}<ref>{{Twitter status|K66603930451|1348192170709184512}}</ref>、コウモリアマゾン{{R|宇15252}}、女王アリアマゾン{{Sfn|公式完全読本|2018|p=82}}、敵アマゾン{{R|覚醒}} - [[K666|荒川真]]
* モグラアマゾン{{R|宇15252|U153|覚醒}}{{Sfn|公式完全読本|2018|p=88}} -
* モグラアマゾン{{R|輪廻}}{{Sfn|公式完全読本|2018|p=89}} - 熊本敬介(シーズン2)
* クモアマゾン{{R|U154|宇15252}}{{Sfn|公式完全読本|2018|p=97}} - 谷本峰
788 ⟶ 799行目:
アクションは、平成仮面ライダーシリーズを担当する[[ジャパンアクションエンタープライズ]]とアクション監督の田渕景也が所属する[[スタントジャパン]]が合同で担当する{{R|U153|宇152田渕}}。田渕の起用は、パイロット監督の石田がニチアサとの差別化がコンセプトのため、田渕の参加した映画『[[キカイダー REBOOT]]』を観て推薦したことによる{{R|宇152田渕|公式完全読本66}}。
* 原作
* 脚本 - [[小林靖子]]
* 音楽 - [[はい島邦明|蓜島邦明]]
* 撮影 - 上赤寿一、朝倉義人(シーズン1のみ)、[[岩崎智之]]
* 照明 - 堀直之、林大樹
* 美術 - 竹内公一
*
* 編集 - [[大畑英亮]]
* スクリプター - 渋谷康子、柿崎徳子、國米美子
* 助監督 - 塩川純平、石井千晶、浦弘之、近藤孔明
* 制作担当 - 中島嘉隆、吉川和也
* ラインプロデューサー - [[道木広志]]
* AC監督補 - 江澤大樹(Gocoo)、菅原将暉(シーズン2)
* 操演 - 船越幹雄(ライズ)
* カースタント&コーディネート - 西村信宏([[タケシレーシング|武士レーシング]])
* スクリプター助手 - 國米美帆
* 制作デスク - 佐々木幸司
* AP - 坂航太
* キャラクターデザイン - 田嶋秀樹([[石森プロ]])
* キャラクター&クリーチャーデザイン - 小林大祐
* デザイン協力 - [[プレックス|PLEX]]
* 造型 - 蟻川昌宏・浅野桂([[ブレンドマスター]])
* 視覚効果 - [[日本映像クリエイティブ]]
* VFXスーパーバイザー - 長部恭平、久村英徹(シーズン1のみ)
* VFXコーディネイター - 三輪智章(シーズン1のみ)、豊直康
* 広報AP - 川勝宥典
*
* 制作プロダクション - [[東映テレビ・プロダクション]]
* スーパーバイザー - 小野寺章(石森プロ)
* プロデュース - [[白倉伸一郎]]・[[武部直美]](東映)、[[佐々木基]]・[[梶淳]](テレビ朝日)、[[古谷大輔]](アサツー ディ・ケイ)
* アクション監督 - 田渕景也(Gocoo)
* 「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会([[東映]]、[[テレビ朝日]]、[[アサツー ディ・ケイ]]、[[バンダイ]])
* 監督 - [[石田秀範]]、[[田崎竜太|田﨑竜太]]、[[金田治]]([[ジャパンアクションエンタープライズ]])
* Powered by Amazon プライム・ビデオ
== 主題歌 ==
; 「Armour Zone」(シーズン1)
: 作
: シーズン1Episode6、シーズン2Episode8では挿入歌として使用。
; 「DIE SET DOWN」(シーズン2)
: 作
== 各話リスト ==
1,006 ⟶ 1,017行目:
| 編集 = [[大畑英亮]]
| 制作会社 = [[東映テレビ・プロダクション]]
| 製作会社 = <!-- 劇場版「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 -->
| 配給 = {{要出典|[[東映]]||date=2020年4月28日}}
| 公開 = {{flagicon|JPN}} [[2018年]][[5月19日]]
1,043 ⟶ 1,054行目:
==== ストーリー(映画) ====
シーズン2から2年が経過し、4Cによるアマゾン殲滅作戦は佳境を迎えていた。残るアマゾンはオメガ=悠とアルファ=仁の2
一方そのころ、4Cの代表である橘は政治家に取り入り新たな計画を実行に移そうとしていた。それは何とアマゾンを家畜として生産し、富豪たちに最高の食材として提供する'''アマゾン畜産計画'''。そしてそのアマゾンとは、まさに悠たちが身を隠している切子聖園の子供たちだったのだ。
1,051 ⟶ 1,062行目:
==== 登場人物(映画) ====
; {{anchor|御堂英之助|{{読み仮名|御堂 英之助|みどう えいのすけ}} / [[#仮面ライダーアマゾンネオアルファ|仮面ライダーアマゾンネオアルファ]]}}
: 切子聖園と呼ばれる養護施設の園長。
: 無用な詮索を好まず、悠が食人を行わないアマゾンであると知った時も
: その正体はアマゾン畜産計画を立案・実行していた生物学者{{R|UYB19}}。
:* 当初の設定であった園長と店長という二つの設定を一つにあわせたものになっている{{R|公式完全読本56}}。脚本の高橋の、悠がアマゾンを「守る」人、仁がアマゾンを「殺す」「壊す」人、という解釈からアマゾンをあくまでも家畜として「活かす」人であり{{R|PAN高橋}}{{efn|高橋は御堂が仁の伝説を追っていたため、自分なりのやり方で彼を超えようとしたと語っている{{R|PAN高橋}}。}}、ヤバい倫理観の人たちの集まりである『アマゾンズ』の世界で、人類の中で常識を背負った人と位置づけられており、人類が日常的に育てた肉を食べている問題を背負っているが、本作品では「悪」としての属性を際立たせたキャラクターとして設定している{{R|公式完全読本64}}。また、人間を襲っていた怪人的な存在のアマゾンが、本作品では畜産されたアマゾンが可哀相であり、それを利用する人間に悪を感じさせるのが本作品のテーマであり、本作品が悠と仁の決着を描くストーリーのため、分かりやすい悪役の役割を担う部分も描いている{{R|公式完全読本64}}。アルファとの決戦ではスペックに差があるため、アルファが必殺技を最後ではなくいきなり使って逆転されるものとなった{{R|PAN岩上}}。当初はアルファに体を貫かれた後は縦に大切断で切り裂かれるというものだったが、遺体を悠が目撃するシーンがあったことから見送られた{{R|PAN岩上}}。
:* 特殊な状況下に置かれている施設の子供たちとの対比から、ごく普通に見える少年少女に対して「見るからに悪い人」にするため、鋭い眼光で常軌を逸した雰囲気の出せる姜が選ばれた{{R|PAN石田}}。
:* 御堂を演じる姜は、当初は本性を隠している際には優しく接する感じで演じていようとしていたが、監督の石田から一貫して冷徹な人物として演じ、分かりやすい芝居はしないように言われたという{{R|PAN姜}}。
; ムク / リスアマゾン
: 切子聖園で生活している少女。ナンバー69。穏やかな性格で、4Cに追われていた悠と美月を匿い施設で共に過ごすことを提案する。自分たちを「幸せを運ぶ天使」と自認している。
: 自分が家畜として作られた存在であることも受け入れており、それに対する疑問も抱かず「誰かの命になって役に立てるのなら構わない」と生に対する執着を見せず、悠を困惑させるが、彼と出会ったことやアマゾン畜産計画の犠牲となった仲間を見たことで信念が揺らぎ、アマゾン化してしまう{{R|PAN|UYB19}}。
:* 悠自らが課した
; ゴロウ
: 切子聖園で生活している少年。ナンバー56。ムクと同日に新しい家族に迎え入れられる{{R|PAN}}。
; ハイチ
: 切子聖園で生活している幼い少年。ナンバー81。他者を人見知りし、挨拶もおぼつかない態度を見せるが、美月と打ち解けるなど心根は悪くない。
: 本性を現したネオアルファに追われたため、地下礼拝堂の創造主に救いを求める{{R|PAN}}。
:* 切子聖園の子供たちの名前の由来は腕輪にある家畜としての「番号」から来ており、そのまま数字が生まれた順番となっているため、一番幼いものとなっている{{R|PAN高橋}}。
; ミナ、サンゴ、ヨージ
: 施設から脱走し、廃屋に潜んでいた子供たち{{R|PAN}}。ミナはリーダー格の少女、サンゴはまともに動けないほどに衰弱した少年、ヨージは最も幼い少年。ナンバーは順に37、35、42。いずれもアマゾン態に変身できるが人間を食べた経験はない。
: 偶然迷い込んだ駆除班を襲撃し、拘束する。
; イツミ
: 切子聖園の園児。ナンバー53。悠と美月が保護された日の翌朝、品の良い老夫婦に迎えられる{{R|PAN}}。
; {{読み仮名|佐古島 晋作|さこじま しんさく}}
: 橘が接触した有力政治家。アマゾン畜産計画を円滑に進めようとする橘から村の視察を進言される。
==== 仮面ライダー(映画) ====
1,089 ⟶ 1,104行目:
:: ネオやニューオメガの変身の際に使用されているドライバーと同型だが、変身後に腰部に出現し、武装の生成と必殺技発動時のみに使用される{{R|HH8}}。音声はネオと同じく「ネ・オ」。
:; ネオアルファスイーパー
:: ネオアマゾンズドライバーのインジェクターを押し込むことで右腕部分が変質した専用武装。アマゾン細胞弾を毎分6600発連射する実弾兵器'''スイープガン'''と'''スイープソー'''(チェーンソー)が一体化しており、間合いを問わない万能さを発揮する{{R|PAN|UYB19}}。
::* 凶悪な武器というオーダーからチェーンソーにガトリングガンを合わせたものに決まった{{R|公式完全読本96}}。
==== アマゾン(映画) ====
本作品に登場するアマゾンは、切子聖園の地下礼拝堂にいる創造主から生み出され{{R|PAN}}、共通して腕に個体識別番号の腕輪を装着している。
* 少ししか登場しないもののため、一目見ただけで大きくシルエットを違くしたり、何の生物モチーフか分かるようにしている{{R|公式完全読本96}}。また、スーツは共通して既存のアマゾンのスーツを改造したものとなっているが、素体が同じアマゾンは同時に登場させることが出来ないため、それぞれ別の場面で登場させている{{R|公式完全読本96}}。腕輪は、畜産されている牛や豚が番号が付いた識別用のタグを付けていることから、番号で整理されているイメージを付けるために設定され{{R|公式完全読本64}}、プロップは役者用とスーツ用の2種類が用意され、新しいものと使い古されたものとその中間の3段階のウェザリングがされている{{R|公式完全読本96}}。
; バッファローアマゾン
: 突如として切子聖園を襲撃した[[バッファロー]]型のアマゾン。施設の出身者である可能性がある{{R|PAN|UYB19}}。
: 最期は、ネオアルファのキックによって頭部を粉砕され、絶命する。
:* スーツはゾウアマゾンの改造で、バッファローモチーフのため、腰に革布を巻いている{{R|公式完全読本96}}。
; サメアマゾン
: 突如として切子聖園を襲撃した[[サメ]]型のアマゾン。水中での戦いを得意としているが{{R|PAN}}、劇中では地面を泳ぐように移動する能力を見せた。施設の出身者である可能性がある{{R|PAN|UYB19}}。
: 最期は、ニューオメガに頭部を引き抜かれ、絶命する。
:* スーツはゾウムシアマゾンの改造で、上半身にサメと同じ生物種の[[エイ]]のニュアンスを入れた肩アーマーを装着しており、過去にデザインの小林が担当していた『[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]』のゲキシャークトージャを参考にデザインされた{{R|公式完全読本96}}。
; ウミヘビアマゾン
: ミナが変身する[[ウミヘビ]]型のアマゾン。ウミヘビに似た右腕を伸張させて捕縛し、しなやかな両脚で敵を締め上げる攻撃を行う{{R|PAN}}。
:* 素体アマゾンの全身に長いウミヘビを1匹巻き付けたデザインにしている{{R|公式完全読本96}}。
; トラアマゾン
: サンゴが変身する[[トラ]]型のアマゾン。黄色い皮膚を持ち、鋭い爪と牙で敏捷性を活かした素早い接近戦を得意とする{{R|PAN|UYB19}}。
:* スーツはゾウアマゾンの改造で、トラモチーフのため、上半身にに毛皮を巻いている{{R|公式完全読本96}}。
; カミツキガメアマゾン
: ヨージが変身する[[カミツキガメ]]型のアマゾン。強靭な顎と強固な甲羅を持ち、皮膚は弾丸を弾くなど攻防に秀でている{{R|PAN|UYB19}}。
:* スーツはゾウムシアマゾンの改造で、スーツをカメの緑ではなくダークレッドに塗りなおすことでスーツを共用しているサメアマゾンとも違和感がない色にしている{{R|公式完全読本96}}。
; リスアマゾン
: ムクが変身する[[リス]]型のアマゾン。
:* ニートンブーツを履かせることで可愛らしさを出している{{R|公式完全読本96}}。
==== キャスト(映画) ====
<!-- 映画クレジット順 -->
* 水澤悠
* 鷹山仁
* 水澤美月 - [[武田玲奈]]
* 泉七羽 - [[東亜優]]
1,130 ⟶ 1,145行目:
* 福田耕太 - [[田邊和也]]
* 三崎一也 - 勝也
* 御堂英之助
* ムク
* イツミ - [[岡本莉音]]<ref>{{Twitter status2|okamotorion0512|969885498977148928|4=@okamotorion0512の2018年3月3日のツイート|5=2018年3月22日}}</ref>
* ゴロウ - 奥田夢叶
* ハイチ - [[大西統眞]]<ref>{{Twitter status2|TomaOnishi|969731353699692545|4=@TomaOnishiの2018年3月2日のツイート|5=2018年3月22日}}</ref>
* 佐古島晋作 - [[嶋崎伸夫]]
* ミナ
* サンゴ
* ヨージ
* [[国枝量平]]、[[角南範子]]
* 女性職員{{efn|name="noname"}} - [[うえのやまさおり]]<ref>{{Twitter status2|SaoriUenoyama|969711256511840257|4=@SaoriUenoyamaの2018年3月2日のツイート|5=2018年3月22日}}</ref>
* 酒井晴人、[[和田サトシ]]、オカモトジョージ、[[加藤四朗]]、鶴谷嵐
* 橘雄悟 - [[神尾佑]]
* 水澤令華 - [[加藤貴子 (女優)|加藤貴子]]
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==== スーツアクター(映画) ====
*
*
*
* リスアマゾン{{R|UYB19}} - [[石井靖見]]
* ウミヘビアマゾン{{R|movie-2|UYB19}} - 高岢百花
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==== スタッフ(映画) ====
<!-- 映画クレジット順 -->
* 原作
* 脚本
* 監修
* 音楽
* 製作
* 企画
* 撮影
* 照明
* 録音
* 美術
* 編集
* スクリプター
* 助監督
* 制作担当
* ラインプロデューサー
* Bカメラ・計測
*
*
* 撮影助手
* 照明助手
* 録音助手
* 絵コンテ
* 制作デスク
* 進行主任
* 進行
* アクションコーディネーター
* カースタント&コーディネーター
* 装飾
* 小道具
* セット付
* 衣裳
* ヘアメイク
* キャラクター管理
* 操演
* 助監督
* キャラクターデザイン
* キャラクター&クリーチャーデザイン
* デザイン協力
* 資料担当
* 造型
* リレコーディングミキサー
* 選曲
* 音響効果
* テクニカルコーディネーター
*
* カラリスト
* DCPパッケージ
* 編集助手
* ダビングエンジニア
* 音響効果応援
* 技術運営 - 八木明広
* 技術コンダクター
* 仕上進行
* 視覚効果
** VFXスーパーバイザー
** VFXコーディネーター
*** [[日本映像クリエイティブ]]
**** VFXアーティスト
*** [[マリンポスト]]
**** VFXアーティスト
*** 林デジタル工務店
**** プロダクションマネージャー
**** VFXアーティスト
*** アンダーグラフ
**** VFXディレクター
**** VFXアーティスト
* 宣伝プロデューサー
* 広報
* 宣伝
* 音楽プロデュース
* 劇場版「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会
* 製作プロダクション
* スーパーバイザー
* プロデュース
* アクション監督
* 監督
==== 主題歌(映画) ====
; 「EAT,KILL ALL」
: 作
==== BD / DVD(映画) ====
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== Web動画 ==
; 4分でわかる仮面ライダーアマゾンズ
: YouTube 東映映画チャンネルで配信のWeb動画で、
== 漫画 ==
1,340 ⟶ 1,350行目:
==== 登場人物(蛍火) ====
; {{読み仮名|反町 昇|そりまち しょう}} / ホタルアマゾン(雄)
:
: トラロックの決行日に外に出ていたため対アマゾン用ガスを浴びるが数日後に完治。事件を機に食人衝動が反転し、
; {{読み仮名|飯柴 紬|いいしば つむぎ}} / ホタルアマゾン(雌)
:
; {{読み仮名|誠司|せいじ}} / カブトガニアマゾン
: 野座間製薬から逃走したアマゾンの一体。昇、紬らと共に生活する。弁当屋で働く。
1,353 ⟶ 1,363行目:
==== アマゾン(蛍火) ====
; ホタルアマゾン雄 / 雌
: ランク不明。昇と紬のアマゾン体。雄は長く雌は短い触角と複眼が特徴的で、胸の発光器官を光らせて相手を撹乱する。昇は人間の遺体から摘出した脳の一部を移植している。
; カブトガニアマゾン
1,361 ⟶ 1,371行目:
; コウモリアマゾン(蛍火)
: ランク不明。トラロック決行日に昇と接触し生き延びた板野のアマゾン体。昇に移植された海馬体の持ち主だった男の兄弟を襲って食べたことで昇がアマゾンを食べるきっかけを作る。
; オシドリアマゾン雄 / 雌
: ランク不明。本作品初出のアマゾン。トラロックから生き延びた1000体のアマゾン体のうちの二体。乳児院から複数の赤子を連れ去り、そのうちの一人を食していた。
: 雄は駆除班によって駆除され、逃げ延びた雌は昇に殺され食べられている。
; クモアマゾン(蛍火)
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{{Reflist
|refs=
<ref name="覚醒">『劇場版 仮面ライダーアマゾンズSeason1 覚醒』エンドロールより。</ref>
<ref name="輪廻">『劇場版 仮面ライダーアマゾンズSeason2 輪廻』エンドロールより。</ref>
<ref name="PAN">{{Harvnb|パンフレット|2018}}</ref>
<ref name="PAN姜">{{Harvnb|パンフレット|2018|loc=「インタビュー 御堂英之助役 姜暢雄」}}</ref>
<ref name="movie-2">{{Harvnb|パンフレット|2018|loc=「インタビュー アクション監督/仮面ライダーアマゾンオメガ役 藤井祐伍」}}</ref>
<ref name="PAN岩上">{{Harvnb|パンフレット|2018|loc=「インタビュー 仮面ライダーアマゾンアルファ役 岩上弘数」}}</ref>
<ref name="PAN高橋">{{Harvnb|パンフレット|2018|loc=「インタビュー 脚本 高橋悠也」}}</ref>
<ref name="PAN石田">{{Harvnb|パンフレット|2018|loc=「インタビュー 監督 石田秀範」}}</ref>
<ref name="別冊宝島">{{Harvnb|別冊宝島|2016|pp=36-39|loc=取材・構成 トヨタトモヒサ「AMAZONS PRODUCER INTERVIEW [[白倉伸一郎]] 『アマゾン』から『アマゾンズ』へ」}}</ref>
<ref name="公式完全読本56">{{Harvnb|公式完全読本|2018|pp=56-59|loc=「AMAZONS STAFF INTERVIEW 白倉伸一郎×武部直美」}}</ref>
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