「リュテュフィ・ジェリール級装甲艦」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
49行目:
 
== 艦形 ==
[[File:Ottoman Ironclad Hıfz-ur Rahman-91242---0011.jpg|thumb|left|250px|写真は「フフズ・ラフマーン (Hifzi Rahman)」。低乾舷の船体にスリットの入った砲塔が乗っている。]]
 
 
船体の基本構造は3本の[[マスト]]と船体中央部に[[艦橋]]と一本[[煙突]]を持つターレット形式モニター艦として建造された。艦首水面下に[[衝角]]を持ち、沿岸に接近して支援砲撃ができるように吃水の浅い船型が選択されたが、外洋航行もこなせるように艦首に船首楼と船尾楼を設けて船体中央部よりも乾舷を高くして凌波性を向上させていた。舷側は船体中央部の甲板よりも高くされたが、砲塔の側面部の波除けであるブルワーク(bulwark)は戦闘時には下側へ倒して射界を狭めないようにする工夫がされていた。同様の形式は[[ペルー海軍]]の「[[ワスカル (装甲艦)|ワスカル]]」が先に採用している。