「舞姫 テレプシコーラ」の版間の差分

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: 中学生になった六花は振付に興味を持つようになる。彼女の[[コリオグラファー]](振付家)としての天分を見抜いた富樫により、六花は本公演のクララ役に抜擢され、重圧に翻弄されながらもクララを見事に踊りきり、その経験を自らの力とした。果たして彼女は一流になることができるのか。バレエに対する情熱と自分自身に対する不安。バレエダンサーを目指す者特有の壁が立ちはだかる。
; 第2部
: 六花は高校1年生になり、[[ローザンヌ国際バレエコンクール|ローザンヌ]]のビデオ審査を通過し、同じく審査を通過した茜や他の参加者共々[[成田空港]]に集っていた。六花は前年秋の[[ユース・アメリカ・グランプリ]](YAGP)日本予選でもシニア3位、決選出場権を獲得するまでになっていた。
: 千花の夢と共にローザンヌに挑戦すると決意した六花。ところが、雪によるフライト欠航の影響で一行は予定を大幅に遅れ前日深夜に何とかローザンヌ入り。そして翌朝、ローザンヌ・コンクールが始まった。コンテンポラリー重視・男性ダンサー優先の評価基準や、レッスン審査で突然即興演技を命じられるなど、以前とは様変わりしたコンクールに戸惑う参加者達。ずば抜けた身体能力と超絶技巧を持つ少女・ローラの登場。クラシックに絶対の自信を持っていた参加者のほとんどが準決選で落選するという大波乱。そして決選の審査結果は誰もが驚く意外なものだった。