「九等官」の版間の差分

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== 異説 ==
[[ニコライ・ゴーゴリ|ゴーゴリ]]の「[[外套 (小説)|外套]]」の主人公であるアカーキイ・アカーキエウィッチについて作中では明確な階級が示されておらず、最底辺の階級ように書かれているが「пряжку в петлицу да нажил геморрой в поясницу」と書かれており、これは第9等の階級の記章を表現している。このためアカーキイ・アカーキエウィッチは第9等の階級であると認識されていることが一般的だが、仕事ぶりや貧困描写は最底辺の第14等であるかのように書かれている矛盾がある。ニコライ・ゴーゴリの他の作品である「死せる魂」と「検査官」では最底辺の男が[[ロシア市民階級第14等]]として書かれている。
[[ニコライ・ゴーゴリ|ゴーゴリ]]自身は[[ロシア市民階級第14等]]の役人として働いていた経験があり「[[外套 (小説)|外套]]」の描写はこの時代の経験を反映していると言われている。
 
== リファレンス ==